塩哲の色不異空

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ミュージアム巡り 光悦の大宇宙 扁額 妙法花経寺

2024-07-13 04:52:31 | ミュージアム巡り_2024
 続いて、「扁額 妙法花経寺」(寛永4年・1627、本阿弥光悦筆、木製、
159/242cm、一面、千葉・中山法華経寺所蔵)の大扁額で、額面左下部
分に“鷹峯山 大虛庵光悦”と刻されている。また、額面上には緑青のよ
うなものがあり、妙法花経寺の文字上と額縁部分に黒漆が残って、一
部金もある。
 裏面には墨書による銘文が残され、同寺二十世禅那院日忠上人が扁
額制作の経緯を示し、寛永4年の9月に光悦のよって、父・光仁と母妙
秀の供養のため揮毫された旨が記されている。
 その左側には天保11年の文字があり修繕銘とみられる。さらにそ
の左には、明治9年8月にさらなる修理がなされたことを同寺百十二
世本良院日囚上人が記している。
TNM(台東区上野公園13-9)
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