南投縣の観光地日月潭。その西南に「頭社」という集落があります。この頭社という地域がなかなか面白そうなので訪ねてみました。
まずはこちら、頭社泥碳土体験区と書かれた看板発見!いったいこれは何?
辺りは一面の草むらで、特に変わった所とは思えないのですが・・・
ガイドのおじさんの話によりますと、ここの土を踏むとふにゃふにゃっとして、地面がゆらゆら揺れる感じがすると言うのです。
そこで、その場でジャンプしてみたら、確かにふにゃっとした感覚がしました。残念ながら、ちょうど行ったときは体験区の整理中で、しかも好天が続いていたため、ふにゃふにゃ感ははっきりしたものではありませんでした。雨の多い季節の時のほうが、ふにゃふにゃ感がわかりやすいらしいです。
ここは「活盆地」とか「泥盆地」とも言われる特殊なエリアだそうです。今回はそのすごさをじゅうぶんに見られなかったのですが、実際はこんなふうです。
頭社には、ほかにも昔ながらの洗濯場がありました。湧き出て、流れてくる水を利用した公共の洗濯場が、台湾には残っている所があるのですが、この地域もその一つ。
ほら、洗濯板が突き出していて並んでいるでしょ。
今はほとんど使われていないようでした。
この集落では家の壁などにきれいな絵が描かれています。例えばこちらのお宅の壁には、ほら、レールを滑りながら木を運ぶ男の人の姿が。
そして、ここのお宅などは壁全体に美しい絵が!!!
こちらのお宅の壁にはヘチマの絵!そうなんです、この辺りではヘチマを作っている畑が多いんです。
こちらは農作業をしてるのでしょうか。
楽しそうにお餅つきをしているのもありました。
どの絵にも共通しているのは、暮らしの絵であるということと、背景が明るい水色に統一されていることです。
この風景画も美しいですよね。
日月潭へ行ったら、ちょっと足を伸ばして頭社へも訪れてみては如何でしょうか。
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