１週間に１度、夕食は外食をするようにしている。
その日は、定休日の前日の火曜日とだいたい決まっている。
昨日がその日になり、ブッチャーかあさんとある話題が持ちき
りになった。ある話題とは「夫婦間の生活費」のことだった。
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長男と娘２人の３人が結婚をして、孫もでき３人とも幸せそう
に映っているが、あることからどうもそうでもなさそうだ。
主人が仕事で稼いで、女房は子育てと家庭のやりくりに従事す
るパターンなのだが「夫婦間の生活費」が３人とも違う。
女房は今は仕事はできないが、子育てと家事も立派な仕事なの
に、亭主が稼いできたお金を任せていない家庭があった。
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不動産業をしていると、色々な夫婦がいてひとそれぞれだ。
夫婦共稼ぎでも、貯金がほとんどない家庭が意外に多いのには
びっくりする。先日も、当社の中古物件が欲しいとお客さんが
来店した。大きな買い物をするのだから、当然貯蓄高を確認す
ると「貯金はありません」と平然と言った。
気に入った中古物件を捜しても、融資が１番のネックになる。
「銀行に行って、融資が受けられるか話しに行ってください」
他のお客さんもいるので、後日確認をするとダメだった。
５００～６００万円以上稼ぐ家庭よりも、２００～３００万円
の家庭の方が貯蓄が多いらしい。いかに収入力があっても貯蓄
力がなければ、将来的にはその家庭はうまくいかない。
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ブッチャーかあさんがその話題で一方的にまくし立て、頭の中
を整理していると、続けざまにドライヤーで「ガーガー」。も
はや会話は不可能と判断してスリーピングタイムについた。
貯蓄力が自然に備わっている人はまれにいるというが、３人の
子供たちはまれに備わっていると確信をしている。
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