この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

シャマランファンの『エアベンダー』レビューは面白い!

2010-08-04 22:42:33 | 新作映画
 先日の拙ブログの『エアベンダー』レビューで、シャマランファンの『エアベンダー』レビューを読むのが楽しみだ、というようなことを書きました。
 これは皮肉でも何でもなく本当にそう思っていて、今実際楽しく読ませてもらってます。

 自分の『エアベンダー』に対する評価は、キャラクターに魅力がなく、ストーリーが意味不明で、アクションに迫力がない、見所が何一つない、今年観た映画の中で確実に最もつまらなかった映画の一本といったところです。
 自分はこれまで熱烈なシャマランファンでも、アンチシャマラン派でもない中立派だったのですが、この映画でアンチシャマラン派に走ることに決めました。
 今後シャマランの映画を劇場で観ることは決してないでしょう。
 洋画では『ターミネーター3』を監督したジョナサン・モストウに続く快挙(?)です。

 もちろん、自分が面白くなかったからといって、その考えを他人に強制するつもりはなく、むしろ自分がまったく面白いと思えなかった作品を「面白い!」と思う人がいるというのは興味深いことであり、その人のレビューを読むのはとても面白いです。

 中でも、マイミクさんの一人が、連日『エアベンダー』レビューをアップしていて、これがまた面白い!!(名前を出してもいいんですかね?)
 最初のレビューでは「意味わかんなさすぎ」とごく真っ当な感想だったのに、最近のレビューでの「『エアベンダー』を面白いと思えない自分が悪いのでは」と思い悩む様はめっちゃ笑えます。
 そこまでして『エアベンダー』が面白いと思えなくちゃダメですか!?って言いたくなります。
 その人の『エアベンダー』レビューにはシャマランへの惜しみない愛が見てとれます。

 翻って自分はどうか。
 自分にはそんなふうに無条件の愛を捧げられるような映画監督はいませんね。
 『ターミネーター2』はマイフェイバリットムービーですけど、ジェームズ・キャメロンの作品がすべて好きかというとそんなことは全然ないですし、『ターミネーター2』と同率一位である『ショーシャンクの空に』の監督、フランク・ダラボンの作品で好きなのはぶっちゃけ『ショーシャンクの空に』だけですしね。笑。

 なので、シャマランの作品は無条件で好き!!といえるシャマランファンがとても羨ましいのです。
 自分にもそんな存在がいたらいいな、と思うのです。

 とはいえ、今のところ自分にとってそんな“神”のような映画監督はいないので、代わりに無条件で嫌いといえる映画監督を自分の中で作り出しているのかもしれません。
コメント (2)
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