ニュー・シティ・ウインズの演奏

昨日は周南市文化会館に吹奏楽団のコンサートに行って来ました。
長女の友達のアオッチが楽団に入っているということで、女房の両親も
大島から呼んで４人で行きました。生で舞台の吹奏楽団を聞くのは
初めてでしたが迫力満点でした。楽団名はニュー・シティ・ウインズし
いう名前で、人数は５０名ほどで構成されていました。２０才代から４
０才代の幅広い年代層で、２／３以上が女性でした。
トランペットやトロンボーンというと男性が吹くというイメージがあり
ましたが、なかなかどうして女性が吹くとかっこよかったですね。サッ
クスを吹いていた女性なんかは、男性を上回る素晴らしい演奏をしてい
ました。演奏は１０曲ほどありましたが、水戸黄門とか銀河鉄道９９９
の曲がなると、日頃耳にしていたので特に親しみを感じました。
指揮者の全身全霊を使う動きに一糸乱れない演奏者、そしてポイントで
ひとり出てきて演奏をする人がいます。指揮者は演奏をしながら、今独
演をした演奏者に、客席に向かって拍手を求めるシーンが何度もあり
ました。指揮者の演奏者に対するあたたかい思いやりが伝わってきて、
素晴らしかったですね。指揮者の星出尚志さんが言っていましたが、
中学時代、高校時代で吹奏楽をやりコンクールが終わるとその時点で、
自然消滅してしまう人が大半だと残念がっていました。
ニュー・シティ・ウインズをみていると、仕事をしながら人生の荒波を
乗り越えながら、音楽を楽しんでいる仲間の集まりのようです。
現役で続けることは素晴らしいことですね。

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