明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

逆転の発想

2011年01月06日 | 不動産屋のブログが一番
リフォーム工事は、何といっても水回りが一番ウェイトとを占めます。
水回りはお風呂、脱衣場、キッチン、トイレになりますが、なかでも
トイレ工事の材料は東陶とINAXが市場を独占してきました。シェア
率から言うと東陶60%、INAXが30%で他社が入り込むことは困
難といわれてきました。ところが最近、この2社の勢力図に異変が起き
ています。トイレと言えば、陶器と相場は決まっていましたが、それに
対抗して松下電工がプラスチックのトイレを作り出しました。
プラスチックは軽くて成形がしやすい訳ですが、悪くみれば安っぽいと
か壊れやすいというイメージにとらわれそうです。でもその悪いイメー
ジを逆転の発想で、良さのメリットにしました。
主婦が嫌う家事のナンバーワンといえばトイレ掃除ですが、これを使用
するごとに全自動機能を持たせ、3ヶ月に一回の割合で掃除をすれば
OKに。トイレ掃除を3日に一度していた主婦は大助かりです。
トイレは便器と便座の間が汚れがたまりやすく掃除が大変ですが、そこ
を一体成形にして汚れがたまりにくくしたわけです。こうしたメリット
を家電製品と同じ広告宣伝を使って一般ユーザーに訴え、リフォームを
考えているお客さんから○○商品を使って欲しいと指名するようにして
大成功をおさめました。
現在のタンクレス・トイレシェアは松下電工30%、INAX30%、
東陶40%になっていると言いますから驚きです。既成概念をぶちこわ
した松下電工の逆転の発想を見習う必要がありそうです。


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