「国家が死刑にしないなら、私が殺す」と宣言した本村洋さんの声を最高裁が受け止めた

2012年02月22日 00時23分45秒 | 政治
◆現代の「仇討ち」がやっと、成就する。血も涙もない「判決マシン」が、負けた瞬間だった。山口県光市で1999年に母子2人が殺害された殺人・強姦致死事件。元会社員・大月(旧姓・福田)孝行被告(30)=犯行時18歳30日=に対して、最高裁小法廷(金築誠志裁判長)は2月20日、上告を棄却した。
 従来の「永山基準」による相場では、おそらく、忙しい裁判官たちは下級審の裁判官同様に「無期懲役」が関の山だったであろう。それを「死刑」にまで押し上げたのは、被害者の遺族である本村洋さんが「死刑判決を出さなければ、自分の手で仇討ちする」と加害者を殺すことをマスメディアの前で宣言していたからである。「殺人予告」である。これには、さすがの裁判官たちも内心、震え上がったに違いない。裁判所が新たな殺人犯を生むことを意味していたためだ。
 近代刑法は、被害者の遺族による「仇討ち」を禁じて、その代わりを国家権力が被害者の遺族に成り代わって行うことにしている。そして、「仇討ち」の連鎖を封じている。だが、国家権力がその任を果たせないとすれば、たとえ殺人犯になろうとも、仇討ちが横行する社会に逆戻りする。この意味で、今回の上告棄却=差し戻し審である広島高裁の死刑判決=を支持した最高裁の判決は、至極妥当であり、死刑制度の本来の趣旨を取り戻したといえる。また最高裁自体が正気に戻ったとも受け取れる。
◆最近の裁判官は、「ヒラメ」だと言われている。司法官僚として出世したいがために、「司法権の独立」(職権の独立)を放棄して、雲の上の最高裁事務局ばかりを見て、国民の方を向いていないからである。
 裁判官は、一人当たり数百件もの事件を抱えていると言われている。要するに多忙なのである。このため、一件一件じっくり審理している余裕はなく、書面を頼りに訴訟指揮を行い、丸で「判決マシーン」と化している。刑事事件では、被害者の遺族の気持ちをないがしろにしてきた。これを本村洋さんに突かれたのである。「もっと真面目に裁判をやれ」ということだ。民事事件ともなれば、さらにひどい。忙しいので、判決文を書きたがらないのである。途中で「和解」にしたがる裁判官が、いかに多いことか。日本の裁判所は、かくも、だらけているのである。
◆最高裁は、「憲法の番人」と言われながら、憲法裁判所の役目を果たしていない。おまけに、国策に従い、時の政権に都合のいい判決ばかり出す。原発をめぐる住民訴訟は、その典型である。いつも原告・住民に敗訴判決を下し続けている。地域住民の生命を軽視し、基本的人権を踏みにじっているのだ。
 そればかりではない。最高裁の「利権意識」だけは、政治家も顔負けである。それが、裁判員制度に濃厚に表れている。先人たちが、せっかく「陪審員制度」を用意して、陪審席を設けた裁判所を建設していたのに、すっかり忘れてしまっている。有罪無罪の審決権を陪審員に奪われたくなかった。その結果、奇妙奇天烈な裁判員制度を創設してしまった。これでは、「民主制の論理」の否定というものである。
 もっと悪いのは、「判検交流」という制度の下で起きた裁判官の検察官化である。お互いに仲間意識で馴れ合い、裁判官は、検察官に不利にならないような判決文を書くという傾向が強い。これが裁判所内に冤罪事件を生む風土を醸成してしまっている。もはや、裁判官は人権意識を、なくしたのではないかとも疑われている。
◆裁判所が、せっかく死刑判決を下しても、法務省がこれまた義務を果たしていない。死刑囚が130人を超えているというのに、このところの法務大臣が死刑執行命令書に署名したがらない。首相が死刑廃止論者であることを承知していながら、法務大臣に任命しているので、どうにも始末が悪い。かくして、この面からも死刑制度が形骸化してきている。
こんなことだから、死刑制度が本来持っているはずの凶悪犯罪抑圧効果は、全然発揮されず、その結果、死刑相当の犯罪が多発して止まない、ここ10数年、殺人事件が増えているという実感は拭えないのである。 

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表、谷垣禎一総裁、森喜朗元首相が、民主党、自民党の「連立政権」づくりを始めている

◆〔特別情報①〕
 新聞記事のなかで「ベタ記事」というのがある。見出しは、一段に過ぎず、行数もせいぜい10~15行と、ごく短い。だが、この「ベタ記事」が、重要情報を凝縮している場合が往々にしてある。故に「小なりとも決して侮れない」のである。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

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国民主権の日本国憲法について考えよう (通りがけ)
2012-02-22 11:03:41
「公明党は憲法違反の反社会カルト政治結社である」

>酒飲んで電車乗らない、4人組から逃げろ ~我が身を守る心得(Goodbye! よらしむべし、知らしむべからずさま)
>>http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2012/02/4no.html

>NHKが沈黙した日
http://www.youtube.com/watch?v=h6lEi8FWhNs&feature=related

これが政教分離に反して政党を結成した創価学会のオウム以上の極悪な憲法無視統治体制破壊テロ国家叛逆の反社会カルト性を如実に示していますね。

創価学会は信者に洗脳を施して税金のようにお布施を学会へ納めるよう強要し、それで得た資金を政治資金として結成した政治資金規正法違反および憲法違反政党公明党への公職選挙投票を教祖への帰依忠誠の証しとして絶対的に強要する公職選挙法違反および選挙権を定める日本国憲法違反の似非宗教詐欺集団であり、宗教法人とはまったく異なる、課税に関する憲法違反までも内包した秘密結社反社会政治犯罪カルトです。

橋下知事がアンケートで調査すべきは、憲法・法に常に絶対的に服従すべき公務員に創価学会員という法以外の「教祖」に忠誠を誓い、憲法を差し置いて教祖の指示のほうを常に優先して実行するという特定政治結社構成員を採用してはならない、という政教分離の統治体制保護憲法規定をたてにした公務員不適格者の発見に使うべきだったですね。

創価学会員等カルト結社構成員が司法公務員として活動すれば憲法と国家は必ず破壊されます。公務員および特別公務員は全員創価学会、カルト新興宗教団体等を脱会して3年以上経たなければ公職採用されないと厳正に決めるべきです。 現職のカルト構成員は当該経歴判明すれば直ちに懲戒免職公職無期追放処分に処しましょう。

公務員公職在職中に入会すれば直ちに懲戒罷免すればよろしい。

「地位協定破棄」と憲法に基づく公務員資格経歴適正化とを併用すればそれだけで日本の腐敗しきった奇形司法もかなり浄化できます。違憲行政霞が関も違憲立法国会も浄化できますね。


「公明党は強制的に解散させよ」

創価学会を母体とする政党は政党としての要件に違反する違憲政党であり直ちに解散し政党助成金議員歳費のすべてを国庫に返納すべし。
国民から公明党に対し過去の違憲政党活動について損害賠償請求が出されれば創価学会が全て支払え。
返信する
小野寺五典(自由民主党・無所属の会) (愛信)
2012-02-22 23:03:52
小野寺五典(自由民主党・無所属の会)

開会日 : 2012年2月20日 (月)
会議名 : 予算委員会
収録時間 : 7時間 41分2月20日
予算委員会で支那による沖縄基地周辺の土地買収問題を追求する。
これを隠蔽する反日売国テレビ局・マスコミと売国民主党には日本を防衛する意志は認められない。
小野寺五典(自由民主党・無所属の会)
http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=41559&media_type=wb&lang=j&spkid=19625&time=02:41:02.4 

愛国系日本人は確りと売国民主党のやっていることを確認して手遅れに成らない内にこの
国日本を救う戦いに立ち上がろう。

【動画ニュース掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj6.cgi
【動画ニュース最新版タイトル一覧】はこちらをクリックして下さい。
返信する
騎兵隊と海兵隊 (通りがけ)
2012-02-23 00:17:18
「騎兵隊と海兵隊」

私が思い出すのは「ソルジャーブルー」。

アメリカ先住民インディアンに因縁つけて銃で皆殺しにする騎兵隊(青い制服=ソルジャーブルー)の快楽殺人がフロンティアスピリットである。
アメリカ西海岸に達したフロンティアスピリットは太平洋の彼方中国大陸へ向けて黒船艦隊を発した。
ソルジャーブルーはその140年後の現在マリンブルー海兵隊となってフロンティアスピリットで美しい日本を血に汚れた手で蹂躙している。

ローマ字でKiheitaiと書けば英語読みで[kaiheitai]と発音するのももはや偶然とはいえまい。

今日の「神秘の杜」さまのエントリー
「米軍再編費用を丸呑みする民主党政権を打倒しよう!」
>>http://ameblo.jp/mo-014925/entry-11172416196.html
に完全に賛成。
(一部転載)
>オリ民主党の国会無視もひどいですが、自民党時代もほぼ同じような手法で米軍関係予算が決められて
▼国民はその実態を殆ど知らされていません。▼

今回も同じことが起きているのです。

しかも、自民党時代にも問題になっていた米軍再編による日本国憲法との整合性の無さは、完全に無法行為。

沖縄の基地を減らそうとすれば、逆に本土へ分散することまで平気で日米共同作戦ですからね。全く国民不在ですよ。

いえ、国民が参加するのは
 「知らないうちに税金がアメリカへ渡っていた」
ことだけではないでしょうか。

そのお礼は、空から騒音や異物落下、墜落事故。地上では交通事故や婦女子強姦事件。


▼こんなのに、何故国民の税金を流し込むのでしょう。▼


写真は横須賀基地内の米軍家族住宅。
アパートだけではなく、スーパー、体育館なども併設されているんですってね!
・・・(中略)・・・

「普天間の固定化」回避を=米軍再編修正協議-渡辺防衛副大臣

渡辺周 防衛副大臣は4日午前、都内で記者団に対し、日米両政府の在日米軍再編計画の修正協議について

 「沖縄の米軍普天間飛行場の固定化に
  つながらないよう、これか らの協議の中で
  訴えていかないといけない」

と述べ、在沖縄米海兵隊のグアム移転を先行することで、普天間飛行場移設が置き去りにされないようにすべきだと 強調した。

また、2006年の在日米軍再編ロードマップ(行程表)で示した在沖海兵隊8000人のグアム移転で、グアム移転を約4500人に減らし、一部はオーストラリアなどに一時駐留させるとした米メディアの報道については「海兵隊の8000人の転出を当然訴えていく」と述べた。
(2012/02/04-10:39)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201202/2012020400138

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  ↑

これも口先だけの空証文!! 許せん!

(転載終わり)
返信する
罪なき赤児の生命を大人の暴力から守れ (通りがけ)
2012-02-25 14:02:22
「罪なき赤児の生命を大人の暴力から守れ」

日本人の判官贔屓のはじまりである義経であるが、同時代の人々が判官贔屓を始めたのは義経本人の政治的不遇よりも腰越で静御前が義経との間にもうけた赤児を頼朝の命令で殺されたという限りない悲劇の父親となったゆえでありましょう。赤児を殺すことを日本人が昔から忌み嫌っていたためでしょうか、太閤豊臣秀吉も関白秀次斬首に連座させていたいけな子どもたちまで殺して人心を失ったことがのちの豊臣家滅亡を早めたと考えられます。今も昔も信なくば立たず。ことに日本人は赤児や幼子を金銀宝玉にも勝る宝として大事にする社会の暗黙の伝統的掟があります。

この光母子殺害事件で日本人が最も痛ましく忌まわしいと感じたのはいたいけな幼児が殺されたことでしょう。事件発生時、無抵抗の無力な保護されるべき弱者である幼児が殺されたことに生理的なほどの嫌悪感をほとんどの日本人が覚えたのではないでしょうか。わたしもそうでしたが。

私が同情するのは愛するわが子を見知らぬ水道会社社員に殺された両親本村弥生氏と本村洋氏に対してです。私も子供を殺されたら彼らと同じ心境に至ったであろうとかんがえるからです。本村弥生氏は目前で愛児の首を絞めている制服の闖入者を打ち倒し子供を救いだそうとして、逆にか弱き女性の無力につけ込まれて殺されました。

罪なき無垢で無力な子供の、大人の暴力による無惨な死。私は沖縄で米軍に轢殺された幼女の写真を思い出します。(※目で見る地位協定>>http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51424388.html>1965年沖縄 「少女轢殺」 報道写真家嬉野京子の証言 )

私が18歳1ヶ月の「社会人」という点を強調するのは、何歳であろうと社会に出て働き納税を始めた社会人には一人一人に社会を守る義務があるからです。
男女の交わりという成熟個体の生殖行為の知識のある者が赤児の首を絞めたら死んでしまうことを常識的知識として知らないわけがない。子供が泣き出した時点で犯人は犯行を止める意志さえあればすべての犯行を止めることができたにもかかわらず、泣き声を止めるために首を絞めた。これは明確に殺人への強固な決意すなわち明らかな故意を証明するものです。こどもが泣けば直ちにその首を絞める。この果断な決断力と冷酷な実行力に高い知略性を認めこそすれ、知能薄弱や心神耗弱は一片も認められません。そしてこの赤児殺しという犯行こそが社会の存続の根源を破壊する犯罪なのです。

社会はどのようにして続いていくでしょうか。男女が結婚してあるいは結婚せずとも出会って子供を作り育て成人させるからこそ社会は代々続いていきます。
また、どこでいかように生まれようとも子供にはなんの罪もない。日本の社会は伝統的に罪なき子供を大切に守り育てる社会です。桃太郎でも一寸法師でもかぐや姫でも鉢かつぎ姫でもみななさぬ仲の養われ子として成人し社会に名をなしたのです。子供は社会の宝であり国の宝です。

逆に、社会に出る年齢に達した者は無抵抗の弱き者の命を絶対に守らなければならない。子供を殺せばその社会は絶えてしまうからです。これが近代の法律よりも優先する古来から心身に染み込んだ日本人の社会の躾の伝統だと考えています。

それにつけても福一を住民に警告なく爆発させ被曝させたうえにさらに緊急避難のための自発的移動を強制的に封じた菅内閣東電保安院霞が関の、何十万何百万人もの罪なき子どもやこれから妊娠出産しようという若い女性たちを放射能のまっただ中に置き去りに被曝させた(させ続けている)国家社会の存続の生物的根幹を破壊する棄民テロの罪深さは、もはや法律でも倫理でも人智では到底はかり知れないものです。

彼ら(菅内閣東電保安院霞が関NHK記者クラブマスゴミ)に対する国民の処罰感情の強さがどのくらい大きくなるか、私には想像すらできません。
返信する
推敲しました。 (通りがけ)
2012-02-25 15:36:51
「罪なき赤児の生命を大人の暴力から守れ」

日本人の判官贔屓のはじまりである義経であるが、同時代の人々が判官贔屓を始めたのは義経本人の政治的不遇よりも腰越で静御前が義経との間にもうけた赤児を頼朝の命令で殺されたという限りない悲劇の父親となったゆえでありましょう。赤児を殺すことを日本人が昔から忌み嫌っていたためでしょうか、太閤豊臣秀吉も関白秀次斬首に連座させていたいけな子どもたちまで殺して人心を失ったことがのちの豊臣家滅亡を早めたと考えられます。今も昔も信なくば立たず。ことに日本人は赤児や幼子を金銀宝玉にも勝る宝として大事にする社会の暗黙の伝統的掟があります。

この光母子殺害事件で日本人が最も痛ましく忌まわしいと感じたのはいたいけな幼児が殺されたことでしょう。事件発生時、無抵抗の無力な保護されるべき弱者である幼児が殺されたことに生理的なほどの嫌悪感をほとんどの日本人が覚えたのではないでしょうか。わたしもそうでしたが。

私が同情するのは愛するわが子を見知らぬ水道会社社員に殺された両親本村弥生氏と本村洋氏に対してです。私も子供を殺されたら彼らと同じ心境に至ったであろうとかんがえるからです。本村弥生氏は目前で愛児の首を絞めている制服の闖入者を打ち倒し子供を救いだそうとして、逆にか弱き女性の無力につけ込まれて殺されました。

罪なき無垢で無力な子供の、大人の暴力による無惨な死。私は沖縄で米軍に轢殺された幼女の写真を思い出します。(※目で見る地位協定>>http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51424388.html>1965年沖縄 「少女轢殺」 報道写真家嬉野京子の証言 )

また、オウム真理教が初めて犯した殺人テロである坂本弁護士一家殺害事件も、同じ年頃の乳児が無慈悲に殺されました。オウムの下手人たちは捕まれば死刑であることを知り尽くした上で凶行に及んだものですが。

私が18歳1ヶ月の「社会人」という点を強調するのは、何歳であろうと社会に出て働き納税を始めた社会人には一人一人に社会を守る義務があるからです。
男女の交わりという成熟個体の生殖行為という生命科学的知識のある者が、赤児の首を絞めたら死んでしまうことをそれ以前の常識的知識として知らないわけがない。子供が泣き出した時点で犯人は犯行を止める意志さえあればすべての犯行を止めることができたにもかかわらず、泣き声を止めるために首を絞めた。これは明確に殺人への強固な決意すなわち明らかな故意を証明するものです。こどもが泣けば直ちにその首を絞める。この果断な決断力と冷酷な実行力に高い知略性を認めこそすれ、知能薄弱や心神耗弱は一片も認められません。そしてこの赤児殺しという犯行こそが社会の存続の根源を破壊する犯罪なのです。

社会はどのようにして続いていくでしょうか。男女が結婚してあるいは結婚せずとも出会って子供を作り育て成人させるからこそ社会は代々続いていきます。
また、どこでいかように生まれようとも子供にはなんの罪もない。日本の社会は伝統的に罪なき子供を大切に守り育てる社会です。桃太郎でも一寸法師でもかぐや姫でも鉢かつぎ姫でもみななさぬ仲の養われ子として成人し社会に名をなしたのです。子供は社会の宝であり国の宝です。

逆に、社会に出る年齢に達した者は無抵抗の弱き者の命を絶対に守らなければならない。子供を殺せばその社会は絶えてしまうからです。これが近代の法律よりも優先する古来から心身に染み込んだ日本人の社会の躾の伝統だと考えています。

快楽殺人や計画殺人は顕著な常習性を示しますから現行の法律は更生可能性が非常に乏しいとして死刑判決を下すと思いますが、少年法20歳未満の規定にもとづく減刑の可能性があるとすれば、被告人の親や被告人を雇った会社の雇用責任ある雇用主が嘆願書を出して無期懲役仮釈放後の厳正な後見責任を果たす旨誓約するか否か、それを裁判所が適と認めるか否かにかかってくるでしょう。

それにつけても福一を住民に警告なく爆発させ被曝させたうえにさらに緊急避難のための自発的移動を強制的に封じた菅内閣東電保安院霞が関の、何十万何百万人もの罪なき子どもやこれから妊娠出産しようという若い女性たちを放射能のまっただ中に置き去りに被曝させた(させ続けている)国家社会の存続の生物的根幹を破壊する棄民テロの罪深さは、もはや法律でも倫理でも人智では到底はかり知れないものです。

彼ら(菅内閣東電保安院霞が関NHK記者クラブマスゴミ)に対する国民の処罰感情の強さがどのくらい大きくなるか、私には想像すらできません。
返信する
正しい司法とは (通りがけ)
2012-02-27 03:49:20
厚顔の美少年さまから「罪なき赤児の生命を大人の暴力から守れ」へご返信いただき再投稿しましたので追記転載いたします。
>「少年への死刑判決で大人の殺人罪に無期懲役が下せるか」老人党リアルグループ「護憲+」ブログさま
>>http://blog.goo.ne.jp/rojinto_goken/e/6f7fcedaeac05db0eb274f5781e40f15

厚顔の美少年さま、ご返答ありがとうございます。

>今回の場合、先ず殺人罪の少年も幼少の頃から大人(親)の暴力と情操を育む家庭環境に守られて居なかったようです。子は親と家庭環境を選べません。そのような家庭環境で性格形成も歪められ、このことが罪なき赤子の生命を奪うという暴力の連鎖を生む原因と見ます。

このご観察に同意いたします。これは米国社会で顕著に観察され指摘されるようになった犯罪心理学・境界型や犯罪型人格障害の知見と考えます。かつて凶悪犯罪が多発していたニューヨークで割れ窓理論を対症療法として導入したところ凶悪犯罪の数が統計上激減した。このことを日本の刑事司法が換骨奪胎して我が国に導入し、刑事司法行政の権力乱用が顕在化して厳罰化が起こったと考えています。

ただ、この事件に関しては「少年の犯罪に対する厳罰化」を犯罪被害者遺族本村氏が求めたものではないと最初から考えておりまして、私が最も本村氏に共感しましたのは被告人に本村氏が語った「君は嘘をついている」という言葉です。

被告人の生い立ちには同情すべき点が多々あります。彼が親から虐待を受けていたのは真実でありましょう。しかし親から虐待を受けながらも彼は周囲の他人である学友や教師にささえられて高校を卒業し就職することができた。社会が彼を納税者社会人になるまで育て上げたといえるでしょう。この事実がある以上被告人はこの社会に対して恩義があると私は考えます。親からは虐待を受けながらも高校を卒業して社会人となり就職できたのは社会の見守りがあったればこそでしょう。友人や先生や雇用してくれた社長が人としての被告人を育ててくれた社会そのものです。
彼は就職して社会人となった時点で虐待を加えた親を恨む以上に親の虐待から彼の命を守リ続けてくれた社会の恩義に報いるために、親に虐待されなかった他の社会人以上に人一倍強くこの社会を守る責任を自覚しなければならない立場であったと私は考えます。

もし被告人が十分に内省すればこのことに気づいたはずです。気づけば、社会に守られて成人したもとは無力な赤ん坊の自分が、次代の社会を担う若い本村家の宝であり国の宝である無力な赤ん坊の命を大切に守らずに、自分の犯行(犯罪であること十分に自覚していました)を人に気づかれず完遂するためだけの理由で泣き声を鎮めるためにあやしもせず直ちに首を絞めたことが、いかに恩知らずの人の心のかけらもない鬼畜以下の所業であるか、被害者遺族(おかしな言葉です)本村洋氏にむかってではなく、自分の手にかけた無力な赤ん坊と命懸けで赤ん坊を守ろうとした母親本村弥生氏に向かって全ての心身をなげうって謝罪するはずです。

その言葉はなかった。ゆえに夫婦で大切な子宝の命を守り育ててきた赤ん坊の父親本村洋氏は、年齢の近い被告人少年に向かって同じ社会人男性として「君は嘘をついている」と語ったのです。

刑法は社会を犯罪の被害から守るために定められたものです。そして社会の根源である家庭を破壊する性衝動犯罪を完遂するために赤子を殺すというさらに最悪の鬼畜にも劣る犯行に手を染めたことに内省で気づかず真の反省が見られない(更生可能性が非常に乏しい)社会人犯罪者に対して、法は情状酌量できず死刑を言い渡すでしょう。

これが本村洋氏の「法が裁かないのなら(同じ社会人男性として)私が裁く」という言葉になったのだと考えて、共感した次第です。すなわち本村氏は怨念を晴らすためではなく社会を守る正しい司法が行われることを求めただけである、と考えています。

よって、先のコメントで
「少年法20歳未満の規定にもとづく減刑の可能性があるとすれば、被告人の親や被告人を雇った会社の雇用責任ある雇用主が嘆願書を出して無期懲役仮釈放後の厳正な後見監察責任を果たす旨誓約するか否か、それを裁判所が適と認めるか否かにかかってくるでしょう。」
と推敲して述べた次第です。

長文失礼いたしました。(転載終わり)
返信する
日本奇形司法の首魁最高裁を弾劾解体すべし (通りがけ)
2012-02-27 12:31:27
.「日本奇形司法の首魁最高裁を弾劾解体すべし」

>今回の裁判結果を受けて被害者の遺族(本村氏)は記者会見で、「今回の判決で勝利者は居ない。このような犯罪が発生したことが社会の負けです。」と述べていました(厚顔の美少年さま)

私はこの言葉を、三審制司法の頂点最高裁が法に基づいてみずから裁こうとせず徒に高裁へ差し戻して刑事裁判の至上命題である迅速性を損ない、その間記者クラブマスゴミに世論を煽る偏向報道をさせて差し戻し審に死刑判決を心証誘導し、長期間にわたって関係当事者の精神的苦痛をいっそう倍加させた。
また裁判所自体が少年法に振り回されて各裁判で充分な審理を尽くさない判決をくだし、被告人少年の自分が犯した罪に対する内省の機会を結果として奪い、その被告人に法が適正に執行されないため真摯な反省や改悛の情が生まれた様子が見られぬことが、赤子の父親遺族本村洋氏と弥生さんの遺族ご両親をさらに長期にわたって精神的に苦しめる事態を惹き起こした。

このように犯罪そのものから受ける精神的苦痛被害よりも、犯罪を正しく裁けない司法制度の無能、奇形司法に長期間苦しめられる被害を被った当事者のひとりでありまっとうな社会人である本村氏が、本当は「社会の負け」ではなく法を正しく司る能力に欠けた無能なる最高裁が18歳いち社会人の刑事凶悪犯罪に負けた「奇形司法の負け」を、遠まわしに婉曲に表明した言葉なのではないかと考えます。

私は本村氏と同じいち社会人としてつねづね最高裁は解体されるべきであり、現職過去職ともに最高裁裁判官は全員弾劾懲戒罷免に処断すべきと考えています。(了)
返信する
日本奇形司法の首魁最高裁を直ちに弾劾解体せよ (通りがけ)
2012-02-27 15:19:08
【光母子殺害事件発生10余年後の最高裁死刑判決は奇形司法が犯した法治社会破壊テロ犯罪である】

「日本奇形司法の首魁最高裁を直ちに弾劾解体せよ」

>今回の裁判結果を受けて被害者の遺族(本村氏)は記者会見で、「今回の判決で勝利者は居ない。このような犯罪が発生したことが社会の負けです。」と述べていました(厚顔の美少年さま)

私はこの言葉を、三審制司法の頂点最高裁が法に基づいてみずから裁こうとせず徒に高裁へ差し戻して刑事裁判の至上命題である迅速性を損ない、その間記者クラブマスゴミに世論を煽る偏向報道をさせて差し戻し審に死刑判決を心証誘導し、長期間にわたって関係当事者の精神的苦痛をいっそう倍加させた。
また裁判所自体が少年法に振り回されて各裁判で充分な審理を尽くさない判決をくだし、被告人少年の自分が犯した罪に対する内省の機会を結果として奪い、その被告人に法が適正に執行されないため真摯な反省や改悛の情が生まれた様子が見られぬことが、赤子の父親遺族本村洋氏と弥生さんの遺族ご両親をさらに長期にわたって精神的に苦しめる事態を惹き起こした。

このように犯罪そのものから受ける精神的苦痛被害よりも、犯罪を正しく裁けない司法制度の無能、奇形司法に長期間苦しめられる被害を被った当事者のひとりでありまっとうな勤労社会人である本村氏が、本当は「社会の負け」ではなく法を正しく司る能力に欠けた無能なる最高裁が18歳いち社会人の刑事凶悪犯罪に負けた「奇形司法の負け」を、遠まわしに婉曲に表明した言葉なのではないかと考えます。

私は本村氏と同じいち勤労社会人納税者一般人主権者国民としてつねづね最高裁は解体されるべきであり、現職過去職ともに最高裁裁判官は全員弾劾懲戒罷免に処断すべきと考えています。(了)
返信する
真犯人は本村洋です (過去の人)
2013-04-27 20:27:14
なぜ、少年Aが死刑になるのか?私は、事件当時あの場所にいた人間です。本村洋の子供は、実は私の子供です。私と入籍を迫った奥さんに対して、嫉妬した本村洋が首を絞め殺害した。私が撮影した写真で洋を立件できなかったのが問題だった。私は、洋が首を絞めて殺害した後、奥さんが生きているかどうか確認しているんですが、それを立証が難しくなって、少年Aが死刑になったんです。みなさんは、感情的に流されて、少年Aだと思っているようだが本当は違うんです。 今は死刑執行を延ばしている段階です。本村洋が裁かれる事を願って、少年Aの親御さんが心配をしています。

天国のラブレターという作品は、洋が犯人じゃないと言う事を証明したい哀れな作品でしかないんです。
返信する
真犯人は本村洋です (過去の人)
2013-04-27 20:28:40
なぜ、少年Aが死刑になるのか?私は、事件当時あの場所にいた人間です。本村洋の子供は、実は私の子供です。私と入籍を迫った奥さんに対して、嫉妬した本村洋が首を絞め殺害した。私が撮影した写真で洋を立件できなかったのが問題だった。私は、洋が首を絞めて殺害した後、奥さんが生きているかどうか確認しているんですが、それを立証が難しくなって、少年Aが死刑になったんです。みなさんは、感情的に流されて、少年Aだと思っているようだが本当は違うんです。 今は死刑執行を延ばしている段階です。本村洋が裁かれる事を願って、少年Aの親御さんが心配をしています。

天国のラブレターという作品は、洋が犯人じゃないと言う事を証明したい哀れな作品でしかないんです。
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