廬山温泉街から北東の方角約1.5キロあたりに、面白い野渓温泉があると聞き、そこにもトライしてみました!廬山から14号線をそのまま東に奥へと進みます。目印はこの赤い服を着た女性の壁画。これが見えてきたらちょっと注意してください。
この壁画から少し行くと、こんな場所に出てきます。写真ではわかりにくいかもしれませんが、ここで14号線を外れ、電柱がある方向の下り坂の道を行きます。産業道路になっていて、道幅が狭いのでご注意を。
いいお天気でしたので辺りの景色は抜群によく、山の緑が美しい~~!!
この辺りの名産、桃も木にたくさんなっていました。
ほら、きれいなピンク色の実をつけています~!
更に道を下っていくと分かれ道になっていました。向かって左の方の道を進んでくださ~い。
しばらく行きますと、また道が分かれています。今度は向かって右の道、建物がある方の道を進みましょう。
ずんずん道を下って行って突き当たった川がこちら。塔羅灣渓という川です。あ、この緑の橋は渡らずに、下手の方から川を渡ってくださいね。
もうすでにこちらでキャンプしているグループもいました。皆さんキャンプしがてら、川の温泉で遊んでいる模様。
その温泉というのがこちら!これが精英温泉(塔羅灣温泉)です!ここの川底から温泉が湧き出ているんです!!
パラソルを用意してすっかり野渓温泉を楽しんでいるようですが、お湯加減はどうなんでしょうか?ちょっと足をつけてみると、あちちちちちちちち!!!!!あっつー!熱い熱い!!
するとすでに川の中に入っていた子どもたちが
「よくかきまぜたら大丈夫だよ~。」
って教えてくれました。
キャンプをしていた方々が、水着に着替えるならテントを使って、と言ってくださったので、遠慮なくお借りすることにしました。
では、入ってみましょう!かき混ぜながら入っていくと、うん、本当にちょうどいいお湯加減です。だけど、かき混ぜるのをやめると、またすぐに熱いお湯が川上の方から流れてくるので、絶えずかき混ぜていなければなりません。手足を川の中で動かしながらの入浴です。いやあ~、これ、面白いです!!
ところで、温泉はいったいどこから湧き出ているんでしょうか。どうもこの石の下辺りからのようなんです・・・それにしてもかき混ぜ続けていないと、かなり熱いお湯が流れてくるのですから、源泉温度はかなり高いと思われます。
大人も子供も川に体をつけて野渓温泉を楽しみます。が、ずっと寝ころんでいたら、熱いお湯がどどどどどどっとやって来ますので、常に手足は動かしていなければなりません。
青い空、緑に聳える山々、きれいな川の流れ!大自然を眺めながら自然の温泉に浸かるのは最高です!
小一時間ほど精英温泉を楽しんであがりましたが、後に残った男の子がずっと手足を動かしてお湯をかき混ぜながら、まだ一人で温泉浴を続けていました。
しかもキャンプのお風呂に入れないという難点をclearし、且、楽しいという。
こうしてみると、台湾は本当に温泉が点在してるんですね。しみじみ。
コメント謝謝です~!!
ここは面白い野渓温泉でした。
熱いお湯が川底からどんどん湧き出していて、かなりワイルドな入浴となりました。
台湾にはたくさんの温泉がありますが、そのほとんどは日本時代に日本人が開発したものだそうです。
ただ、昔から山里に住む原住民が入浴していたような野渓温泉もあり、そういうのがあちこちにあって、訪ねて歩くのも楽しいですね。