ダニエル・クレイグ主演、マーク・フォスター監督、『007/慰めの報酬』、1/17、Tジョイ久留米にて先行上映で鑑賞。2009年6本目。
今回の『007』は愛する女性を喪ったジョームズ・ボンドが彼女の死の真相を探るという、いわば復讐譚です。
が、そのことは一旦忘れて下さい。笑。
何しろボンドってば、真相への手掛かりになる人間を次から次へと片っ端に殺しまくっちゃうんですから。
まぁそれを不可抗力だった、手加減出来なかったのだ、ということにしてもいいんですが(積極的に殺しているように見えますけどね)、知り合ったばかりの大使館の女性職員と(特に必要もないのに)あっさり懇ろになるのは、ちったぁ喪に服そうとは思わんのかい!とツッコミたくなること必至です。
むしろ売りとなるのは二時間弱というタイトな上映時間の間に、これでもか、これでもかと詰め込まれたアクションの数々でしょう。冒頭のカーアクションを皮切りに、民家の屋根を伝っての追跡劇、足場を舞台にしたロープ・アクション、ハイチでのボート・チェイス、年代ものの輸送機による空中戦と、本当に感心するぐらいアクションが詰め込まれています。
ただ、、、そのアクションはハイレベルなものではあるものの、若干既視感を伴うものでした。手持ちカメラで撮影された映像や目まぐるしいまでのカット割りなどは特に『ジェイソン・ボーン』シリーズの影響を色濃く受けているように感じられます。
例えどれほど影響を受けていたとしても、それを上回るものであれば問題ないのですが、残念ながら本作のアクションは『ジェイソン・ボーン』シリーズに遠く及ばず、といった感じを受けました。
これはつまり、そのままマーク・フォスターとポール・グリーングラスの(アクション映画監督としての)才能の差なのでしょう。
些か厳しいことを書きましたが、それはあくまで映画史に残る傑作である『ジェイソン・ボーン』シリーズに比べればの話なので、本作を単独で観た場合、決して出来が悪いということはありません。
むしろアクション映画の真髄は肉弾アクションにあるのだな、ということを再確認させてくれる良作だったと思います。
お気に入り度は★★★☆ お薦め度は★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
次回鑑賞は『シャッフル』(1/31公開)の予定、、、だと思います。笑。
今回の『007』は愛する女性を喪ったジョームズ・ボンドが彼女の死の真相を探るという、いわば復讐譚です。
が、そのことは一旦忘れて下さい。笑。
何しろボンドってば、真相への手掛かりになる人間を次から次へと片っ端に殺しまくっちゃうんですから。
まぁそれを不可抗力だった、手加減出来なかったのだ、ということにしてもいいんですが(積極的に殺しているように見えますけどね)、知り合ったばかりの大使館の女性職員と(特に必要もないのに)あっさり懇ろになるのは、ちったぁ喪に服そうとは思わんのかい!とツッコミたくなること必至です。
むしろ売りとなるのは二時間弱というタイトな上映時間の間に、これでもか、これでもかと詰め込まれたアクションの数々でしょう。冒頭のカーアクションを皮切りに、民家の屋根を伝っての追跡劇、足場を舞台にしたロープ・アクション、ハイチでのボート・チェイス、年代ものの輸送機による空中戦と、本当に感心するぐらいアクションが詰め込まれています。
ただ、、、そのアクションはハイレベルなものではあるものの、若干既視感を伴うものでした。手持ちカメラで撮影された映像や目まぐるしいまでのカット割りなどは特に『ジェイソン・ボーン』シリーズの影響を色濃く受けているように感じられます。
例えどれほど影響を受けていたとしても、それを上回るものであれば問題ないのですが、残念ながら本作のアクションは『ジェイソン・ボーン』シリーズに遠く及ばず、といった感じを受けました。
これはつまり、そのままマーク・フォスターとポール・グリーングラスの(アクション映画監督としての)才能の差なのでしょう。
些か厳しいことを書きましたが、それはあくまで映画史に残る傑作である『ジェイソン・ボーン』シリーズに比べればの話なので、本作を単独で観た場合、決して出来が悪いということはありません。
むしろアクション映画の真髄は肉弾アクションにあるのだな、ということを再確認させてくれる良作だったと思います。
お気に入り度は★★★☆ お薦め度は★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
次回鑑賞は『シャッフル』(1/31公開)の予定、、、だと思います。笑。
悪くはないけれど、さりとて傑作!!というほどでもないですよね。
007シリーズのイメージチェンジは今に始まったことではなくて、ボンド俳優が代わるたびにボンドのイメージもころころと変わっているような気がします。
まぁ評判は悪くないようなのでジェイソン・ボーン的なハード路線もこの先続くのでしょうけれど、本家のジェイソン・ボーンシリーズも新作が製作されるようですし、その場合はどうするんでしょうねぇ。
単純に公開年をずらすだけなんでしょうかね?
ものすごく強い割には、最後の敵には苦労してましたが……。
素人には、いつもの闘い方が通用しなかったのでしょう。
ジェイソン・ボーンと比べるとアクションも
主人公の切実さも随分と足りなくて、
その辺りの軽さは、007映画らしいと言えば007らしい。
しかし、この映画のチェンジぶりは、
寅さんが急に女の扱いがうまくなって、
最後はめでたく結ばれてしまうような展開です。
ちょっと驚きますね。
久々のネットですか、、、寂しいなぁ。
まぁでもそれはネット以外のプライヴェートが充実しているってことなのでしょうけれど。
自分は特に贔屓のボンド役者はいませんけど、ロジャー・ムーアファンであればユーモアを解さない、お色気シーンもほぼない、ダニエル・クレイグボンドは堅苦しいかもしれませんね。
年間70本!!自分もかなり観に行ったつもりですが、はるかに及びませんね。
でも出来たらレビュー記事を書いてくださいよ。dimさんが薦めてくれたから『ダブリンの街角で』のような秀作を見れたのですから。
『ヘルボーイ』はいいですよ!!dimさんはきっと気に入ると思います。
『永遠のこどもたち』は二月になっての鑑賞の予定です。
単館ロードショー作品はどうしても九州では一ヶ月遅れになっちゃうんですよね。まぁ劇場で観ることが出来るだけでも感謝しなくちゃいけないんでしょうけれど。
私もこれ、先行で見ました。
ダニエル・クレイグは確かにかっこいいし動きもシャープで身体の切れもいいんですけど、以前の007の余裕というかちゃめっけというか遊び心がまったく感じられなくて、ロジャー・ムーアファンの私としてはなんだか物足りない感じ。
けっして面白くないわけではないのですが、007とは思いたくないというか別もの・・・そう思っています。
昨年は映画を70本前後見たのですが(記事にしていないけれど)、今年はもっとしぼって本当に見たいものだけを見ようと思っています。
今週まつに「永遠のこどもたち」と「ヘルボーイ」見てくる予定です♪