ブログ 「ごまめの歯軋り」

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奈良の仏像 川原寺 「持国天像」

2008年12月24日 | 京都案内
川原寺 「持国天像」 重要文化財

像高さ193cmの木造 平安時代前期10世紀の作品 今は亡失している十一面観音の守護神であった 
川原寺
川原寺(かわらでら)は古代日本の政治文化の中心であった飛鳥(奈良県高市郡明日香村)に所在した仏教寺院。別名を弘福寺(ぐふくじ)。飛鳥寺(法興寺)、薬師寺、大官大寺(大安寺)と並び、飛鳥の四大寺の一に数えられた大寺院であったが、中世以降衰微した。川原寺跡は国の史跡に指定されており、現在はかつての中金堂跡に川原寺の法灯を継ぐ真言宗豊山派の寺院・弘福寺が建つ。天智天皇が母の斉明天皇(皇極天皇重祚)が営んだ川原宮の跡地に創建したとする説が有力となっている。川原宮は、斉明天皇元年(655年)に飛鳥板蓋宮が焼失し、翌年岡本宮へ移るまでの間に使用された仮宮である。


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