市役所での出来事

一昨日の定休日にブッチャーかあさんが、住民基本台帳カードを作りた
いと言いだしたので、周南市役所に連れていきました。
住民基本台帳カードは、本人を証明するものとして運転免許書と同程度
の効力があるそうで、そう簡単には発行はしてもらえません。本人を確
認するために、まず本人の健康保険書とキャシュカードの提出などがあ
ります。ブッチャーかあさんは、自分の健康保険書を持ってきたつもり
が娘の保険書を持ってきてしまいました。そのために、窓口の職員と色
々と話をしていました。私はやれやれと思い、待合い席の椅子に座って
待つことにしました。私が座った正面は、住民票などを発行してくれる
窓口になっています。仕事で住民票を取りに来ることが多いので、窓口
の職員さんの顔はだいたい覚えていますが、その日初めて見る年輩の職
員さんがおばあさんの対応をしていました。年齢と風格から、住民課
の責任者の方かなと思い、何気なく見ていました。おばあさんは７０
才半ばぐらいで、スニーカーを履いていて年の割には若ぶりな格好をし
ています。年輩の職員さんとおばあさんは、何を話しているのかわか
りませんが長引いているようです。職員さんが、困ったような顔をして
いると突然「それはできません」と大きな声になりました。はっきりと
その言葉が聞こえてきて、これはただごとではないんだなとわかりまし
た。でもおばあさんは、食い下がっているようです。何度もその応酬
を繰り返して、おばあさんは「じゃぁーお願いね」と言いながら帰り
かけますが、職員さんは「それはできません」と否定しました。
話が長くなりそうなので、続きは明日にします。また見てね。

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