コロッケ先生の受験日記

伸びる人になるための戦略的受験勉強のお話をしたいと思います。

大学受験では、「何をやるべきか」という部分と、
「どう実行するか」という部分の２点があります。
今日は、「何をやるべきか」という部分についてお話をしたいと思います。

まず、最初に志望大学の過去問を10年分（できれば20年分）用意します。
過去問によって「出題されるのは何か」「出題形式はどうか」
「出題レベルはどの程度か」の３つのポイントを把握します。
この３つのポイントを把握することにより、
受験勉強量を大幅に軽減することができます。

また、過去問により志望校の合格最低点を知ることが大切になります。
大抵の大学の合格ラインは、６０％～７０％です。
国立大学は、もっと低く５０％を少し超えれば合格できる
大学もたくさんあります。例えば、東京大学の文系の場合、
２次試験の合格最低点は、５０％少し越えれば合格できます。

合格最低点を知ることによって、過去問により、
出題されるものと出題形式を把握し、出題レベルをどれだけ
勉強すればいいのかが判断できるのです。
本番の試験で、満点は必要ありません。合格すればいいのです。
これが、戦略的受験勉強の「何をやるべきか」ということです。

なお、過去問利用の詳細な内容については、
ブログの合格のための学習法その④～その⑦を参照してください。


受験を勝ち抜く「根幹」は、いったい何か。
それは、希望です。どこまでも希望に燃えて勉強しぬくことです。
そして、「忍耐」です。どこまでも耐える力です。
そして、「努力また努力」です。頑張れ!!　受験生!!

早稲田合格の極意― 合格する受験戦術（３０）

早稲田大学社会科学部を例にとって、攻略法を説明していきます。

数学（２）

①『カルキュール数学・計算力の向上』シリーズ（駿台文庫）
「数Ⅰ・Ａ」・「数Ⅱ・Ｂ」を使用します。
この参考書によって、ひたすら計算練習を重ねながら、
計算慣れをつくってください。

②『超基礎数学塾・計算で勝つ！』を使用します。
この参考書は、公式や定理を覚えているが、
標準レベルの問題になると計算スピードが極端に遅くなる人や、
計算途中でのミスが多い人に有効な本です。
計算力不足を自覚している人は、この本を必ず使用してください。


③『馬場敬之の合格！数学Ⅰ・Ａ』『馬場敬之の合格！数学Ⅱ・Ｂ』を使用します。
この参考書は、教科書レベル終了から、明治大・青山学院大・立教大・
法政大・中央大・学習院大・関西大・関西学院大・同志社大・立命館大レベル・
早稲田大学社会科学部までの実力が、一気にアップすることができる
優れた本です。豊富なデーターと緻密な分析を基に作られた本で、
解法パターンを詳しく丁寧に解説してあり、安心して学習することができます。
使用期間は、２ヶ月です。

困難は、逃げれば逃げるほど追いかけてくる。
だから立ち向かうしかない。
頑張れ!!受験生!!