山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

黒部再訪の夢の夢

2011-06-12 22:36:54 | フライフィッシング
1999年の『ヤマケイJOY』
読みたい記事があったので古本屋で150円で手に入れました。
12年前のヤマケイを見ていてウエアの進化には驚くばかりです。

例えばレインウェア、12年前にもゴアテックスはあったのだけれど厚い、重い、ゴワゴワ。
テントもザックも山靴も似たり寄ったりなのだけれど一番の進化はベ-スレイヤ-とミッドレイヤ-ですかね。

当時のヤマケイに掲載されている登山者の写真を見るとTシャツ、ポロシャツ、チェックの山シャツ。
それが今ではどうでしょう、吸湿速乾抗菌防臭素材で快適そのもの、僕は雨に降られない限り3日間は着続けてます。


驚異的と言える素材の進化に反比例するかのように何故か僕の体力だけは衰えが進んでいます。
だからという訳でもないのだけれど、ここ数年は新たな山域や渓を開拓しようという意欲よりも
かつて訪れて強く印象に残っている山や渓に再訪したいという気持ちが強く湧き始めています。









さて日曜日、動かぬ体に鞭打ってふる里の渓に立ちました。
と言ってもロッドを振ったのはほんの小一時間、数尾の渓魚と遊んだあとは渓畔で昼寝です。








今年の夏は黒部を源頭まで遡行して雲上の楽園に遊ぶ山旅を計画しています。
かつては3泊4日でやってのけたのだけれど今はもうとてもムリ、6泊7日でのんびり歩きたいと思います。








最源流部に天泊して釣りは多分2日間、かつては尺上が当たり前だったのだけれど今はもう大物はいないのかもね。








非日常の世界はとてもワクワクするのだけれど思いのほか疲労困憊状態になるのです。
6泊7日の天泊なら尚更のこと、長い山旅から帰ると我が家の日常が一番いいということに気づかせてくれる訳なんですね。







黒部の源頭部を訪れてからすでに30年が経過しています。
いまどうなっているのかな、楽しみでもあり不安でもあり。







何と言っても天泊は1週間分の食料と酒が重くて難儀です。

どなたか食べずに1週間生きられる方法をご教示いただければ幸いです。

よろしく(ムリだよねえ)






コメント (27)
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