主に昭和３０～４０年代のヒット曲を題材にして作られたオムニバス映画。
まあ１０本？もあれば、当たりハズレがあるんですけど、「逢いたくて逢いたくて」「ラブユー東京」は面白かったです。他には「小指の思い出」の大杉漣さんとか蛭子監督の「いとしのマックス」は、なにか弾けていて印象に残ります。それと２作品に出ていた鈴木ヒロミツさんですが、医者役のときの台詞を聞くとなんか悲しくなりました。
あっ！そうそう、「女のみち」の宮史郎はおもろかった＾＾見てるこっちも歌詞が思い出せなかったもんなぁ・・・＾＾
「ザンゲの値打ちもない」の余さん、カッコイイ。
韓国から日本に来た高校生が偶然知り合った同じ学校の女子校生と恋に落ちるが・・・女子高生には人には言えない事情があり・・・。この２人はどうなってしまうのか？
まぁ韓流の映画にはよくありがちなパターンの話なんですが、主役の２人、イ・ジュンギと宮崎あおいに勢いがあるし、特に宮崎あおいがさすがに天才女優の片鱗を見せています（特に高校生と２年後に違いがはっきりとでてるし、最初違和感があった京都弁も最後の頃にはなんの違和感もなくなってましたし、なにか事情をかかえている時の表情はさすがだとおもいましたね）。
ただ、韓流にありがちな伏線が弱かったり、偶然が続きすぎる都合のいい展開が多かったりして、それがすこし問題・・・・・でも宮崎あおいを見るだけで充分価値があると思いますよ。（やっぱりこの子はスクリーンで見たほうがいい！）
なんか豪華出演者によるB級映画だわ～。
別に焼肉で料理対決をしなくてもとは思うんだけど、それこそ赤肉だろうが白肉だろうが美味しけりゃいいわけで・・・なんて話自体がバカバカしいのに、さらにその上をいく出演者の妙な豪華さ・・・桃井さんなんかいるだけで凄いし、ましてやトモロウさんとの絡みなんかは別の意味で興味を引くわ！それとムッシュかまやつとトモロウさんのシーンなんかは最高だし、これが遺作となってしまった田村高廣さんが死んでしまうシーンなんて高廣さんがここまでするか？というものでした。あとは津川さんや、倍賞美津子・木下ほうかあたりなんてとっても豪華な端役だわ・・・。
その割には主役があんまり目立ってないんだよなぁ・・・ちょっともったいない映画でした。
