乗馬は乗り始めの時は、馬の動きが悪い。
少しずつエンジンがかかってくると、俊敏になってくる。
軽速歩は時間と共に動きはよくなるが、馬によっては駈歩の時
はなかなか俊敏にならない。特に私がよく騎乗するクリは、動
きがよくならない。
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動きが悪い時はムチを使うが、逆に反抗して止まってしまった
りする。ムチは気合いを入れるのに効果があるが、あまり最初
から強く使うと尻っぱねをしたりするので使い方が難しい。
使い方は少しずつやさしく使い、慣れてきだしてからそれなり
に強く使うと駈歩にスピードが増してくる。
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しかし騎乗時間は４０分しかないので、トロトロしていると時
間が足りない。上手な人の乗り方はほとんどムチは使わない。
その代わりに脚を使った扶助で上手に使いこなしている。
私もムチに頼る乗り方ではなく、脚を使うことをもっと研究を
しなくてはと最近思うようになった。
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ということで、本日の目標は脚をたくさん使うこと。
アースに乗ると、軽速歩からすぐに脚を使い始めた。
駈歩に移行すると、同じように続けて脚を使い出すとアースの
動きは最初からいい。それでも脚を使っていると、スピードが
どんどん増してきてかなりのスピードが出た。気分は最高にな
り、スリル満点の駈歩になった。「スピードの出し過ぎ」と先
生から注意されたので、一旦脚を緩めることにした。
これからはもっと脚の使い方を研究しよう。
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