ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

ただ今人気沸騰!豪華バス

2006-03-17 23:43:32 | 生活に関する話題
台湾では中、長距離の高速バス事業の自由化が進んでおり、2列座席で軽食・飲物のサービスが付き、トイレも完備された豪華バスが、大都市間では24時間、頻繁に運行されています。そんな多種多様のバス会社の中でも一番人気といわれるALOHAバス(阿羅哈客運)に乗ったのでした。

バス乗り場は台北市の承徳路。ここには多くのバス会社のステーションがあり、客引き合戦もにぎにぎしく活気が溢れておりました。ALOHAバスは待合室の椅子からして大きなソファー。出発を待つ客に温かいコーヒーのサービスまでありました。男性従業員は黒のタキシード、女性従業員はALOHAバスのカラーでもある緑のツーピースに身を包み、かなり丁寧な対応をしてまれます。あいにくの雨の日だったけどバスの昇降口までビニールシートの簡易屋根がついているので濡れる心配はなし。いやはや聞きしにまさるサービスの良さ。

さていざ出発。バスに乗ってみるとALOHAバスはたったの2列座席。そのかわりひとりひとりの座席がゆったりと大きい総統椅子。そして個人液晶(パーソナルビデオ)もついていてなんとテレビが見られる!テレビゲームもできる!その上座席にはマッサージ機能まで付いており、リモコン操作すると背もたれとふくらはぎを載せている部分に低周波の電流が流れ、ボタン調節でその速度や強弱も変えられるってわけ。またビジネスマンのためなのでしょうか、各座席の脇にはノートパソコン用の電源もありました。

更にこのバスには客室乗務員のお姉ちゃんまで乗っていて、新聞、雑誌を配ってくれたり、おしぼり、お茶、コーヒー、カステラなども持ってきてくれてスチュワーデスさんみたい。飛行機に乗ってるのかと思っちゃうほど。また、台湾のバスは冬でもクーラーがついていることが多く寒いのですが、ALOHAバスでは冬場は毛布のサービスがあります。(寒いんだからクーラーなんかつけなきゃいいんだけどね)

至れり尽くせり、日本では考えられない充実したバスサービスを活用して、貴方も台湾各地へ出かけてみませんか?



お正月の飾り その2

2006-03-17 23:26:57 | 台湾の風習
また、大根も台湾では縁起物。台湾語で大根のことを「ツァイタオ」と言い、「好彩頭」(いいことあるぞー)の彩頭と発音が似ていることから写真のように大根を鉢植え籠盛りにして用いられたりします。お正月らしく赤大根もお目見えしたり。

その他にもお正月に欠かせない植物といえば銀柳(ネコヤナギ)、枝付きの松ぼっくり。大きな花瓶に豪快にイキに飾り付けられます。お正月用には金や銀のスプレーで色づけされているのが主流です。

お正月の飾り その1

2006-03-17 23:20:30 | 台湾の風習
春節前になると市場やスーパー、デパートなどではお正月用品を売り出し、大変にぎやかで活気に満ちています。中でもお花屋さん、果物屋さんでは普段お目にかからないお正月ならではのものが売られており、華やかで見ているだけでも心がウキウキしてきます。台湾ではお正月には装飾用(お供え用)にどんなものを皆さん購入するのでしょうか。

果物屋さんで目に付くのはまずパイナップル。いつも売っているパイナップルと違い、葉と実の間に赤いリボンをかけたものがどっさり。台湾ではパイナップルのことを「鳳梨」といい、好運旺旺来(幸運があふれ来る)という縁起のいい言葉の旺来と鳳梨の台湾語の発音が似ている(オンライって言うんだそうな)ので、パイナップルはお正月の飾りには欠かせないのだそうです。お正月用には写真の通り葉の部分がたくさんついているものが好まれます。またパイナップルがおめでたい赤色で染められているのもあります。

パイナップルだけでなく、お正月の果物の王様は橘子(みかん)。「橘」の発音と「吉」の発音が似ているため縁起を担ぎ、柑橘類はいろいろな形で飾られます。写真のように(パイナップルの並びの前列)大きなみかんに赤いリボンを付けてお供えしたり、小さい赤いリボンをたくさん付けたキンカンの鉢植もお正月にはポピュラーな飾りとして用いられます。


公園で足の裏マッサージを

2006-03-17 22:55:11 | 生活に関する話題
30代40代の日本のOLに台湾旅行は「癒しの旅」として人気が高いと聞きました。というのはその行程には“温泉”、“エステ”、“マッサージ”、“よく当たる占い”、“おいしい点心にデザート”というような内容が盛り込まれているからだそうです。台湾にどれくらい癒し度数があるのかそれは定かではございませんが、確かにマッサージの類の店はそこここにあるんで、疲れた体をちょいとほぐしてもらおうかとぶらっと入ることは簡単です。最近は外来語を使って「馬殺鶏」と看板を掲げている店あれば、英語や日本語で看板をあげ、外国人観光客をもねらっているところも見受けられますし、サウナにはもちろん、マダムの集うエステサロンでもマッサージコースは必須であります。美容院でも美容師さんに「最近肩凝ってるのよねん、ちょっとやってくれない?」と頼めばタイガーバームの匂いがする塗り薬を塗ってくれた上でマッサージをしてもらえますので癒しにはもってこいかも。

医療としてみれば、推拿を中心に整体を行う専門的な医院も存在すれば、漢方薬医院にはあらゆるマッサージコースがあり、「抜罐」(カッピング)、針灸といった治療手段を施すところもあちこちで見られます。とにかく台湾にはこういった健康センター(もどきもあるでよ)は多いので観光ついでに体験するのもおもしろいでしょう。

特に観光客に人気があるのは脚底按摩(足の裏マッサージ)。今じゃ台北の町に脚底按摩の店はあふれているぐらいですが、話の種にやってみるのもいいでしょう。料金は店によって多少異なりますが、平均すると一時間1000元というところ。確かに痛いことは痛いけれど結構はまってしまう心地よさ。

もっと手軽に足の裏マッサージができるところもありますよ。なんとそれは公園なのでありまーす。台湾の公園には石で作られた凸凹の道が設置されていることが少なくありません。写真はわが家のすぐ裏にある公園ですが、ここにも石の凸凹道があります。ここを裸足で歩けば足の裏のツボが刺激されるという仕組み。よくおじいさんやおばあさんがサンダルを脱いでこの道をひょいひょい行ったり来たりしている光景が見られるので、いっちょ挑戦してみようと試みたところ、一歩も歩かぬまに
 あ゛ーっ、ぎゃーっ、ひぇぇぇぇぇーーーっ
となりましたのでやめました。なんでおばあさん達は平気なの???