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ふぉるもさキッチン(台湾厨房)

台湾あれやこれや、色々なトピックスをご紹介したいと思います。(すでに閉店してしまった施設、店舗もあります。悪しからず。)

中冠礁溪大飯店の温泉施設

2016-05-01 20:33:08 | 温泉

 久しぶりにやってきました、宜蘭の礁溪です。



 駅前には足湯コーナーもあります。



 今回我々が行ったのは、中冠礁溪大飯店。玄関前に大きな鯉が泳いでいる池がありました。



 水着着用の男女混浴が好まれている台湾の温泉。日本人にはなんだか温泉らしくなくて邪道だなあと思われるかもしれませんが、家族で行くとお父さんもお母さんも子どもも分かれることなくいっしょに楽しめるというわけで、我が家はけっこう気に入っています。
 こちらのホテルの露天温泉施設も、そういうわけで、温泉というよりも遊びの要素が多く、このように色つきの温泉なんかがあります。



 こちらはピンクのローズの香の温泉。



 ブルーの温泉もいい湯加減。



 ミルク色のお風呂もありますよ~。でもこれはミルク風呂ではなくて、白っぽい泥のお湯。



 もちろん台湾では多くの方が大好きなSPAコーナーもあります。



 こちらの丸っこいところに入ってスイッチを押すと、ジェット水流が出てきます。



 滝に打たれているようなSPAコーナーもあります。肩こりに効きそう・・・



 お子様の大好きな滑り台もあって、温泉というよりプール感覚です。



 キッズコーナーのお湯はかなりぬるめ。



 屋外の大きな温泉もあります。屋外SPAも設置されています。



 広いから、潜ったり泳いだりして遊んじゃう~。



 岩盤浴コーナーもあります。「温泉石板床」に寝転がって、の~んびりいい気持ち!

中冠礁溪大飯店:宜蘭縣礁溪陽路6號 電話(03)9882011~5

雲林縣口湖の展望台がある民宿

2016-04-27 19:38:25 | オススメの宿

 雲林縣の南部に位置する海沿いの町、口湖にやってきました。この風景を見ると、海辺の町だとすぐわかります。牡蠣の殻がそこらじゅうに山と積まれている光景。牡蠣の養殖が盛んな台湾中部、南部の町って、こんな具合です。



 道沿いの東屋も、こんなふうに牡蠣の殻であしらわれています。



 夕方の風景は美しいですね。



 町の塀には、楽しそうな絵が描かれていました。だが、しかし!口湖に行くにあたり、口湖の民宿の予約金を台北の郵便局で振り込もうとしたら、郵便局の人曰く、「口湖なんて町、台湾にないでしょう?新竹の湖口の間違いなんじゃないの?」
 いえいえ、ちゃんとあるんですよ、口湖ってところが。全国に地名が知られていないほど、ひっそりとした静けさと、のどかな町。わたしゃ、気に入りましたけど。



 ほーら、バードウォッチングにはもってこいの所なんです!



 なんだかアートな集会所。夕暮れ時でどなたも不在。



 この地域のお寺、安竜宮です。



 お寺の向かいのお宅の外壁には可愛い魚の絵が描いてありました。漁師町ですねえ。



 この日のお宿は口湖の成龍にある灜稼民宿。この黄色い外壁が目印です。



 民宿の周りはいけすになっています。



 いけす、稼働中です。



 民宿の向かい側は船着場。



 おっと、ここでも鳥さん発見!



 民宿の中に入りました~。受付は1階フロアです。


    
 私たちのお部屋は2階の202号室。わあい、クロツラヘラサギの部屋だ!



 4人部屋でしたが、けっこう広いです。wifi接続でき、インターネットも使えますよ~。でも、テレビの局数は都会よりぐっと少ないです。(それがまたいいのです。テレビを見に来たわけじゃないから。)


    
 お隣の201号室はアメリカムナグロのお部屋なのね。



 晩ご飯は民宿から20メートルほど歩いたところにある、バーベキュー場でいただきました。バーベキューをしたい場合は事前に宿の主人に言っておかないといけないのですが、我々はうっかりそれを忘れ、危なく食いはぐれるところでした。というのも、このあたりは近所に食堂などがまーーーったくなくて、隣町まで車で行かないとダメだとのこと。絶句した我々の顔を見て、宿のご主人が簡単に晩ご飯を作ってくれました。



 焼そば3人前を大皿にド~ン!!



 アサリのスープが鍋ごと登場!



 ここのアサリ、大き目で、しかも実がふっくらしていて超美味!!



 夜、暗かったので、翌朝もう一度バーベキュー場を見てみると、あらまあ、ハートマークなんかがついてたのね。



 ところで、この民宿は実は2軒あるのです。我々が宿泊したのが黄色い外壁のおうちだったのですが、プレハブのバーベキュー場を挟んでそのお隣にも灜稼民宿があります。ほら、螺旋階段がついた塔が見えるでしょう?あそこがもう一つの灜稼民宿です。


    
 もう一つの灜稼民宿にもお邪魔してみました。な、な、なんと、この鉄塔、民宿の中に建ってるんですよ!民宿の玄関をお邪魔しまーすと入って、それから螺旋階段を上るのです!


    
 我々も宿の主人の案内で螺旋階段を上り、一番上まで行ってみました!するとそこは展望台になっていて、なんと!テーブルと椅子が置いてあり、ここでお茶を飲むこともできるとのことなんですが、晴天のこの日でも、もーのーすごーーーい風で、お茶どころではござーませんわよ、この状況は。だってね、この展望台、高さ30メートルくらいあるんですよ!



 円形の展望台は直径5メートルほどあったでしょうか。四方を見ると本当にいい眺め!



 高い建物に遮られない景色っていいですねえ。



 「口湖の台北101」とは、宿の主人の言葉。

 のんびりした口湖の面白い民宿でした。

灜稼民宿:雲林縣口湖鄉成龍村131號 宿屋の主人の電話0965-33-1237
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士林夜市美食区

2016-04-25 19:45:23 | 飲食五花八門

 本当に本当に久しぶりに、士林夜市へ来てみました。5,6年ぶりかしらん。そうしたら、もうずいぶん変わっていたのでびっくり!食べ物街が地上じゃなくて、地下に大集合していて、しかも「美食區」なんて名称まであるんですね!台北近郊在住なのにちっとも知らなかったわけで、戸惑いつつ地下へ下りていったのでありました。



 週末だったからか「美食區」は大賑わい!


    
 しかし、なんだかデパ地下みたいな雰囲気だなあ。まあ、エレベーターやトイレの方向を示す看板なんかもしっかりあるし、お客さんには便利。



 おおおっ!食欲全開になる写真です!一応日本語でもメニューが書いてありますね。



 ロの字型になった通路の外と中に食堂街がずらっとつながっている感じです。



 揚げ物料理が豪快にバットの上に積み上げられています。



 日本語訳がか~な~り怪しいのもありますなあ。



 看板のしたには生きたエビさんたち。青い色が鮮やかです。しかし、茹でられたり、揚げられたりして、人間の胃袋の仲に入る運命です・・・



 どれも美味しそう~~!



 海鮮料理も多いですね。



 亜熱帯の国ならではの、フルーツパーラーもちゃんとありますよん!でも、ここは食後に訪れたいなあ。



 台湾ビールを飲みながら、これで一杯ってのもいいっすね。



 お店はどこもお客さんでごった返しています。



 台湾名物牡蠣オムレツのお店も、もちろんあります!



 揚げ物の行列!!!迫力あります。



 青蛙下蛋っていうのを見て、ビビッてる方!大丈夫です。カエルの卵ではありません。カエルの卵によく似た植物のタネが入った飲み物のお店です。



 鉄板焼きコーナーもありましてよ。



 ごはんの後には「愛玉ゼリー」もさっぱりしていていいっすねえ。蜂蜜レモン味ですよ~!



 結局この日、我々はこの風景に引き寄せられました。



 それで、この方々にお世話になり・・・・・



 蝦仁チャーハンいただきまーす!



 牡蠣オムレツは娘のリクエスト。



 担仔麺を久しぶりにいただき・・・・・



 小さいカニのフライを喜んで食らい・・・・・



 おっと、燙青菜(葉物野菜のゆでたもの)も忘れずに!


    
 締めは美食区を出て、老舗のカキ氷屋さん「辛發亭」へ。メニューを見て、さあ~、どれにしようっかなあ~。


    
 結局抹茶紅豆雪片(抹茶アズキ)と・・・


    
 楓糖粉圓雪片(メープルシロップとタピオカ)にしました。ごちそうさま!

士林夜市美食区:MRT「剣潭」駅から徒歩5分。駅を降りて、基河路をまっすぐ歩いてください。





台中の霧峰林家花園

2016-04-22 20:30:29 | お勧めスポット

 1999年9月21日の大地震で破壊され、長らく修復作業が続いていた台中の霧峰林家花園が、1年位前にようやくリニューアルオープンしたと聞き、知人たちとともに行ってきました。
 林家花園というのは、清の時代に、台湾で大きな勢力を持っていたおうちの一つ、林さんのお宅です。当時は他にも新北の板橋の林さん、鹿港の辜さん、高雄の陳さんというお宅が大きな力を持っていたそうですが、こういった大きなうちの勢力は台湾社会に大きな影響を与えていたらしく、霧峰の林家は中部台湾の田畑の測量を行ったり、太平天国の乱に加わったりと、それはそれは物凄い家柄だったようです。



 再オープンしたと言っても、一般観光客が見学できるのは、この広い敷地を持つお屋敷の中で、「宮保第」と「大花廳」という棟だけ。ほかの建物群は、まだ修復が終わっていないとのことで、見学できませんのであしからず。



 修復されただけあって、確かにレンガの色が新しいですね。早速宮保第の中に入ってみることに。


    
 堂本、ではありませんよ、キンキキッズじゃなくて、本堂です!



 屋根瓦とレンガと黒い木造の組み合わせが素敵です。



 上方に施された木工彫刻が、また凝ってますなあ。


    
 この日のガイドさんは日本語もできました。大学で日本語を専攻していたそうで、上手に説明してくださいますよ。


    
 扉の両側に施された木工の透かし彫りがイカしています。


    
 燦然と輝く「宮保第」の文字。


    
 透かし彫りの素晴らしさもさることながら、色目もいいですね。



 建物の扉の上部には必ず扁額が飾られています。一族の繁栄が込められた文字が書かれています。



 木工彫刻の素晴らしさを解説するガイドさん。



 棟の中ほどにはお庭があります。



 当時このお屋敷に住んでいた人々に使われていた道具類も展示されています。当時の人力車。


    
 木の扉の細工も細やかです。



 お屋敷の一室でお客さんにお茶のサービスがありました。



 しばしお茶をいただいて休憩です。



 部屋の外壁の飾り彫りも素敵です。壁の下のほうはレンガ造りになっていますが、一番下に、小さく四角形に切り出されたところがあるのがわかりますか。これはネコの通り道だそうです。ネズミ退治のためにネコが飼われていたのだとか。


    
 お屋敷の中にはたくさんの小部屋があります。



 六角形の窓枠がなんともお洒落。



 宮保第から大花廳の棟へと進みます。



 おお、なんとも変わった造りですこと!丸い穴みたいなのがぽっかり開いてるけど、何なのこれ?



 と、思ったら、階段があってその上にはなんとも素敵な彫刻が施された扉があるじゃないの!これは何??ガイドさんいわく「ここはねえ、舞台なんですよ。今、私たちがいるのは舞台の裏で、ここからパフォーマンスを演じる人が上に上がって登場したのです。」



 で、舞台がこれ!ひょえー、すごいゴージャス!だってねえ、お家の中にステージがあるんですよ。昔のお金持ちのうちってすごいわねえ。
 ちなみに、おととしの秋、安室奈美恵ちゃんがここでミュージックビデオを撮影したのだそうです!ガイドさんが嬉しそうに説明していました!!



 舞台の天井の彫刻も超イカしています。こういうところにも凝ってるのは、さすが豪族!



 ステージから広間に向かいました。まあ、もう、これは立派過ぎますわ!



 奥のほうにある螺鈿細工のテーブルとか椅子、めっちゃ高いんだろうな~、という庶民のゲスな感想。壁にある肖像は当時の林家の偉い方々。



 螺鈿細工のテーブルとか椅子、めっちゃ高いんだろうな~、という庶民のゲスな感想。



 長い鉄砲!林家では軍隊も抱えていたそうですので、こういうものがたくさんあったんでしょうね。ちなみに、この長い鉄砲は二人がかりでかついで撃つんだそうです。操作が難しそうだ~。



 大花廳の前方の建物には扉の上部に九つの文字が彫られています。これらの文字は、それぞれ字体が違いますが、全部「壽」という字です。「九」の 発音が中国語では「久」と同じなので、いく久しく長寿であれ、という祈りが込められたものなのでしょう。

霧峰林家花園:台中市霧峰區民生路26號 TEL04-2331-7985

iicake 雲林ケーキタオルカフェ

2016-04-20 20:03:58 | お勧めスポット

 少し前に「興隆タオル観光工場」の話を書きましたが、今回もタオルの産地虎尾ならではのスポットのご紹介です。「iicake 雲林蛋糕毛巾咖啡館(雲林ケーキタオルカフェ)」というお店です。屋号だけ聞くと、喫茶店なのかと思いますが、実はタオルのお店なんです。



 ほら、中に入ると、タオル製品がた~くさん!!



 手拭タオルだけではありません。タオルで昔のお金の形を作った商品などがいっぱい!



 これは日本のサンリオのキャラクター、ポムポムプリンのタオル!



 同じくメロディーちゃん!



 ちびまるこちゃんもありました!



 おさるの女の子も人気商品!



 タオルをケーキのような形にし、可愛くして販売するというのは、いいアイデアかも。



 他にも様々なキャラクターが並びます。



 見ていると欲しくなって来るから、お店のマジックにまんまとはめられてるんですね。


    
 タオルの花束も可愛いですね。



 四葉のクローバーをイメージした商品ですね。



 このお店は「咖啡館(カフェ)」と銘打っていますが、カフェスペースはほんのわずか。ドリンク類も売っていることは売っていますが、実際のところはタオル屋さんです。けれども、レジのところは、まるで飲食店のような造りになっています。



 レジの奥まったところに、少しだけフードコーナーが設けられています。



 面白いのは、お店の人がケーキ型タオルを作っている所を見学できること。



 慎重に、慎重に、みんな同じ形になるように作っていますね。



 もちろん普通のタオルも販売しています。



 お店は2階建て。2回へと続く階段を上っていくと、踊り場の壁に可愛い絵が!・・・と思ったら、絵じゃなくて大きな大きなタオルでした!


   
 2階の床の一部はガラス張りになっていて、タオルで作った動物やタオルの糸が展示されていて、子どもたちに大うけ!


    
 タオルのデコレーションケーキもありまーす!



 子どもたちを対象にしたDIYコーナーもあります。お店のお兄さんが親切に指導。


    
 うーん、こうやって見ると、タオルっておいしそうなのね。

iicake 雲林蛋糕毛巾咖啡館:雲林縣虎尾鎮光復路2號 TEL(05)633-6728
              営業時間は10:00~18:00