スコット・デリクソン監督、イーサン・ホーク主演、『ブラック・フォン』、7/1、中洲大洋劇場にて鑑賞(ファン・サービスデーにつき鑑賞料金1100円)。2022年23本目。
金曜日は映画サービスデーだったので天神まで映画を二本観に行きました。
一本目はスコット・デリクソン監督、イーサン・ホーク主演の『ブラック・フォン』です。
この映画、自分は観る前はホラー映画だとばかり思っていました。
何しろ原作がスティーブン・キングの息子であるジョー・ヒルだし、製作がブラムハウスだし、監督が『フッテージ』のスコット・デリクソンですからね。
この布陣でホラー映画だと思わない人っていないんじゃないでしょうか。
しかしいざ観てみると全然ホラーじゃなかったですね(ホラー的な要素がないとまでは言いませんが)。
じゃあ何なのかって話になりますが、連続誘拐殺人犯に監禁された少年フィンが断線した黒電話を通して亡くなった少年たちから助言を受け、脱出を試みるジュヴナイル・スリラーかなぁ。
少年たちの亡霊は出てくるし、フィンの妹の見る夢が事件解決の重要な手掛かりにはなりますが、ホラーって感じはしなかったですよ。
ホラーだと思って観に行った映画がホラーじゃなかったとしても、それはマイナス評価にはなりません。
むしろジャンル的に意表を突かれたら、ポイント的にはプラスです。
しかしこの映画の場合、粗がやたら目立つんですよね。
一例を挙げると、フィンは監禁された地下室から脱出しようと採光窓の格子に取り付きます。
しかし格子が外れてしまって脱出は失敗に終わるのです。
つまりそれ以降格子が外れた状態なんですよ。
普通だったら連続誘拐殺人犯の男にそのことを問い質されそうなものですよね。
でも男はそのことを問い質さない、、、というかそれ以前にそのことに気づいた様子もないんです。
少年を地下室に監禁しておいて、地下室の様子が変わってもそのことに気づかないということはあり得ないと思います。
作品的に粗が目立ち、それはマイナスポイントではあったのですが、作品の持つ雰囲気自体は好きでしたよ。
たぶん『スタンド・バイ・ミー』が好きな人はこの映画も好きなんじゃないかって気がしますね。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
金曜日は映画サービスデーだったので天神まで映画を二本観に行きました。
一本目はスコット・デリクソン監督、イーサン・ホーク主演の『ブラック・フォン』です。
この映画、自分は観る前はホラー映画だとばかり思っていました。
何しろ原作がスティーブン・キングの息子であるジョー・ヒルだし、製作がブラムハウスだし、監督が『フッテージ』のスコット・デリクソンですからね。
この布陣でホラー映画だと思わない人っていないんじゃないでしょうか。
しかしいざ観てみると全然ホラーじゃなかったですね(ホラー的な要素がないとまでは言いませんが)。
じゃあ何なのかって話になりますが、連続誘拐殺人犯に監禁された少年フィンが断線した黒電話を通して亡くなった少年たちから助言を受け、脱出を試みるジュヴナイル・スリラーかなぁ。
少年たちの亡霊は出てくるし、フィンの妹の見る夢が事件解決の重要な手掛かりにはなりますが、ホラーって感じはしなかったですよ。
ホラーだと思って観に行った映画がホラーじゃなかったとしても、それはマイナス評価にはなりません。
むしろジャンル的に意表を突かれたら、ポイント的にはプラスです。
しかしこの映画の場合、粗がやたら目立つんですよね。
一例を挙げると、フィンは監禁された地下室から脱出しようと採光窓の格子に取り付きます。
しかし格子が外れてしまって脱出は失敗に終わるのです。
つまりそれ以降格子が外れた状態なんですよ。
普通だったら連続誘拐殺人犯の男にそのことを問い質されそうなものですよね。
でも男はそのことを問い質さない、、、というかそれ以前にそのことに気づいた様子もないんです。
少年を地下室に監禁しておいて、地下室の様子が変わってもそのことに気づかないということはあり得ないと思います。
作品的に粗が目立ち、それはマイナスポイントではあったのですが、作品の持つ雰囲気自体は好きでしたよ。
たぶん『スタンド・バイ・ミー』が好きな人はこの映画も好きなんじゃないかって気がしますね。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
ホラー映画こそ映画館で観たいと思うようになりました。
ホラー映画は劇場で観たいというのは同意です。
その方が迫力があるし、怖いシーンでも一人じゃなければ耐えられる気がします。
でも先日観た『哭悲/THE SADNESS』ではあるシーンでヒャッとなってその拍子に隣りに座っていた人の足を蹴ってしまいました。
謝りましたけど、申し訳なかったです。