明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

経験と技術力

2014年05月08日 | 賃貸不動産のトラブル
不動産屋の賃貸には仲介業と管理業がある。
仲介業だけをおこなおうと思えば、メーカー賃貸物件だけを扱ってい
ればよいのだがメーカーさんも自社で仲介を扱うことに知恵を絞り
地元不動産屋が仲介をあげることは難しくなっている。
となると個人の大家さんの管理物件を扱わなければならない。
個人の大家さんのアパートは、古い物件が多く何かと大変だ。

古い大家さんのアパートの空きがあったが、今月入居者を入れて満室
になった。ところが一昨日、下の入居者を入れた不動産屋から2階か
ら風呂の水が漏れると連絡が入った。
アパートを建てたメーカーはS社と言う。
古いアパートなので、いつ建てたかをはっきりしなければ手が打てな
いので大家さんに調べてもらうとメーカーはD社と言う。

どちらが正しいのか現地に行き、調査をした。
古いのでメーカーの形跡はなかなか見つからなかったが、基礎点検口
の網に小さなD社のマークがついていた。
大家さんからの連絡で、築後35年のD社と分かった。
D社にすぐ連絡を入れるが、古過ぎて名簿には入っていないという理
由でアフターサービスは動く気配はない。
問屋に連絡すると、ユニットバス名と水漏れ状況を詳しく教えてくれ
というので明日、懐中電灯とカメラと脚立持参で調査に入ろう。

結局のところ古いアパートを扱おうと思えば、人に頼らずに自分でや
らなければことは前に進まない。賃貸管理のこれからは、経験と技術
力を深めていかなければ成り立たなくなりそうだ。




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