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山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

溪飲溪食溪泊まり

2006-10-01 17:28:28 | 川飯.B級グルメ
渓流シ-ズンの終盤は哀愁の溪泊まりで締めたい。相棒が多忙のため今回は単独行となった。45リットルのザックに酒や食材や家財道具を詰め込んで一人本流を遡り深山幽谷の溪を目指した。相棒がいればこんな重い荷物にならなかったのにとブツブツいいながら、、、。



途中、ロッドを振りたい欲望に駆られながらもひたすら遡ってテン場に着いた。
先ずは幕営。いつもはタ-プで済ませるが、肩を寄せ合う相棒がいない今日はツェルトを張る。たった400グラムのテントでザイルと木の枝2本があればOKだ。



テントを張って晩飯用の薪を集めたら、さぁ釣り始めよう。テン場の横の沢を釣り上がるとチビイワナが遊んでくれる。たとえキ-プサイズが出たとしても卵を抱え始めたイワナは殺せなかっただろうナ。



遡行する途中で日向ぼっこするガマガエルに出会った。目ヂカラがありキリリと締まった思慮深い顔はまるで溪の哲学者然としていた。



3時間ほど釣って3時にテン場に戻った。ちょっと早いが腹ぺこである。さぁ始めよう。今日のメインディッシュはきのこ鍋である。先ず食材と調味料を並べる。
いつも必ず忘れ物をするが今日は小芋を忘れた。何とかなるサ。



とりあえずビ-ル。ミョウガの梅肉あえと味噌あえ、次に油揚げをさっと炙ってネギと大根の粗みじんをまぶして醤油をたらす。簡単だけど旨いんだなこれが!



次は鍋用の鳥を使って焼き鳥を焼く。せっかく食べるんだから高くても地鶏にする。塩とガ-リックパウダ-で旨いぞ~。塩も良いものを選ぼう、味が全然ちがうのだ。並の焼鳥屋には絶対に負けないのだ。



ビ-ルから焼酎へと進む。今日は芋焼酎の黒霧島。芳醇な味と香りが酒肴を一層引き立ててくれる。そろそろキノコ鍋を作るとしようか。
先ずは鍋に鳥もも肉の皮を下にして並べ弱火でゆっくり炒める。鳥皮の上質な脂がジュワっと出てきたら、、、。



根菜を入れたっぷりの水を加えて中火でゆであげる。あくまでも水はたっぷりが鉄則、あとから水を加えるとキノコの風味が台無しになっちゃいますからね、、。



根菜が柔らかくなったら、いよいよキノコと油揚げを加えて15分ほど煮込みます。この出来上がりを待ってる時間も大好きなんですよね。



さぁ、仕上げの味付け。今日は塩で味を付けて少々煮込んでから最後に醤油で味を調えました。いゃぁ、最高の味に仕上がりましたよ。



やっぱり秋はキノコに限りますね。キノコ鍋でまた飲み直しましょう、ハフッハフッ。
これで鍋を囲む相棒がいたらもっと良かったのに、、、。今度は一緒にやろうナ。



溪飲溪食に2時間半もかけてしまいました、満足満足。やめられませんね~。
それでは、ちょっと早いけどツェルトに潜り込んで眠りにつきましょうかね。
なんてったって今日はひとりぼっち、夜の闇がことのほか恐いんですよ。
闇の世界になると鳥とも獣ともつかぬギャャャ~~~ッ!という悲鳴のような叫び声がそこここから鳴り響きます。サァ---ッと黒い影も走ります。
焚き火の炎を眺めながら飲んでいたいのはやまやまなんですが、一人ではできませんよそんなこと、、、。



翌日、王の入川に立ち寄った。河畔の田んぼでは稲の刈り入れが終わっていた。
田んぼの主の家に寄ってお茶をごちそうになり、庭になっていた栗を頂いて帰途についた。今年は王の入川に何度も通って沢山のヤマメに出会った。この川はことのほか山野草が豊富で目を楽しませてもらった。今日で禁漁期にはいる。寂しいけどまた来年もヤマメと花と田んぼに会いに来ますね。お世話になりました。
溪も田んぼもそこはかとない哀愁が漂っているように感じた。もう秋なんですね。



焼き鳥の映像が消えちゃったのでここにアップしておきます。




コメント (8)
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