この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

《ビストロ・サンク》、ちょっとだけ贅沢な創作フレンチレストラン。

2011-11-05 22:52:27 | グルメ・おやつ
 お袋が一週間ほど旅行に出かけたことは前に書きました。
 息子が餓死しないようにという親心でしょうか、お袋は出かける前におでんを作っていってくれたんですよね。
 これを食べ終わったら、外で食べなさいね、って感じで。
 ありがたいことです。
 で、お袋が出かけて以来、連日おでんを食べているのですが、、、これが無くならないんだ!
 さすがに食べ飽きたので、今日のお昼は外食することにしました。

 向かったのは会社の近くにあるこじゃれた創作フレンチレストラン《ビストロ・サンク》(HPはないので検索ページに飛びます)。
 

   
 
 
 お手軽な料金で創作フランス料理がいただけるお店です。

 
   


 この日のメインディッシュの魚の温野菜添え。
 いや、本当にそう言われたんだってば!!
 でももっと小難しい名前の方がいいと思う。
 ○○ソースで食べる△△のブルゴーニュ風、温野菜を添えて、みたいな。笑。
 どーせこっちはフランス料理のことなんてちっともわかんないんだから。

 ここはデザートも充実しています。


   


 この日のデザートは、レモンプリンとカシスのシャーベットとロールケーキと、あと写真には写ってないけど、生チョコが一粒。

 この他、スープとサラダと前菜とライス(orパン)がついて、¥1260はなかなかシャア・アズナブル、、、ではなく、リーズナブルなのではないでしょうか。

 久留米市近辺にお住まいの方は、Tジョイ久留米で映画を観た帰りやイオンでお買い物をした際、こちらのお店でちょっとだけ贅沢なランチを召し上がってみては如何でしょうか。
 ただし、初めて行くときは簡単にはたどり着けんと思うけどね!!笑。
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『ステキな金縛り』、自分だったらこうする。かな・・・。

2011-11-04 20:49:40 | 新作映画
 現在公開中の三谷幸喜監督最新作『ステキな金縛り』、自分は正直イマイチかな、と思いました。
 どこら辺を不満に思ったかというと、いくつかありますが、何より登場人物の行動が矛盾している、展開に筋が通っていない、という点でしょうか。

 冒頭で行われる裁判に、深津絵里扮するヒロインのエミは遅刻してしまいます。
 でもエミには同棲している恋人の工藤がいて、彼はフンフンと鼻歌を歌いながらのん気に朝食を作ってるんです。
 このことから、
A.エミは工藤にその日重要な裁判があることを伝えていない。
もしくは
B.エミは工藤に裁判のことを伝えていたけれど、知っていて、あえて工藤はエミを起こさなかった。
のどちらかであると思われます。

 まず、Aですが、これは考えにくい。
 弁護士には守秘義務がありますが、詳細はともかく、裁判の日程、及び重要さを他人に伝えてはいけない、ということはないはずです。
 二人の間でそのことが話題にならなかった、ということも考えられなくはないですが、やはり可能性は低いと思います。
 何でもあけすけに話す二人のように見えるので。

 そしてB、こちらはさらに考えにくいです。
 学校の授業に遅れるというのとはワケが違うのですから、工藤がエミにとって裁判がどれぐらい重要か、エミが裁判に送れることで周りの人間にどれぐらい迷惑をかけるか、知っていて起こさなかったとすれば、、、工藤は著しく常識に欠けた人間であるといえます。

 ある方から、そんな重箱の隅を突つくようなことをしなくてもいいじゃないか、というようなことを言われました。
 それは、違うんですよ。

 今、三谷作品のファンの多くは、三谷作品を『古畑任三郎』で知ったのではないでしょうか。
 『古畑任三郎』の面白さは、キャラクターの面白さによるところも大きいですが、それと同じぐらいに古畑が犯人のわずかな行動の矛盾を突き、犯人を追いつめる、ロジック的な面白さにも由来するはずです。
 そして古畑であれば、こう結論付けるでしょう。
「工藤はエミにとって裁判がどれぐらい重要であるか知っていて、彼女を起こさなかったのです。このことから工藤はエミを愛していないということがわかります」と。

 もちろんこの結論は(その後二人が結婚をすることから)間違っています。
 でも、ともかく、何かしら起こさなかった理由は必要なはずです。

 自分だったらこんな感じに変更します。

 バタバタと慌てて起きてくるエミ。鼻歌を歌いながら朝食を作っている工藤に八つ当たりする。
エミ「どうして起こしてくれなかったのよ~。今日私にとってどれぐらい重要な裁判があるか、知ってたでしょ~」
工藤「ごめんごめん。起こしにいったんやけどな、エミちゃんの寝顔があんまり可愛いもんやから、つい、起こしそびれてしもうたわ」
エミ「もう、冗談はやめてよ!」
工藤「朝食は?」
エミ「もう食べる暇ない!」
工藤「じゃ、これ」
エミ「何?」
工藤「バナナ。昔から言うやろ、腹が減っては戦が出来ん、てな」

 このやりとりがワンクッションあるだけで、ずいぶん印象は違うはずです。

 さらに、この後の裁判のシーン、自分は唐突にバナナを取り出すエミが頭のおかしな人に見えて仕方がありませんでした。

 これを次のように変えます。

 入廷する寸前、扉の前で、どうにかバナナを食べ終わるエミ。バナナの皮を捨てようと周りを見回すが、適当な捨て場所が見つからず、バナナの皮をポケットに突っ込む。
 エミは裁判で検察側の証人に、バナナの皮とおしぼりを誤認させることに失敗する。
 裁判終了後のエミと速水の会話。
速水「どうして裁判の最中にバナナなんか取り出すんだ!?」
エミ「バナナではありません。バナナの皮です」
速水「どうしてバナナの皮なんか取り出したんだ!?」
エミ「昔見た法廷ドラマで、弁護人が証人にバナナをおしぼりだと見間違えさせるってものがあったんです」
速水「そんなドラマを書いた脚本家は、脚本家失格だ!!」

 このやり取りがあると、エミが唐突にバナナ(の皮)を取り出した不自然さがぬぐえますし、さらに元ネタを知っている人は(『古畑任三郎』の小清水潔の回ですね)、自虐ネタにニヤリと笑えます。

 まだいろいろ自分だったらこうするな、というポイントはあるのですが、しかばね旅館の女将がなぜ深夜旅館内を見回っていたのかとか、速水が亡くなるシーンのエミの態度とか、長くなるので割愛します。
 ただ、一つ言っておきたいのは、自分的には、自分だったらこういうふうにするんだけどな~と思いながら映画を観るのはアリだということです。
 それは決して単なる重箱の隅を突く行為ではないのです。

 などといろいろ細かく重箱の隅を突いてしまいましたが(やっぱり重箱の隅なんかい!)、話に聞いたところによると、『ステキな金縛り』は最初に撮影したヴァージョンの尺が長くなり、かなりカットした部分があって、そのため展開が無理のあるものになり、キャラによっては行動が不自然になったらしいです。
 DVD化された暁にはノーカット版の『ステキな金縛り』を見てみたいです。
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マグカップを買いました。

2011-11-03 23:42:13 | 日常
 マグカップを買いました。
 なぜマグカップを買おうと思ったのかというと、先日車中泊をした際、紅茶かコーヒーを飲むための容器があったらいいな、と思ったからです(車中用の湯沸かし器は持っています。これまではカップラーメン専用だった。)。

 で、買ったのがこれ。


  


 自分が頭に思い描いていたのは、キャンプに持っていくような、持ち手があるごついマグカップだったのですが、今はそういったマグカップって売ってないんですねぇ。
 自分が行ったホームセンターでは、代わりに上の写真にあるような商品をマグカップとして売ってましたよ。

 自分には、どう見てもこれはマグカップというより、タンブラーだろ、と思えるのですが、これも時代の流れという奴でしょうか。
 まぁ未だに自分はズボンのことを「パンツ」と呼ぶことに抵抗がある人間なのですが。笑。

 ともかく、これでいつ何時、車中泊をしていて紅茶が飲みたくなっても安心♪ってもんです。
 といっても、しばらく車中泊をする予定はないですけどね。笑。
 
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十一月の劇場鑑賞予定映画リスト。

2011-11-02 22:54:43 | 新作映画
 十月は六本劇場まで映画を観に行きました。
 一ヶ月は五週間にも満たないので、この本数は自分にしてはなかなかではなかろうか、と思います。
 でも、十一月も十月に負けず劣らず観たいな、と思える作品があります。
 美貌録代わりに、、、おっと間違えた、備忘録代わりにざっと挙げていきます。

 まず、九州では今週末から公開される『アザー・ガイズ/俺たち踊るハイパー刑事(デカ)!』
 東京ではとっくに公開済みの作品ですが、九州では三ヶ月遅れの公開です。
 福岡ではユナイテッドシネマキャナルシティ13でのみ公開されるようですね。ミニシアターが次々閉館されるご時世なので、こういったミニシアター系の作品は出来るだけ観るようにしないと、って思ってます(キャナルはシネコンですけどね)。

 その次の週がやたら忙しいのです。
 まず、11/11に『インモータルズ』『マネーボール』が公開され、さらに11/12には『コンディション』、、、ではなく、『コンテイジョン』が公開されます。
 同じ日に三本鑑賞というのはさすがにきついので、この三本のうち二本を観ようかと思っているのですが、決めきれてないですね。
 といっても『インモータルズ』は前売り券を購入済みなので、一本は決まっているのですが。

 さらにさらに言えば11/12には佐賀にあるシアターシエマというミニシアターで、
『スーパー!』が公開されます。
 これも出来たら観に行きたいなぁ、、、といってもシエマは遠いんですよねぇ、確実にキャナルに行くよりも時間がかかります。
 時間があれば観に行きたいんだけど、どうかなぁ。
 ちなみにシアターシエマは自分が日本で一番美味しい料理を出してくれる映画館だと思っています。
 映画館の売店で売ってる食べ物といえば、ポップコーンやホットドッグあたりが定番だと思いますが、シエマでは普通に喫茶店で出されるような軽食が出てきますからね。
 それを映画を観ながら食べれるのです(館内にテーブル席がある)。
 でも、もう二、三年以上は行ってないんだよなぁ。
 今でもシエマは美味しい料理を出してくれるんだろうか…。

 ところで、これは十一月ではなく、十二月の話ですが、九州でもTジョイ博多で『宇宙人ポール』が公開されるようです。
 博多駅にシネコンが出来ても自分には関係ない!なんて思っていたのですが(Tジョイ博多が開館して時を経ずに近接するミニシアターのシネ・リーブル博多が閉館しちゃいましたからね…)、こういう作品を上映してくれると、関係ない!なんて言ってられませんね。
 素直に嬉しいです。
 Tジョイ博多には、『宇宙人ポール』のような、一般的なシネコンではお目にかかれない、ミニシアター系の作品の上映をこれからも期待したいです。
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一人暮らし始めました。

2011-11-01 22:12:01 | 日常
 一人暮らし始めました。
 といっても単にお袋が一週間ほど東京の方に旅行に出かけたってだけですけどね。

 恥ずかしながら(というべきなのかどうか)、大学は家から電車で通えるところに入学し、会社も家から車で行けるところに就職したので、本格的な(本当の?)一人暮らしはしたことはありません。

 でも自分が一人暮らしをしたらどういう暮らしぶりになるのか、おおよそのところは見当がつきます。
 そして現在、その見当がつく暮らしをしています。
 とにかくもう面倒臭がり(でも凝り性)なので、手を抜けるところは徹底的に手を抜いています。

 例えば、普段お袋がいるときは食事時はお袋に緑茶を淹れてもらうのですが、一人だとそれすら面倒で、冷蔵庫の中にある何かしらの飲み物を飲んでいます。

 でも、さすがに休みの日ぐらいは自分でお茶を淹れるかと思って、自分でお湯を沸かし、お茶を淹れたのですが、、、何かが違うんですよね。
 お茶っ葉も、急須も同じものなのに。
 一杯目は薄めだったので、(お茶っ葉を換えて)二杯目は充分葉を開かせてから淹れたんですけど、濃くなっただけで美味しくはないんですよね。
 う~~~ん、何が違うというのか。

 一杯のお茶に、お袋が帰ってきたら、せいぜい親孝行せねば!と思いました(今までもしてますよ!!)。
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