明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

コントロールと段取り

2009年04月02日 | 不動産屋のブログが一番
先日、外壁材の鉄板を大工さんが剥がす工事をしていました。
足場に登って2階部分を剥いでいましたが、壁には窓とか庇があり複雑
に入り組んでいます。窓まわりなどの壁は小さな壁に鉄板を合わせて切
って張っているので、剥ぎ取った壁材は小さくなります。壁面に窓など
ない場合は鉄板の1枚の大きさを切らずに張っていて、大きさで幅60
センチで長さが2、4mになります。
大工さんが、大きな壁部分を剥がし始めました。5枚ほどの広い鉄板を
剥がし終わったので、私が下から受け取ってやろうと思って待っていた
ら、私とは反対方向に剥ぎ取った壁を運びました。どうやら運んだ先で
鉄板を落とすようなのです。薄っぺらの2、4mの鉄板壁は空気の抵抗
次第ではどちらに飛んでいくかわかりません。落とした鉄板は、まっす
ぐに落として、垂直に立っていなければ後の始末が大変になります。
ストーンと鉄板が地面に落ちた音がしました。私がそちらに行って見る
と、大工さんは2枚目の鉄板を落とす段取りをしています。
2階の足場から鉄板の上端を手に取り2、4m下端部分は、ゆらゆら動
いています。タイミングを見計らって大工さんが手を離すと、鉄板はま
っすぐに落ちてストーンという音がした後、垂直に立っています。
よく見ると、窓の庇と足場の隙間わずか30センチの間をねらって落と
しているのです。そして落ちた鉄板は、窓の庇と足場の間に挟まれて、
落ちた後もまっすぐに立っていられるのです。落とすコントロールは、
ピッチャー松坂もうならせる程のものです。何より感心したのは、広め
の鉄板を剥がしながらでもどこに落とすか、まわりの状況を見極めてい
た段取りの良さに頭が下がる思いがしました。

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