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ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

基隆のアットホームなレストラン「海之星」

2016-01-29 20:30:04 | レストラン、喫茶店、茶芸館
 基隆で訪れたレストラン「海之星」はとっても家庭的なレストランでした。いっしょに行った台湾の知人が全部注文してくれたのですが、どれもハズレなしのおいしさでした。



 こちらは培根高麗菜(ベーコンキャベツ)。黒キクラゲも入っていて、歯ごたえがいいです。


    
 月亮蝦餅という、台湾で人気の一品です。タイ料理をアレンジして台湾の人の好みに合わせています。



 ササダケの炒め物です。味噌豆と唐辛子で炒めていて、ちょっとスパイシーで、パンチの効いた味。



 魚の入った味噌汁は、台湾ではこのようにでっかい鍋に入れられて登場します。なんとも豪快!



 こちらは葱爆牛肉という、ネギと玉ねぎと牛肉を炒めたシンプル且つ美味なる一品。



 豆腐と牡蠣を牡蠣油でサッと炒めたもの。これも旨かった!


    
 糖醋魚片という白身魚のから揚げと野菜を酢豚風の味付けにして炒めたものです。うまし!



 ナスとモツの煮込み鍋です。ナスがたっぷり入っていて美味しかったです。

 炒め料理は一皿100元のものも多く、リーズナブルでおいしい家庭的な料理が人気のようです。

海之星:基隆市環港街249巷25-1號 電話(02)2469-5772
    営業時間10:30~22:00

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美濃アイスクリーム店

2016-01-28 21:14:16 | 飲食五花八門

 台東です。台鉄台東駅から9号線を北に向かい、卑南郷の東46号線を入ってちょっと行ったところに、小さなアイスクリームのお店「美濃冰品」があります。ほら、素朴なお店でしょう。



 昔の野良着や農耕道具なんかが置いてあったりします。



 お勧めのアイスクリームが数種類ありますが、その中から3種類チョイスしてみました。まずこちらは、洛神花というハイビスカスによく似た花の煮出し汁を加えて作ったアイス。台東は洛神花の栽培が盛んなんです。


    
 そして下のは緑茶アイス。上のは、シャカトウという果物のアイスクリームです。シャカトウは台東特産の果物です。シャカトウについては以前こちらにアップしましたのでご覧ください。



 店先のテーブルでアイスクリームを味わうのもよし、ブランコに乗って味わうのもよし!

美濃冰品:台東縣卑南鄉高台2號 電話 089-570716 

ライスプリンではなくて、「わっくぇ」です

2016-01-27 21:29:12 | 台湾B級グルメ

 時々お邪魔しているお店「王記」は、台湾でも有名なチェーン店。台湾の人気メニューを提供しているお店です。これはとある日のランチ。右側が大根とツミレのスープ。そして、注目していただきたいのが左側。なんだかわかります?



 これ、日本語のメニューでは「ライスプリン」とありますが、西洋のライスプディングとは別物。れっきとした台湾B級グルメの一つ、台湾の人が普段よく食べているものなんです。漢字では「碗粿」と書きます。これは中国大陸の食べ物ではなく台湾の食べ物なので、北京語じゃなくて台湾語(閩南語)で発音するのが一般的。台湾語では「わっくぇ」と言います。
 食事とまではいかなくても、ちょっと小腹が空いたときに食べるようなものでしょうか。
 材料は米ともち米をすりつぶしたものに、味をつけた豚肉やしいたけ、小エビなどの具を入れて蒸しあげたものです。それに甘じょっぱいタレをかけて香菜(パクチー)などをトッピングして食べます。ですから、ライスプリンというようなデザートのような感覚ではなく、日本人の感覚ではおなかが少し空いたときにちょっとたこ焼きを食べるというような感じでしょうか。



 お気に入りの台湾フードの一つです。

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「養心茶楼」でベジタリアン料理

2016-01-25 14:56:46 | レストラン、喫茶店、茶芸館

 知り合いの方に連れて行っていただいたレストランは「素食レストラン」でした。中国語の素食と日本語の素食は意味が異なっていて、中国語の場合、ベジタリアン料理、つまり、肉類を使わずに調理した料理のことをいいます。日本では精進料理といったほうがわかりやすいかも。そんな「素食料理のレストラン」が台湾には多く、その種類もお手軽でお安いお店からリッチでゴージャスなお店まで様々。
 今回連れて行っていただいたお店は後者のほうで、なかなかとしゃれたお店でした。大人気のお店のようで、平日のお昼だというのに、お客さんでいっぱいでした。



 ガラス越しに点心師さんたちが一生懸命料理を作っているのを見ることができます。



 テーブルについたら、まずはお茶をいただきましょう。



 最初に、知人お勧めの「ローポースー」という点心をいただきました。大根の千切りを中に練りこんだ焼き饅頭です。アツアツ、上品なお味です!



 蒸し餃子もいただきました。うん、おいしい!



 えのき入りの春巻を揚げたもの。中華と言うよりフランス料理みたいな盛り付けです。



 これ、ぱっと見たところ、焼鳥に見えるでしょう?でも、これはエリンギを焼いて味付けしたものを串に刺してあるんです。お肉みたいだけどお肉じゃない、これぞ素食料理です。しかも、肉っぽい食感なんですよ。横に添えてあるのはニンジンの甘煮。


    
 こちらは香港のヤムチャのお店でお馴染みの腸粉(チャンフェン)です。中身はもちろん、皮も弾力があって美味です。



 葉っぱに肉に似せたものと豆類、セロリやピーマンなどの野菜のみじん切りを炒めたものを巻いていただきます。肉に似せた食品は、素食にはかかせないもの。豆類から作られているのだとか。


    
 これは台湾名物の臭豆腐。でも、屋台で売っている臭豆腐と違って、こうやってプレートに載せられて登場すると、なんだかよそ行きみたいな感じですねえ。



 こちらはこのお店の看板メニューの一つ、広東風の固焼きそばです。麺がぱりっとしていて、上にかけられたタレも絶妙な旨さ!



 これもこちらのお店の自慢料理です。麺料理かって?いいえ、この麺のように見える細くて長い白いものは・・・なんと!豆腐なんです!!豆腐の千切りが入ったスープなのだ!!!グリンピースもいい役目になっていますよ。



 台湾ではポピュラーなこのインゲン豆を使った料理もおいしいです。



 こちらは精進料理のショウロンポウ。肉なしですが、肉が入っているかのような食感と味付けです。



 こちらも人気メニューです。ゴボウごはんは香がいい~!!



 茄子とヤマイモの炒め鍋です。ちょっとスパイシーですが、美味しいです。



 もやしを湯葉でくるんだものです。ゴマダレをかけていただきます。



 クルミのお汁粉です。濃厚なクルミの味はしますが、意外とあっさり。



 ふかふかのカスタードまん!!



 ほらね、カスタードクリームがたまりません。



 フレッシュジュースもあります。キウイフルーツのをいただきました。



 プリンは大きいサイズで登場です。

 おなかいっぱいいただきました。満足です。

養心茶楼:日本語のサイトはこちら
     台北市中山區松江路128号2F 電話(02)-2542-8828

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汐止に行ってみよう

2016-01-23 16:13:54 | 町を訪ねて

 1年くらい前に、バスの951番ができました。私たちが住んでいる町、新店から、南港方面へ仕事に出かける人が増えたのが要因かもしれません。また、台北の東側にある町、汐止からも南港方面へ働きに出る人がいるのでしょう、南港を中継して新店と汐止を結ぶ新バス路線ができたんじゃないかと思われます。
 我が家から最寄のバス停にも、951番路線の停留所があります。これに乗って、汐止まで行ってみましょう。



 バスの中はこんな感じです。なんだ、普通のバスと同じじゃないか!と思われるかもしれませんが、このバス、高速道路を走るため、お客さんは座席に座ることが義務付けられ、立ち乗りは禁止となっています。
 日曜日だから空いていました~。



 40分くらいで汐止に着きました。汐止後車站で下車。忠孝東路通りです。
 汐止には古い街並みや古い建物が残されています。それを見ながら歩いていきましょう。



 この道沿いに大きな建物が建っています。赤レンガ造りの建物は「站後蘇厝」と呼ばれるがっしりしたアパート。



 上部には古いバロック式の建物の象徴である彫刻が施されています。



 上下の窓を挟んだ壁に施された飾りもしゃれています。ここは実際に人が暮らしており、建物の歴史はこれからも続いていくんだなと、なんだかほっとしたりして。


    
 茄苳路には今も古い建物が残っているという情報を得ていたのですが、我々が行ったときにはそのほとんどが取り壊されていました。ああ、残念。今残っているのは、「建順茶行」というお茶屋さんの建物だけ。



 残っている建物にも、わずかに古いデザインが見つかりました。



 駅の方角へ道を折れると、なんだか意味ありげな石柱がありました。



 どうやら市の古跡らしいですね。鉄道の遺跡だと書いてありました。


    
 この辺りの整備を進め、古跡公園を作り、将来的には道を広げ、運動ができるような施設も作って、市民の憩いの場にしたいというようなことが、書いてありました。何年か後には、もっときれいになるんでしょうね。



 向かい側に背の高い教会が見えました。


    
 この建物は台湾の伝統的なお菓子を売るお店。レンガが新しいので、どうやらリニューアルされたようです。



 駅の正面から見て向かい側には、「站前蘇厝」というレンガ造りの古い建物があります。ここにはもう誰も住んでいません。



 建物の後ろ側にある中正路は市場街になっていて、昔から賑わっている場所のようです。アーケードの感じが古めかしくて、懐かしい感じ。


    
 ドーム型の上部に昔らしさが・・・・



 中正路の中ほどから左に折れると、お寺に出ます。


    
 今は忠順廟という名前のお寺のようですが・・・・・


    
 敷地内には日本式の石灯籠が多いんです。しかも昭和十二年と書いてあります。


    
 な、なんと!!この灯篭には「皇紀二千六百年記念」とあります!!びっくり!



 日時計もありました。わああ、懐かしい。



 お寺の屋根飾りが鮮やかで、青空によく映えていました。



 お寺から大通りに出ると、消防署があります。消防署の横には朱色の鳥居が立っています。



 鳥居の下はすっかり駐車スペースになってしまっていますけどね。


    
 鳥居の柱をよく見ると、民国58年に鳥居を修理してまた建てたとあります。西暦では1969年ですね。


    
 鳥居の後ろには角柱タイプの石灯籠がありました。



 再び中正路に戻り、西に向かって歩いていくと、古いお宅が多く見られます。



 正面の門こそスチール製ですが、あとは全部古い造りのまま。



 こちらのお宅の玄関先もずいぶん味があります。



 中正路から川のほうに向かうと、立派な古いお宅がありました。「陳厝」といいますから、昔、陳さんという偉い方が住んでいた屋敷でしょう。



 しかし、残念ながらご覧のように、現在取り壊されている最中です。これも時代の流れなんでしょうね。残念ですが。

汐止:台鉄に乗って「汐止」駅下車。