意外と知られていないことなのかどうかよく分かりませんけど、車等のスピードメーターには少なからず誤差はあります。
概ね数%の誤差です。
車検の時には40km/hの検査しかありませんが、少しのメーター誤差は認められています。
でも最近の車は、メーターの表示速度が実速度より低い値を表示するのはいけないんでしたっけ?
本題に入ります。
バンディットのメーター誤差がどれくらいあるのか検証してみました。
検証に使うのは、自転車用のサイクルコンピュータです。
10年ほど前に買って以前ロードバイクに乗っていた時に使っていたものです。
キャットアイのエンデューロ8(CC-ED300)です。
バンディットのフロントタイヤの周長を測ると183㎝でしたので、その値で設定しました。
検出用のマグネットはディスクローターに強力両面テープで貼り付けました。(当然ブレーキパッドが当たらない箇所に)
実際走ってみると、サイクルコンピューターの方がバンディットのメーターよりも低い速度が表示されます。
バンディットのメーターが40㎞/hの時、約38km/h
〃 50㎞/hの時、 47km/h
〃 60km/hの時、 56km/h
〃 70㎞/hの時、 66km/h
とこんな感じでした。
上記の感じだと、誤差は5~6%程度のようです。
サイクルコンピュータの表示速度の誤差が±1km/h(メーカーHPより)で、タイヤ周長の測定誤差も含めると、あくまでも参考値です。
この他にナビ等のGPSで速度を測るという手もあります。
これもどこまで正確かどうか不明ですが、車体のメーターよりも低い数字が出るはずです。
余談ですが、パトカーや白バイの追尾式取締で使用する違反速度計測用のメーター(ストップメーター)も、実際のスピードメーターとは違う値が表示されます。
↓YouTubeの某動画からの切り抜きです。車体のメーターパネルの速度より、ストップメーターの速度の方が低く表示されています。
↑ 210系のクラウンのパトカーで、ハンドルの向こうのメーターパネルの速度計はほぼ180km/hを指しています。
一方ストップメーター(画像では赤色の液晶)は約165km/hの表示です。(違反車に追いつこうとしている最中なのでかなりの速度です)
↑同型の210系クラウンのメーターパネルの引用です。数字は20km/h刻みであり、最高は180km/h表示です。
もう一つ
車体のメーターは約50㎞/hですがストップメーターは43km/h表示です。
↑同型の200系クラウンのメーター画像の引用です。
違反車を追尾し測定するときの僅かな速度差から生まれる測定誤差を考慮して、実際の速度より少し低い値が出るのかどうかまでは不明ですが。
違反速度を決めるためのストップメーターを止める操作は、警官の手によって操作されますから、必ずしも正確とは言えません。
一番上の切り抜いた動画では、80㎞/h制限の高速道路で、測定速度は107km/hの27km/h超過の違反でした。
107km/hでストップメーターを止めていましたけれど、あれは正確に追尾して測定した速度ではありません。
実際動画があって見たら分かると思いますが、違反車に追いついてサイレンを鳴らして、違反者が気づいて減速している最中にストップメーターを止めて27km/h超過にしている様子でした。
まぁ、、、おまけみたいなものでしょう。
それか速度を測定するのも危険と判断して早く減速させたのかもしれませんが。
実際そういうことはあるらしいですよ。
「らしい」ですけど。
上記のメーター誤差とかのレベルでなく、一般道を明らかに免停になる速度(30km/h超過)で走っていたのに、免停にならないギリギリの29km/h超過で済んだとか。
反則金でなく罰金となり手続きも変わって面倒だから、反則金で済むようにしているだとかって一部で言われている「らしい」ですが。
逆にきちんと後方で測定できていないのに速度違反で切符を切られたとかもありますね。
最近はドライブレコーダーを付けている車も多いですから、後方撮影できる機種だと、後ろでどういう測定をされたかもある程度は分かると思います。
でも違反切符にサインしてしまうと違反を認めたという結果になってしまうので、後からドライブレコーダーを確認して「きちんと測定していないじゃないか」と文句を言っても手遅れでしょう。
↓さらに余談ですが、時々通る広島の高速隊には210系の覆面クラウンがあるみたいですね。
まだ実物を見たことはないので気付ける自信はないです。
広島県警高速隊に密着! 2017年10月
しかしテレビで違反点数を「減点」と報道しているのにはどうかと思いますね…。
というか余談のほうが長くなってしまったようですので、ここで区切ります。
概ね数%の誤差です。
車検の時には40km/hの検査しかありませんが、少しのメーター誤差は認められています。
でも最近の車は、メーターの表示速度が実速度より低い値を表示するのはいけないんでしたっけ?
本題に入ります。
バンディットのメーター誤差がどれくらいあるのか検証してみました。
検証に使うのは、自転車用のサイクルコンピュータです。
10年ほど前に買って以前ロードバイクに乗っていた時に使っていたものです。
キャットアイのエンデューロ8(CC-ED300)です。
バンディットのフロントタイヤの周長を測ると183㎝でしたので、その値で設定しました。
検出用のマグネットはディスクローターに強力両面テープで貼り付けました。(当然ブレーキパッドが当たらない箇所に)
実際走ってみると、サイクルコンピューターの方がバンディットのメーターよりも低い速度が表示されます。
バンディットのメーターが40㎞/hの時、約38km/h
〃 50㎞/hの時、 47km/h
〃 60km/hの時、 56km/h
〃 70㎞/hの時、 66km/h
とこんな感じでした。
上記の感じだと、誤差は5~6%程度のようです。
サイクルコンピュータの表示速度の誤差が±1km/h(メーカーHPより)で、タイヤ周長の測定誤差も含めると、あくまでも参考値です。
この他にナビ等のGPSで速度を測るという手もあります。
これもどこまで正確かどうか不明ですが、車体のメーターよりも低い数字が出るはずです。
余談ですが、パトカーや白バイの追尾式取締で使用する違反速度計測用のメーター(ストップメーター)も、実際のスピードメーターとは違う値が表示されます。
↓YouTubeの某動画からの切り抜きです。車体のメーターパネルの速度より、ストップメーターの速度の方が低く表示されています。
↑ 210系のクラウンのパトカーで、ハンドルの向こうのメーターパネルの速度計はほぼ180km/hを指しています。
一方ストップメーター(画像では赤色の液晶)は約165km/hの表示です。(違反車に追いつこうとしている最中なのでかなりの速度です)
↑同型の210系クラウンのメーターパネルの引用です。数字は20km/h刻みであり、最高は180km/h表示です。
もう一つ
車体のメーターは約50㎞/hですがストップメーターは43km/h表示です。
↑同型の200系クラウンのメーター画像の引用です。
違反車を追尾し測定するときの僅かな速度差から生まれる測定誤差を考慮して、実際の速度より少し低い値が出るのかどうかまでは不明ですが。
違反速度を決めるためのストップメーターを止める操作は、警官の手によって操作されますから、必ずしも正確とは言えません。
一番上の切り抜いた動画では、80㎞/h制限の高速道路で、測定速度は107km/hの27km/h超過の違反でした。
107km/hでストップメーターを止めていましたけれど、あれは正確に追尾して測定した速度ではありません。
実際動画があって見たら分かると思いますが、違反車に追いついてサイレンを鳴らして、違反者が気づいて減速している最中にストップメーターを止めて27km/h超過にしている様子でした。
まぁ、、、おまけみたいなものでしょう。
それか速度を測定するのも危険と判断して早く減速させたのかもしれませんが。
実際そういうことはあるらしいですよ。
「らしい」ですけど。
上記のメーター誤差とかのレベルでなく、一般道を明らかに免停になる速度(30km/h超過)で走っていたのに、免停にならないギリギリの29km/h超過で済んだとか。
反則金でなく罰金となり手続きも変わって面倒だから、反則金で済むようにしているだとかって一部で言われている「らしい」ですが。
逆にきちんと後方で測定できていないのに速度違反で切符を切られたとかもありますね。
最近はドライブレコーダーを付けている車も多いですから、後方撮影できる機種だと、後ろでどういう測定をされたかもある程度は分かると思います。
でも違反切符にサインしてしまうと違反を認めたという結果になってしまうので、後からドライブレコーダーを確認して「きちんと測定していないじゃないか」と文句を言っても手遅れでしょう。
↓さらに余談ですが、時々通る広島の高速隊には210系の覆面クラウンがあるみたいですね。
まだ実物を見たことはないので気付ける自信はないです。
広島県警高速隊に密着! 2017年10月
しかしテレビで違反点数を「減点」と報道しているのにはどうかと思いますね…。
というか余談のほうが長くなってしまったようですので、ここで区切ります。