
集集線の列車に乗るために車埕駅を訪れました。まずは列車が来るまで、駅周辺を散策してみました。もともと集集線は材木を運ぶのに作ったというだけあって、車埕駅には木にちなんだものがたくさんありました。

駅の近所にはお土産物屋さんが並んでいました。ここは「明信片」と書いてあるのではがきを売っているんでしょうね。木製のはがきって、ちょっと珍しいですね。

ここは冷蔵庫に貼る磁石を売るお店!表はやっぱり木製です!

駅の近くに池がありました。この池は「貯木池」だったそうです。車埕駅集落の林業が盛んだった1960年~70年代、運んできた木材をこの池の中に入れて保存したのだそうです。水に浸けることによって木が長持ちするんだとか。そして必要な時に天車(黒い歩道橋のような物体)で木材を吊して列車に乗せ、運んだというわけなのだそうです。

線路の延長戦上に観光用のトロッコがありました。乗れる距離は短くて、ちょっと物足りないかも?

駅の裏手には大きなミュージアムが!倉庫を改良して造られたのだそうです。林業に従事していた頃の人々の生活などが展示されていました。

駅の端っこに階段が!そして階段の最上段は、大きな黒い物体と向き合っています。さて、この不思議な黒い物体は何でしょう?鉄道ファンの方ならご存じですよね。そうです、これは機関車に水を注ぐための給水塔なのでした!

車埕の駅舎はなんとも味のある建物です。木材の町らしく、シブい木造です!

駅舎に入ってみました。すぐに集集線の時刻表が目につきます。

では、そろそろ列車が来ますので、ホームに入りましょう!

さあ、列車が来ました!初めて乗る集集線にわくわく!!

電車のボディにはカラフルなデザインです!わ~い、嬉しい!でも、乗っちゃったらこの絵が見えないのよねえ。

濁水駅まで乗りました。濁水駅の駅舎は車埕駅のと違って、近代的でした。新しそうだったので、921の地震以後、建て替えられたのかもしれません。
楽しい列車の旅を終えて、駅を後にしました。

コメントいただきありがとうございます。
4月にこの辺りに行かれたのですね!
油桐花の時期に行かれたということは、ホント景色がよくて気持ちよかったでしょうね。
集集線は山の中を走る単線なので、窓の外の景色を見ながら電車に揺られていると、楽しいと思います。
私が行った日は休日で、ものすごい観光客であふれかえっていました。
次回は平日に行きたいものです~。