マーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールド主演、『アメイジング・スパイダーマン2』、4/26、TOHOシネマズ天神にて2D吹替え版を鑑賞。2014年19本目。
先週観た『キャプテン・アメリカ/ウインター・ソルジャー』は本当に面白くて、文句のつけようがありませんでした。それでも強いてケチをつけるとすれば、ブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンが思っていた以上にオバサンになっていたことですね。
といっても「坊や、一緒にお茶を飲まない?」って誘われたら尻尾を振ってホイホイついて行っちゃうと思いますけど(誰が坊やだ)。
それに比べて『アメイジング・スパイダーマン2』のつまらなかったことといったらなかったです。
元々パート1が好きではなかったんですよ。
パート1のどこら辺が好きになれないかというと、いろいろあるんですが、何といってもラストでピーターがグウェン・ステイシーの父親との約束をあっさりと反故にして、彼女と付き合うことを選択したことでしょうか。
お前は死者との約束を何だと考えているんだ、って彼の変わり身の早さには腹が立ちましたよ。
パート2でもそれは健在で、冒頭、プルトニウム強奪犯(!)をちょちょいと片づけ、卒業式に駆け付けた彼は公衆の面前でグウェンと熱い口づけを交わします。
にもかかわらず、その日の夜には「君とはもう一緒にいられないんだ…」と別れを告げ、かと思うと「やっぱり僕には君が必要なんだ」とか何とか言ってくっつき、でも次のシーンでは…。
もう、いい加減にして!って言いたかったです。そういう犬も喰わない恋愛ネタは劇中一回だけにして欲しいです。
いい加減にして欲しかったことは他にもあって、それは所々で恐ろしく寒いギャグ(と思しきもの)が挟まれることです。
例えばグウェンがオックスフォード留学のための試験を受ける会場の受付で、ピーターが自分のことを「僕の名前はケン・ブリッジです」みたいな自己紹介をするんですよ。ゴメン、それのどこがおかしいのか、さっぱりわからない。っていうかそれがギャグなのかどうかすら自分にはわかりません。
散々文句を言いましたが、結局本作はアクション映画なので、アクションに魅力があればそれですべて無問題なのですが、肝心のアクションがまた魅力に乏しくて…。
派手なアクションは繰り広げられるんですよ。
ただそのアクションがCG感がバリバリあって、まったく迫力が感じられないんです。
アクションシーンにCGを使うなと言ってるわけではないですよ。
でも生身の人間がやっている感じがなかったら、100メートルの高さから飛び降りたって、ドキドキ感は得られないと自分は思いますけどね。
そこら辺を監督のマーク・ウェブに期待しても無駄なのかもしれません。
どうやらシリーズは第三弾・第四弾も製作されるようですが(全米公開はそれぞれ2016年6月10日、2018年5月4日)、監督が交代でもしない限り観に行くことはないと思います。
お気に入り度は★☆、お薦め度は★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
次回鑑賞は『プリズナーズ』(5/3公開)の予定、期待度は★★★☆です。
先週観た『キャプテン・アメリカ/ウインター・ソルジャー』は本当に面白くて、文句のつけようがありませんでした。それでも強いてケチをつけるとすれば、ブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンが思っていた以上にオバサンになっていたことですね。
といっても「坊や、一緒にお茶を飲まない?」って誘われたら尻尾を振ってホイホイついて行っちゃうと思いますけど(誰が坊やだ)。
それに比べて『アメイジング・スパイダーマン2』のつまらなかったことといったらなかったです。
元々パート1が好きではなかったんですよ。
パート1のどこら辺が好きになれないかというと、いろいろあるんですが、何といってもラストでピーターがグウェン・ステイシーの父親との約束をあっさりと反故にして、彼女と付き合うことを選択したことでしょうか。
お前は死者との約束を何だと考えているんだ、って彼の変わり身の早さには腹が立ちましたよ。
パート2でもそれは健在で、冒頭、プルトニウム強奪犯(!)をちょちょいと片づけ、卒業式に駆け付けた彼は公衆の面前でグウェンと熱い口づけを交わします。
にもかかわらず、その日の夜には「君とはもう一緒にいられないんだ…」と別れを告げ、かと思うと「やっぱり僕には君が必要なんだ」とか何とか言ってくっつき、でも次のシーンでは…。
もう、いい加減にして!って言いたかったです。そういう犬も喰わない恋愛ネタは劇中一回だけにして欲しいです。
いい加減にして欲しかったことは他にもあって、それは所々で恐ろしく寒いギャグ(と思しきもの)が挟まれることです。
例えばグウェンがオックスフォード留学のための試験を受ける会場の受付で、ピーターが自分のことを「僕の名前はケン・ブリッジです」みたいな自己紹介をするんですよ。ゴメン、それのどこがおかしいのか、さっぱりわからない。っていうかそれがギャグなのかどうかすら自分にはわかりません。
散々文句を言いましたが、結局本作はアクション映画なので、アクションに魅力があればそれですべて無問題なのですが、肝心のアクションがまた魅力に乏しくて…。
派手なアクションは繰り広げられるんですよ。
ただそのアクションがCG感がバリバリあって、まったく迫力が感じられないんです。
アクションシーンにCGを使うなと言ってるわけではないですよ。
でも生身の人間がやっている感じがなかったら、100メートルの高さから飛び降りたって、ドキドキ感は得られないと自分は思いますけどね。
そこら辺を監督のマーク・ウェブに期待しても無駄なのかもしれません。
どうやらシリーズは第三弾・第四弾も製作されるようですが(全米公開はそれぞれ2016年6月10日、2018年5月4日)、監督が交代でもしない限り観に行くことはないと思います。
お気に入り度は★☆、お薦め度は★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
次回鑑賞は『プリズナーズ』(5/3公開)の予定、期待度は★★★☆です。
自分は故人との約束を軽いノリで反故にする主人公の性格についていけませんでしたが、Unknownさんはそこら辺はあまり気にならなかったようですね。
人それぞれ、まったくその通りです。
自分は『アメイジング・スパイダーマン2』はつまらなかった、ぐらいの評価なのですが、『ターミネーター3』となると存在するのが許せないぐらい大嫌いです。
でも、その『ターミネーター3』をシリーズ最高傑作と評価する人もいるぐらいですしね。
世の中って広い!って思わずにはいられません。
このブログは一応それなりに映画ネタの記事もあるのですが、あまりコメントが付くことがありません。
よかったらまた遊びに来てください。
出来ればそのときは「Unknown」ではなく、特定のHNでお願いします。
よかった。たまに一人だけとんがったレビューを書くと怒鳴り込んでくる人がいるので。笑。
>当然、現段階での以降シリーズもスルー決定かと。
サム・ライミの旧シリーズも昔はそんなに好きではなかったのですが、現シリーズに比べたら、よく出来てるなって思えます。
ほんと、リブート作品にろくなものはないなぁって思います。
私は、前作をTVで観て「おもしろくない」と思ったクチなんですが、
それでも、「2」よりは評判いいんですよね。
その時点で、「2」はパス。
当然、現段階での以降シリーズもスルー決定かと。