ブログ 「ごまめの歯軋り」

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京都の仏像 三十三間堂  「 迦楼羅像」

2007年12月11日 | 京都案内
観音二十八部衆像  迦楼羅像

いずれも寄木造(よせぎづくり)で、彩色されている。等身大で、写実的な表情が特徴。千手観音の眷属であり京都の三十三間堂では1001体の千手観音像が祀られた須弥壇の前に二十八部衆の像が並んでおり、現在国宝となっている。
迦楼羅(Garuda) :金翅鳥(こんじちょう)とも言い、竜を好んで常食するという伝説上の鳥である。
観音二十八部衆像
三十三間堂では、次の二十八尊である。雷神側→風神側の順に示す。
那羅延堅固(ならえんけんご)
大弁功徳天(だいべんくどくてん)
緊那羅王(きんならおう) 羯鼓(かっこ)
金色孔雀王(こんじきくじゃくおう) 剣
大梵天王(だいぼんてんおう) 薬壺(やっこ)
乾闥婆王(けんだつばおう) 転法輪(てんぼうりん)
満善車王(まんぜんしゃおう) 槌・蛇(つち・へび)
沙羯羅竜王(しゃがらりゅうおう) 剣・蛇(けん・へび)
金大王(こんだいおう) 独鈷(とっこ)
金毘羅王(こんぴらおう) 弓・矢(ゆみ・や)
五部浄(ごぶじょう) 剣・短剣(けん・たんけん)
神母天王(じんもてんのう) 銅拍子(どうびょうし)
東方天(とうほうてん)
毘楼勒叉天(びるろくしゃてん) 独鈷(とっこ)
毘楼博叉(びるばくしゃ) 三叉戟・独鈷(さんさげき・とっこ)
毘沙門天(びしゃもんてん) 三叉戟・宝塔(さんさげき・ほうとう)
迦楼羅王(かるらおう) 横笛(よこぶえ)
摩和羅女(まわらにょ)
難陀龍王(なんだりゅうおう) 竜(りゅう)
婆藪仙人(ばすせんにん) 経巻・杖(きょうかん・つえ)
摩醯首羅王(まけいしゅらおう) 鳥杖(とりづえ)
畢婆迦羅王(びばからおう)
阿修羅王(あしゅらおう)
帝釈天王(たいしゃくてんのう) 豊鏡(ほうきょう)
散脂大将(さんじたいしょう) 剣(けん)
満仙人王(まんせんにんおう) 三叉戟・独鈷(さんさげき・とっこ)
摩睺羅迦王(まごらかおう) 琵琶(びわ)
密迹金剛(みっしゃこんごう)


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