約１０００人の全校生徒が２４時間で８０キロを歩く「歩行祭」・・・高校３年の貴子は人には言えない秘密を抱えながら、この「歩行祭」で自分自身にある賭けをしていた・・・。
いろんなところで賛否両論だったので、ちょっと心配していたのですが、ものすごく良かったです。多部未華子を始めとする主要メンバーはもちろんのこと、エキストラの生徒までもが良かった。話の内容も１日の話とはいえ、いろいろとあり、また軽い謎解きもありで最後まで飽きなかったし、残り２０キロからのあたりからはなんかずっと泣けてきました。
長澤監督ということである程度のいい作品になると思ってましたが、こういうやさしい感じの作品はお手のものという感じです。主人公たちのゴールだけでなく、いろいろとアクセントになった登場人物のゴールをエンドロールで流してくれたのはなんかとっても嬉しかった・・・おそらく観ている自分も同じく参加している気になっていたからだと思う。
こういう行事があると生徒の結束は深まるだろうし、学生時代の思い出には確実になりますね・・・（しかし私は出来たかどうかわからんけど・・・実際に高１の伊吹山登山で足の裏の皮をベロベロにしたことがあるだけに・・・）。
