この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『テッド』、可愛い顔に騙されちゃいけないよ!!

2013-01-19 18:18:53 | 新作映画
 セス・マクファーレン監督、マーク・ウォルバーグ主演、『テッド』、1/19、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞。2012年5本目。


 映画『テッド』のレビューの前に。
 本作はムビチケで鑑賞するつもりでした。
 ムビチケっていうのは座席予約機能付きの前売り券みたいなものです。
 座席予約機能、一見便利そうですけど、昨年劇場まで48本映画を観に行って満席だったのは『ヱヴァQ』一本だけだった自分には正直存在意義が見い出せない機能なんですけどね。
 その存在意義が見い出せない機能のせいで、ムビチケは通常の前売り券よりも100円高いんです。
 だから、前売り券とムビチケのどちらも販売している映画は出来るだけ前売り券を購入しているのですが、ムビチケしか販売してない映画もあります。
 それで、今日、窓口でムビチケと入場チケットを交換してもらおうと思ったら、
「お客さま、当劇場ではムビチケはご利用できません」
 って利用を断られちゃいました…。
 がちょ~~~~ん。。。
 自分は以前、劇場指定の前売り券を買って痛い目に合ったことがあるので、購入するときはそのことを確認するようにしています。
 ムビチケを購入するときも同じように「全国共通ですか?」って尋ねました。
 そしたら窓口のおねぇさんはニッコリ笑って、「はい、全国どこの劇場でも使えます」って答えました。
 でもムビチケ、全国どこの劇場でも使えはしても、それはムビチケ対応の劇場だけの話だったんです。こちら
 う~~~ん、やられた!!
 それを知っていたら近くの公開館ではなく、購入した劇場まで出張ったんだけどなぁ。
 結局今日はたまっていたポイントを使って鑑賞しました。
 愚痴っぽくなっちゃいましたが、というか愚痴ですが、自分と同じようにムビチケのことがよくわかっていない人が同様の過ちを犯しちゃいけないと思って書きました。

 さて、閑話休題。
 
 上にも書きましたが、去年は48本劇場で観に行って、満席だったのはただ一度、『ヱヴァQ』を観たときだけでした。
 だいたい平均すると客の入りは2割程度ですかねぇ、、、ほんと、映画を観る人って少ないです。
 でも今日の『テッド』は座席が半分以上埋まってました。
 スカスカの劇場で観ることに慣れているので、これにはちょっと驚きました。
 何ゆえこんなに人気なんだ、『テッド』。
 テッドの可愛さに惹かれる腐女子がそんなに多いのか?
 それとも純粋に熊のぬいぐるみとアラサー男の友情物語に興味があるのか?
 もしくはテッドの声をあてた有吉目当てか?(有吉は悪くなかったです。健闘はしてました。)

 でも、ぶっちゃけ本作は一般の人には薦められません。
 面白くないってわけではないのです。
 自分は鑑賞中何度かプッと吹き出しました。
 それなりによく出来ているとも思う。感動もする、、、よ?
 でも、、、やっぱり薦められないかな。
 薦められない理由、その一、ネタがディープすぎる。
 本作を観に来た人のどれぐらいが『フラッシュ・ゴードン』を見たことがあるんですかねぇ(自分もないけどさ)。
 それにブランドン・ラウスやテイラー・ロートナーの名前が出てきて笑える人は?(これはわかった)
 
 理由その二、ネタがお下劣すぎる。
 そういう映画であることは充分知っていた自分の予想の、さらに上を行くお下劣さでした。
 ハッパ(大麻)を決めるのまで走っていたけど、コカインまでやっちゃうか、テッド。
 さらに、、、これを書くのは止めとこうと思えるようなシーンまであるしね。
 この映画を観に来たカップルは素直に「面白かったね!」って言えるんかなぁ、と余計な心配までしてしまいます(ほんと余計だけどさ)。
 キャメロン・ディアス主演の『メリーに首ったけ』のような放送コードギリギリ、いや、放送コードを軽く飛び越えちゃうようなギャグで笑えたって人は本作でも笑えると思います。
 でも、そうじゃないって人は厳しいんじゃないかなぁ。
 自分は嫌いではないですけどね。
 
 
 お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント (4)
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