台湾と言えばウーロン茶。しかし一口にウーロン茶と言ってもいろいろございまして、わが家のある新店近辺には包種茶(半発酵で清茶と言われるほどウーロン茶の中では発酵度が軽いお茶)の里があるんです。その一つ、坪林というお茶どころの里へ行ってきました、バイクで50分。
坪林への道はくねくねの山道。ヘアピンカーブかと思われるようなコースの連続で、子連れの三人乗りツーリングにとっては緊張感満点、スリルとサスペンス満載、はらはらドキドキモード全開の道のりだーい。途中バイク事故を目撃、怪我した男の子が救急車に乗せられているのを目にして背筋がぞくり。くれぐれも安全運転でゆっくり行けと怒鳴る私、ゆっくり走ったらうまくカーブが曲がれないよと言い返す夫、びゅんびゅん走っておもしろいと叫ぶ娘、ぎゃあぎゃあわめきながらもバイクはのどかな緑の山路を進んでいき、やがて坪林に到着いたしました。あー、やれやれ。
さすがお茶の町、ちょっと山沿いを見れば美しいお茶畑が広がっているし、町の中にはこんなおもしろい噴水(?)も発見。また、ここにはお茶の博物館があって
お茶の歴史や品種、茶藝道具の展示などが見られるのですが、展示内容よりも博物館の裏山から見える緑溢れる景色のほうがずいぶん印象に残ったのでした。
坪林のメインストリートにはお茶葉を売るお店、茶芸館、茶葉料理のレストランが並んでいて、ついついお茶したくなるような気分に仕組んであるかのよう。夫の知り合いがこの町でお茶を売っているというので訪ねてみましたらお店はこんな感じ。(下の写真参照)やっぱりすごいな、お茶屋さんのテーブルは分厚い一枚板のしっかりしたやつ!しかもカットの具合というのかデザインというのか、とにかく形のいいテーブルざんす。うーん、お金持ちになったらこんなテーブル買って庭に置いて毎日お茶したい・・・と密かに思っているのですが、あぁきっと夢で終わるだろな。おっと独り言はこれくらいにして、写真の左二人がこのお店のご主人夫婦。老板娘(おかみさん)にお茶に関するいろいろなことを教えていただきながら包種茶をいただきました。ふつうのウーロン茶は葉が丸まっているけれど、包種茶というのは葉がのびた状態で乾燥しているのが特徴なんだとか。そばではご主人のお母さんがせっせと茶葉の選別をしていました(もう一つ下の写真参照)ので見せてもらうと、なるほど茶葉は縮れていても一本一本のびていましたぞよ。
お茶だけでなく茶油という珍しいオイルもいただきました。そうめんにお塩と茶油を絡めて食べさせてもらったのですが、これがまたオツなお味。高級なごま油の風味とでも言いましょうか、濃縮された香ばしさが口の中に広がるようなオイル!老板娘曰く、「茶油はオリーブオイルと同じように体に良く、調味料代わりにいろいろなものにかけて食べられるのよ。」後日、白いご飯に少量の茶油としょうゆをかけて食べてみたら、あ~らほんと。好好吃!!この茶油、ピーナツなどのナッツ類と冬のお茶の実を一緒にして搾ったものだそうで大量にはできないためややお高く、1.8㍑1200元(約4000円)!少しおまけしてもらって購入しました。次に坪林名物の緑茶のお餅もゲット。老板娘お勧めの徳志茶園というお茶屋さん兼レストランの緑茶餅は特においしいということなので六個購入。お餅は濃い緑色で中には小豆あん、芋あん、切り干し大根などが入っているのですが、日本人の好みはやっぱり小豆あんかも。このお店では包種茶ゼリーもおまけにいただいちゃいました。これはうちでも作れそうだ、時間があればやってみたいな。後でわかったのですが、渡辺満里奈もこの徳志茶園が気に入っていて、台湾の旅について書いた「満里奈の旅ぶくれ」という本にも紹介されているそうです。満里奈ちゃんもここの緑茶餅が大好きだとのこと、老板娘の言う通り坪林で一押しのお土産ですね。
お茶葉だの茶油だの一通りお茶食品を買って坪林の旅を終え、またバイク三人乗りで新店まで帰ってきましたが、また行ってみたいと思うのはこの町がのんびりしているからかもしれないなぁ。
坪林への道はくねくねの山道。ヘアピンカーブかと思われるようなコースの連続で、子連れの三人乗りツーリングにとっては緊張感満点、スリルとサスペンス満載、はらはらドキドキモード全開の道のりだーい。途中バイク事故を目撃、怪我した男の子が救急車に乗せられているのを目にして背筋がぞくり。くれぐれも安全運転でゆっくり行けと怒鳴る私、ゆっくり走ったらうまくカーブが曲がれないよと言い返す夫、びゅんびゅん走っておもしろいと叫ぶ娘、ぎゃあぎゃあわめきながらもバイクはのどかな緑の山路を進んでいき、やがて坪林に到着いたしました。あー、やれやれ。
さすがお茶の町、ちょっと山沿いを見れば美しいお茶畑が広がっているし、町の中にはこんなおもしろい噴水(?)も発見。また、ここにはお茶の博物館があって
お茶の歴史や品種、茶藝道具の展示などが見られるのですが、展示内容よりも博物館の裏山から見える緑溢れる景色のほうがずいぶん印象に残ったのでした。
坪林のメインストリートにはお茶葉を売るお店、茶芸館、茶葉料理のレストランが並んでいて、ついついお茶したくなるような気分に仕組んであるかのよう。夫の知り合いがこの町でお茶を売っているというので訪ねてみましたらお店はこんな感じ。(下の写真参照)やっぱりすごいな、お茶屋さんのテーブルは分厚い一枚板のしっかりしたやつ!しかもカットの具合というのかデザインというのか、とにかく形のいいテーブルざんす。うーん、お金持ちになったらこんなテーブル買って庭に置いて毎日お茶したい・・・と密かに思っているのですが、あぁきっと夢で終わるだろな。おっと独り言はこれくらいにして、写真の左二人がこのお店のご主人夫婦。老板娘(おかみさん)にお茶に関するいろいろなことを教えていただきながら包種茶をいただきました。ふつうのウーロン茶は葉が丸まっているけれど、包種茶というのは葉がのびた状態で乾燥しているのが特徴なんだとか。そばではご主人のお母さんがせっせと茶葉の選別をしていました(もう一つ下の写真参照)ので見せてもらうと、なるほど茶葉は縮れていても一本一本のびていましたぞよ。
お茶だけでなく茶油という珍しいオイルもいただきました。そうめんにお塩と茶油を絡めて食べさせてもらったのですが、これがまたオツなお味。高級なごま油の風味とでも言いましょうか、濃縮された香ばしさが口の中に広がるようなオイル!老板娘曰く、「茶油はオリーブオイルと同じように体に良く、調味料代わりにいろいろなものにかけて食べられるのよ。」後日、白いご飯に少量の茶油としょうゆをかけて食べてみたら、あ~らほんと。好好吃!!この茶油、ピーナツなどのナッツ類と冬のお茶の実を一緒にして搾ったものだそうで大量にはできないためややお高く、1.8㍑1200元(約4000円)!少しおまけしてもらって購入しました。次に坪林名物の緑茶のお餅もゲット。老板娘お勧めの徳志茶園というお茶屋さん兼レストランの緑茶餅は特においしいということなので六個購入。お餅は濃い緑色で中には小豆あん、芋あん、切り干し大根などが入っているのですが、日本人の好みはやっぱり小豆あんかも。このお店では包種茶ゼリーもおまけにいただいちゃいました。これはうちでも作れそうだ、時間があればやってみたいな。後でわかったのですが、渡辺満里奈もこの徳志茶園が気に入っていて、台湾の旅について書いた「満里奈の旅ぶくれ」という本にも紹介されているそうです。満里奈ちゃんもここの緑茶餅が大好きだとのこと、老板娘の言う通り坪林で一押しのお土産ですね。
お茶葉だの茶油だの一通りお茶食品を買って坪林の旅を終え、またバイク三人乗りで新店まで帰ってきましたが、また行ってみたいと思うのはこの町がのんびりしているからかもしれないなぁ。