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ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

中山南路界隈を行く

2016-01-22 20:28:35 | 町を訪ねて
 台北市の中山南路を歩いて南下していきました。



 中山南路と忠孝東路の角にど~んと建っているのは、1915年にできた監察院です。



 丸い屋根と、八角柱の建物が円柱形の中央の建物の両脇を固めている様が、なんとも重厚な感じを与えています。



 建物の南西の方角に近寄ってみると、そこには丸みを帯びたバルコニーが見え、なんともエレガント。



 円柱の壁に施された彫刻もバロック調でステキです。



 監察院から更に南に下ると、立法院の建物が見えてきます。日本で言うと国会議事堂に当たるのでしょう。


    
 立法院の敷地内に、何故か赤レンガ造りの教会があります。済南長老教会というのだそうです。1916年に建てられ、今では台北市の市定古跡になっています。イギリス式の建築様式だそうで、窓のデザインや、門の上部の彫刻がお洒落ですね。


    
 中山南路の歩道は、根が物凄いことになっている木の並木道。やっぱり亜熱帯の国です。



 ふと振り返ると、手前に景福門(東門)が、その向こうに新光人壽(新光生命保険)の摩天楼ビルが見えました。新旧の建物が同じ視界に入ってきて、なんだか面白いです。


    
 中山南路から羅斯福路一段に入り、MRT中正紀念堂駅の3番出口と4番出口のちょうど中間くらいの地点でm不思議な光景に出会いました。台北の「ナニコレ珍百景」です!大木が家の屋根を突き破り、天に向かって伸びています。すごいっ!

 今回はここまで。また写真を撮ったらアップします。

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碧潭あれこれ(追加記事あり)

2016-01-19 14:36:42 | お勧めスポット

 我が家から歩いて約20分で着く、観光スポットと言えば、ここ碧潭でしょう。


    
 碧潭の吊橋は新しいものに変わっていますが、実は古い橋の橋脚も残っているんですよ。それがこちら。かつては碧橋(みどりばし)と呼ばれていました。



 民国25年竣工とありますから、1936年にすでに橋があったということです。



 今の碧潭吊橋はこんな感じです。普通の吊橋っていえば吊橋なんですが・・・
 みんな半袖の服を着て歩いているでしょう。夏じゃないんですよ、11月下旬です。



 お天気がいい日は、ほら、この通り河の水が美しいでしょう?1時間100元の貸しボートもたくさん出ています。



 本当に紺碧の水でしょう?



 ほんにのどかな風景です。



 吊橋を渡りながら、この風景を見て・・・



 渡りきったところにお店が並んでいますので、その1軒に入ってみました。ちょうどお昼時でおなかが減り始めたところでしたから、何か食べることにしましょう。



 注文したのは台湾名物、ウアチェン(牡蠣オムレツ)。



 牡蠣チャーハンもいただきだいっ!!


    
 河の崖の上に、茶芸館があります。ちょっと行ってみましょう。



 お茶席から河を眺めるとこんな感じです。うーん、ナイスビュー!



 そんな碧潭ですが、ここは昔から取水施設がありました。今は使われなくなりましたが、かつて使用されていた取水処理場がこちら。娘が立っているところです。



 ガラスの天井部分から下が見えます。下りていってみましょう。



 かつて使われていたタービンでしょうか。


    
 碧潭の両岸に広がる公園の片隅には、こんな記念碑があります。昔の取水施設がここにあったという印です。


  
 まだまだ飲み水に苦労していた時代にできた取水施設だったのでしょう。こんな宣伝文句が今も残っているようです。


   
 記念碑の裏側には、碧潭の取水施設の歴史について細かく書かれています。



 当時の水路が今もあります。最近きれい整備され、遊歩道にもなっています。

碧潭:台北MRTで緑のライン終点の新店駅下車、すぐ
 



ナイスビューだよ、八斗子

2016-01-18 19:34:33 | お勧めスポット

 知り合いの台湾の友人に、基隆の八斗子という所へ連れて行ってもらいました。基隆には何度も行ったことがあったのに、八斗子へ来たのは初めて。こんなに素敵な所だと分かっていたら、もっと早く訪れたかったなあ・・・



 八斗子は半島状に海へ突き出した海岸で、V字型の望幽谷が緑に覆われていて小高い丘なのかと思いきや・・・



 崖の下を見下ろすと、そこは遥かなる海へと繋がっているのでした。遊歩道を下っていくと海に出ますよ。



 海の波や潮風で浸食された地形についての説明書きがありました。



 わあああ、真っ青な海!向こうの方に基隆嶼が見えます。



 岩の上で寛ぐ人たちが見えます。よっしゃ、あそこに行ってみよう!



 遊歩道の階段をずんずん降りていくと、断崖絶壁が臨めます。美しい風景です。



 いいお天気ですが、やっぱり冬の海。波は激しく押し寄せてきます。


    
 やっと下まで降りてきました。「節理」という豆腐型の岩の上を歩いていきます。



 で、ここからさっきまでいた望幽谷のほうを見上げると、こんな景色とご対面。


    
 浅瀬の岩の上にはびっしり緑色の苔が生えています。このモスグリーンがとってもきれいでした。


    
 つい何枚も写真を撮っちゃいます。



 見てください。苔むしています。



 すぐ後ろは青い海。



 記念写真も撮っちゃいました。(写真ではミカンを食べ散らかしていますが、ちゃんと片づけて持って帰りましたので、あしからず。)



 釣り人もあちらこちらに。のどかな風景です。



 お天気のいい日は絶対お勧め。



 ナイスビューの八斗子でした。

八斗子:台鉄基隆駅前から103番のバスに乗って「八斗子」で下車。

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石二鍋であったまろう

2016-01-17 21:14:00 | レストラン、喫茶店、茶芸館

 冬。お鍋のシーズンですね。でも、ここ台湾では鍋って冬限定の料理ではないんです。夏だって鍋のレストランはお客さんがいっぱいで、けっこう繁盛しているんですよ。しかし、我ら日本人家族はやっぱり鍋は冬でしょう、というわけで、鍋のレストランへ行ってきました。もちろん家でも鍋をやりますが、台湾の鍋も好きなので、時々鍋のお店に行っています。
 今回はレストランのチェーン店を経営している王品集団という会社が展開しているお店の一つ「石二鍋」に行きました。「石二鍋」は台北、新北市など多くの都市にあります。家から歩いて20分のところにもあるので、たまに行きますが、ここはいつ行っても込んでいて、すんなりお店に入ることができません。この日も15分ほど待ちました。



 新店捷運大坪林店の「石二鍋」の店内はこんな感じ。テーブル席とカウンター席、どちらもありますので、ファミリーや友達同士だけではなく、お一人様でも問題なし。



 家族3人で行きましたので、テーブル席に座りました。分厚い鉄鍋がテーブル中央にどかんと鎮座。キャベツをスタンバイしておきました。



 こちらが薬味。ただし、薬味は一度きりしか回ってこないので、多めに取っておいたほうがいいようです。



 野菜の具材がのっかったお皿。とうもろこしやトマトも鍋に入れちゃうのが台湾式。石二鍋と烙印された豆腐は、はんぺんっぽい食感とお味で美味です。黒っぽい四角いものは「豬血糕」というもち米を固めた台湾独特の食べ物。娘の好物です。



 魯肉飯も注文できます。このお店のもおいしいです!



 お肉もチョイスできます。この日選んだのは、お店イチオシの「雪花肉」という霜降り牛肉。



 豚肉も注文しました。


    
 私は鶏肉をチョイス。



 だし汁を入れてもらって、お鍋がぐつぐつしてきたら具材をどんどん入れていきます。



 う~ん、やっぱりこの季節は鍋っていいですねぇ。

石二鍋新店捷運大坪林店:新北市新店區民權路15號  電話02-8911-6198
            11:30~23:00 最終オーダーは22:30まで 

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緑島小夜曲

2016-01-16 21:02:43 | レストラン、喫茶店、茶芸館

 緑の中にある木造建築のカフェ、「緑島小夜曲」です。こんなのどかなお店が台北の町の真ん中にあるんですから不思議なものです。



 お店の門柱にはこんな標識があります。二條通りとは日本が統治していたときの道の呼び方なのかもしれません。



 ほら、地面にも同じ文字が掘り込まれています。




 中に入ってみると、うーん、なんともいい感じのカウンター。



 ゆっくり寛げそうな雰囲気です。


    
 このお店は、1925年、日本統治時代に造られた建物をリニューアルしてオープン。当時の建物は間口が狭く、奥に長い町屋式。そんなわけで、中庭もちゃんと残っています。明かり取りの窓からの日差しが暖かいです。


    
 天井もこのように木でできています。日本式の建築が随所に残っていますね。


    
 照明も和風にしてあります。



 ここでランチをいただきました。ホットサンドイッチは意外とボリュームがありました。



 黒糖カフェラテもいただきました。カップもスプーンも和風テイストです。


    
 2階にも席があるようでしたが、急いでいたので上がっていけませんでした。次回はぜひとも2階でお茶を飲みたいものです。

緑島小夜曲:台北市中山北路一段33巷1号 (02)2531-4592
      営業時間12:00~21:30

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