ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が、秋にな
ると悪化する人が増えるのは、夏の間に繁殖したダニのフンや
死骸が家の中にたまるためだ。ダニは高温多湿を好み、室温が
20~30度、湿度60~80%が特に育ちやすい環境で、
梅雨から夏に最も繁殖しフンを排出する。ダニの寿命は3~4
ヶ月とされ、秋にかけ大量に死ぬ。
・
ダニによるアレルギーが秋に目立つのは、生きているダニだけ
でなく、死骸やフンで起こることが多いためだ。これらは目に
見えなく、(ハウスダスト)ホコリにくっついている。ダニやフ
ンを含んだホコリが、鼻や目、皮膚から取り込まれるとくしゃ
みや鼻水、せき、かゆみなどのアレルギー症状を引き起こす。
どんなに駆除してもダニをゼロにはできない。アレルギー症状
の予防、改善にはハウスダストを抑えることが有効だ。
・
掃除のやり方を間違えるとハウスダストをまき散らす。
掃除機を使うと、排気等でホコリが舞い上がるおそれがある。
1度舞い上がったホコリは数時間空中を浮遊し、かえって除去
しにくくなる。フローリングの床は、まず拭いてホコリを除い
てから掃除機をかける。カーペットは最初から掃除機を使うが
1平方メートル当たり20秒を目安ゆっくりと動かし縦方向に
も横方向にもかけるとよい。
・
ダニが特に好むのが寝具類で、布団のダニ退治は天日干しだけ
では不十分。布団乾燥機でダニが死滅する温度まで上げ、乾燥
後に布団の表面に掃除機をかければ、ダニの死骸などが取り除
ける。わが家でも秋が深まってすずしくなったら、布団の大掃
除でもしようかな。
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