
久しぶりに鶯歌へ行きました。鶯歌は陶器の町として有名で、日本人も訪れる観光スポットにもなっています。

鶯歌「老街」はここ2,3年でお店の数が増えたような感じでした。休日にはお客さんも多く、賑やかなスポットになります。レストランも7,8年前には「老街」沿いにはそんなになかったのが、今では多くなったようです。



「老街」を歩けば至る所に食器が売っています。

急須やコップの類も多く見られます。

砂糖壺とマグカップ!コップの蓋もいろいろあります。

風水を気にする台湾ならではのインテリア、「時来運傳」もたくさんありました!
以前と変わらないのは鶯歌商法とでも言いましょうか、食事をしたらサービスに食器をプレゼントしてもらえること。今回は葉っぱの形の小皿一枚と、小さめの四角い皿を2枚選んでもらいました。だけど、もっと前は大きい丼なんかをくれたんですが、そんな大きい食器は置いていなかったなあ。ま、大きすぎると重いし、持って帰りにくいからかえって敬遠されるのかもしれません。

写真はおもしろい丼に入った牛肉麺です。

また、大きいお店の中では食器の手作り教室があり、ちびっ子達がろくろ回しに挑戦していました。う~ん、皆さん真剣な表情。

子どもも大人も皆真剣に作品作り。
このように鶯歌は陶器に溢れた楽しい町ですが、実のところこれらの陶器の多くは中国から輸入されたものだそうです。最近鶯歌では陶器の職人さんの数が減り、量産は難しいとのこと。本当の鶯歌陶器は結構値が張るんだそうです。だけど、中国からの輸入物なら手頃な値段で買えるし、数も多いし、観光地としてやっていくにはこうするのも一つの「手」なんでしょうね。ですから、本物の“鶯歌”を買うなら、店員さんによく聞かないといけないらしいです。

最後にご紹介するのはもう一つの鶯歌名物、「阿婆寿司」。いなり寿司や海苔巻きのお寿司、味噌汁、茶碗蒸しなどを売るお店です。台湾の人も日本時代の影響でいなり寿司や巻きずしが大好き。そんなわけで庶民的なお寿司を販売しているこのお店も有名になりました。我が家も買ってみましたが、いろいろなお寿司を知っている日本人にとっては『まあまあかな』という感想。お味は確かに懐かしい味わいで、日本人にもOKでしょう。
