
台北、台南、台東。いずれも台湾にある有名な町ですが、西はないの、西は?
それがあるんです、台西という町が!しかし、台西は前出の3都市に比べると、有名ではありません。しかし、「西」だけ知らないというのはよくない!というわけで、行ってみました、台西へ。
すると、こーんな牡蠣の貝殻に迎えられたのでした。

ウエルカム、トゥー、台西と書いてありました。ここは台西の海口厝という区域。ここに「彩絵村」という壁に絵を描いたエリアがあると聞いたのですが、町の人に訊いてみても、そんなところあったかなあ・・・・と不思議そうな顔。
結局中山路のあたりに壁の絵は集中していたのですが、地元でもそんなに知られていないような感じでした。

なんでも20カ国あまりの国際青年ボランティアが、2007年から始めた活動の一環で、この町の壁に絵を描いたのだとか。

各国の若いボランティアがここに集まり、自国の季節や花、昔話の絵を描いたのだそうです。

ですから、それぞれの壁の絵は作風が異なります。

お花が鮮やかですね。

上の花の絵の題名でしょうか。

可愛い絵もあれば・・・

本格的なアート作品もあります。これは植物と滝を描いているのでしょうねえ。

海の町にふさわしく、海の絵もありました。

絵の壁の前で、地元のおばさんが作業をしていました。牡蠣の殻が山と積まれています。

うっわ~あ、牡蠣の殻の山は一つだけではありません。いくつもあります!!どうやってリサイクルするんでしょうか!

窓枠まで色で塗られましたね~。

フィリピンという文字が見えますので、これはフィリピンの方が描いた絵なのでしょうか。

こちらの絵はなんだかシュールです。

なんとこの絵は日本コーナーの浦島太郎!

絵本の挿絵のようなタッチですね。

シンガポールの若者が描いた絵だと思われます。

こちらはインドネシアコーナー。

こちらはアメリカってすぐにわかりますよね。

台西でおいしい海鮮を食べた後に、この絵の壁を見てお散歩するってのも、いいんじゃないでしょうか。
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