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ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

リボンの観光工場

2016-05-12 20:06:34 | お勧めスポット
 彰化縣の海辺に作られた鹿港彰浜工業区に、リボンをテーマにした観光工場が2011年にできました。その名も緞帶王織帶文化園區。そこに行ってきた台湾の知人が「なかなかよかったよ」と言うので、我々も行ってみました。



 こちらがその入り口。なんだかキュートです。



 入り口を入るとすぐに、こんな方がお出迎え。


    
 リボンでデザインされた台湾もありますよん。



 緞帶王織帶文化園區(リボン王文化パーク)は、縉陽公司が創設したテーマパークです。伝統的な紡織産業と同じく、環境の急速な変化と市場競争のなかで、縉陽公司はクリスマスのリボンを専門に生産するメーカーから形態転換を遂げました。
 要するにリボンの生産だけではなく、リボンをお客さんに見せちゃおうというわけですね、早い話が。



 施設内にはこのように何百何千種類のリボンが展示、販売されていました。



 リボン一巻きのもの三つで50元(約150円)と安かったので、つい買っちゃいましたよー。でも、買った後でどうやって使おうかと思案中なんですが・・・・・



 リボンの布地コーナー。



 台湾の伝統的な花布もありました。



 同系色のリボンもこうやって見ると、それぞれ違うんだなあ・・・とわかります。



 廊下にはリボンで作った様々な作品が展示されています。



 工夫次第で面白い作品ができますねえ。



 動物ものも多いです。



 でかい作品。タペストリーでしょうか。 



 小さい作品もたくさん!こちらは黄色い鳥さんコーナー。



 ドレスやワンピースもリボンの布地で作れちゃう!!


    
 ミニチュアのお店も面白いですね。


    
 美味しそうなデザートに、可愛いクマさん!!


    
 え!何これ!お寿司屋さんですかあ!


    
 本当に一口にリボンと言っても、いろんな種類があるんだなあって思いました。



 おっと、こちらはリボンで描いたゴッホの絵!!



 見ているだけで、華やかな楽しい気分になっちゃうのは、女の子だから??



 可愛い作品ばかりの展示コーナー。



 リボンでできたお洒落ドレス。



 ピアノに被せているピンクのカバーはリボンの布地。



 白いレースのリボンも実に様々。


    
 奥のほうにはDIYコーナーもあります。こちらはリボンを染め出す実演。



 リボンを巻き取っていく機械に触れて動かすこともできます。



 リボンを紡ぎだしている機械もお客さんに見せています。機械は全部自動で動いていました。



 リボンに興味のある方は是非!

緞帶王織帶文化園區:彰化縣鹿港鎮鹿工路15號 TEL:04-7813626
          サイトはこちら(中国語ですが)

 

王功は牡蠣の町

2016-05-10 15:26:16 | 町を訪ねて
 台湾の牡蠣の故郷とも言われる王功へやってきました~!


    
 海辺に立つ王功のランドマークと言えば、はい、そうです、この灯台!王功の灯台は白と黒の縦のストライプ。芳苑灯台という名前だそうです。
 1983年に建てられたこの灯台は、当時大幅に増加した漁船を誘導するため、政府によって作られました。
 塔の高さは37.4メートル、日の入りから日の出まで灯りは5秒に一回光るそうです。その光は2万8000カンデラの明るさだとか。むむ、いったいどれくらい明るいんでしょうか。夜じゃなかったからわからなかったけど・・・八角形で鮮やかな白と黒のストライプが目を引くことから、「台湾で最も特色のある灯台」とも呼ばれるなど、けっこう人気者だそうです。


    
 台湾の海辺の町には必ずある風力発電の風車。王功でも活躍しています。



 そんな王功の町の細い道を、颯爽と駆け抜けていく小さな車。どうも普通の車とちょっと風貌が違いますが・・・・



 海へと続く道をこんな車が何台も何台も走っていきます。トラクター?いえいえ。



 じつはこの車、牡蠣の採取車なんです。牡蠣の養殖業をする方々がこれに乗って牡蠣棚へ行き、牡蠣を採ってこの車に積み、運んでいくのです。しかし、帰りは牡蠣で満杯になるこの車も、行きは空のままということに目をつけ、最近では観光客を乗せて牡蠣棚まで行き、お客さんに牡蠣採りや潮干狩りを楽しんでもらうという観光ツアーがこちらで流行っているのです。



 ほらね、お客さんが乗っているでしょう。



 我々も乗りたかったのですが、残念ながら時期的に牡蠣がまだ育っていなかったことと、時間帯が合わなかったことで、また次回ということになりました。なぜなら、この道は海が満ち潮の時間帯になると、海水で水没しちゃうんですよ。牡蠣採取車ツアーに参加するなら、事前に予約が必要だということでした。



 引き潮の王功の海。磯の香りがプンプンします。



 時期になると、この辺りも養殖牡蠣の棚でいっぱいになるようです。



 よし、次回は潮干狩りをしようっと!



 牡蠣棚を見ていたら、食べたくなってきました。



 海辺を離れ、王功の町に着くと、芳漢路のあたりは牡蠣など海鮮料理を食べさせるお店が並び、大変活気がありました。



 牡蠣の殻を一心不乱に剥いているおじさん、ご苦労様です・・・・・



 この道は通称「蚵仔炸街(牡蠣のフライ通り)」と呼ばれているんですよ~。



 うわあああ、おいしそうな・・・・・


 というわけで、お店に入り、蚵爹(オーデエ。台湾語で牡蠣のフライ)を注文!



 もちろん牡蠣オムレツも食べました。



 こちらは蚵仔酥(オアスウ)というまた違った種類の牡蠣フライ。

 王功で牡蠣三昧でした。
 

台西海口彩絵村

2016-05-08 20:55:21 | 町を訪ねて

 台北、台南、台東。いずれも台湾にある有名な町ですが、西はないの、西は?
 それがあるんです、台西という町が!しかし、台西は前出の3都市に比べると、有名ではありません。しかし、「西」だけ知らないというのはよくない!というわけで、行ってみました、台西へ。
 すると、こーんな牡蠣の貝殻に迎えられたのでした。



 ウエルカム、トゥー、台西と書いてありました。ここは台西の海口厝という区域。ここに「彩絵村」という壁に絵を描いたエリアがあると聞いたのですが、町の人に訊いてみても、そんなところあったかなあ・・・・と不思議そうな顔。
 結局中山路のあたりに壁の絵は集中していたのですが、地元でもそんなに知られていないような感じでした。



 なんでも20カ国あまりの国際青年ボランティアが、2007年から始めた活動の一環で、この町の壁に絵を描いたのだとか。



 各国の若いボランティアがここに集まり、自国の季節や花、昔話の絵を描いたのだそうです。



 ですから、それぞれの壁の絵は作風が異なります。



 お花が鮮やかですね。



 上の花の絵の題名でしょうか。



 可愛い絵もあれば・・・


    
 本格的なアート作品もあります。これは植物と滝を描いているのでしょうねえ。



 海の町にふさわしく、海の絵もありました。



 絵の壁の前で、地元のおばさんが作業をしていました。牡蠣の殻が山と積まれています。



 うっわ~あ、牡蠣の殻の山は一つだけではありません。いくつもあります!!どうやってリサイクルするんでしょうか!



 窓枠まで色で塗られましたね~。



 フィリピンという文字が見えますので、これはフィリピンの方が描いた絵なのでしょうか。



 こちらの絵はなんだかシュールです。



 なんとこの絵は日本コーナーの浦島太郎!



 絵本の挿絵のようなタッチですね。



 シンガポールの若者が描いた絵だと思われます。



 こちらはインドネシアコーナー。



 こちらはアメリカってすぐにわかりますよね。



 台西でおいしい海鮮を食べた後に、この絵の壁を見てお散歩するってのも、いいんじゃないでしょうか。

馬蹄ハマグリテーマ館

2016-05-06 20:04:55 | お勧めスポット

 「馬蹄蛤主題館(馬蹄ハマグリテーマ館)」という所があるとわかったので、ちょっと寄ってみることにしました。



 民家というか、小屋というか、とにかくこの建物がテーマ館。大きな水族館みたいなのを想像していた我々は、その気取りの無さにびっくりというか、長閑さに安心したと言うか・・・・・



 中に入ると、貝殻で作った小さな作品が並んでいました。



 観光スポットに来たというよりも、どっかのお宅の応接間の隅っこを見ているような感じ・・・・・



 しかし、こちらで扱っている貝は「馬蹄蛤」という、台湾で最も大きなハマグリ。



 馬蹄ハマグリは、シジミ養殖の達人である曾界崇氏が長年の努力の末に培養と繁殖に成功した品種です。雲林・嘉義・台南の海域で、絶滅に瀕していた貝類-『紅樹シジミ』が偶然発見され、その大きな外形と独特の食感から、曾界崇氏は人工養殖を夢見るようになりました。そして独自に開発した繁殖技術を通じて、希少種の大量繁殖に成功。紅樹シジミは、もともと主にマングローブで生息していたのでこの名前がついたのですが、外観が馬蹄の形状に似ていたことから馬蹄ハマグリと命名し、一般の淡水シジミとの差別化を図りました。



 おおおおお!馬蹄ハマグリを育てるには6年もかかるんですねえ!



 もちろんここで、馬蹄ハマグリが食べられますよん。我々はこのテーブルについて、ハマグリスープを注文してみました。一粒100元、一人一粒、3人だったので合計300元なり。



 ジャーン!やって来ました。これ、これです!ほとんど味付けなしでしたが、汐の味と香で思ったよりもしょっぱいです。しかし、味はザ.ハマグリ!濃い貝の味がしました。どれだけタウリンが入ってるのか?って感じでした。



 私の碗のは、肉が小さめで白っぽいのですが、これはメスなんですって!



 テーマ館の敷地には3ヘクタールの養殖池があります。ハマグリを触ることもできるそうなのですが、有料だったのでやめました。



 筏遊びをやっているファミリーの姿。台湾の海辺の田舎の風景でした。

馬蹄蛤主題館:雲林縣口湖郷金湖村養魚路5-3號 電話(05)797-1500
       ホームページ(中国語)はこちら

鼻頭角の海鮮レストラン

2016-05-03 20:45:09 | レストラン、喫茶店、茶芸館
    
 東北角と言われる、台湾の北東部にやってまいりました。ここの海鮮レストラン「阿珠老店活海鮮レストラン」で食事をしました。



 お店の前には様々な魚が泳ぐ水槽がありました。この中からお気に入りの魚を選んで調理してもらってもよし。



 案内されたのは2階のテーブル。お昼時でちょっと混んでいました。



 まずは海草サラダ。見た目以上に美味しくて、お箸が進みます。



 茹でた蝦は海鮮の定番!



 タケノコのサラダは、台湾の初夏から夏にかけての人気メニュー。上にかかっているのは台湾式の甘いマヨネーズ。



 看板メニューの一つ、XO醬飛魚蛋炒飯。トビウオの卵、とびっこがふんだんに入っています。これは本当に美味しかった!!



 お刺身は魚の身をまっすぐ羊羹切りにしてあって、なんとも台湾です。



 海の幸が中にぎっしり詰まった、海鮮巻き。



 蒸し焼きにした白身のお魚。白髪ネギと針しょうがとともにいただくと、まいう~~。



 海苔としらすのスープ。


    
 イカフライも軟らかくて美味なり!



 アサリの炒め物もちょうどいいお味!



 魚の身が入った豆腐とネギの味噌汁は豪快にこうやって登場です!



 デザートは冷た~い寒天!

阿珠老店活海鮮:新北市瑞芳區鼻頭里115號  電話:(02)2491-1366