Nonsection Radical

撮影と本の空間

すぐに影響されるタチ

2010年04月24日 | Weblog
某月某日
某氏の話の影響で無性にライカが欲しくなった。
といってもSではなくMでもない。
SMではないというとRでR。
ライカの一眼レフというのは触った事はあるが、撮った事はない。
触ったのは8と9であるが、どちらも縦走シャッターでそのショックが気に入らなかった記憶がある。
それに握りが思ったほど良くなかった。
握りはやはり江戸前である(意味不明)。
というわけで(?)7か6かなと思ったが、冷静と情熱のあいだで考えてみると、これってニコンFM3と同じではないかと。
それは違うという声はもちろん聴こえてくるが、satoboの撮るような写真ではどちらも宝の持ち腐れに変わりはない。
でもさぁ、Rってやっぱりカッコ良すぎるじゃない?
Mには魅かれないけど、M以上に実用すぎて実用性に乏しい魅力がある気がするかもしれない気がしないでもない(苦笑)。
FM3でもハヤリを気にしたオヤジと思われそうで気が気ではないのだが、実際は製造中止や人気が出る前に買った格安新品ヨドバシ品なので、ちょっと心外ではあるのだけどね。
なのに今更Rなんかぶら下げて歩いた日には「カメ爺」呼ばわれされるが目に見えている。
お似合いなのは昔使ったペトリ+ソリゴールだろうと自分に言い聞かせ、今回の誘惑から逃げたのである。
君主危うき近寄らず。

とはいうものの、据え膳喰うは男のサガ、というからね。
すっかり人気のなくなった(いっとき流行ったフィルムカメラブームはペンにスライドしてしまったようだ)フィルムカメラ、それもR89を持って無駄打ちするのも悪趣味で身に合っているかもと悪魔のささやきが聴こえなくもなくない気がしないでもない。
その前にボロボロF5をわざわざ買って自慢する会(代表取締役胸の振り子さん)にも参加したい気もするし。
そうやって考えているときが一番楽しい事を自覚しているので、その楽しみをなくさないためにもこれ以上カメラは買わない。
買うのならF6だな・・・(苦笑)
コメント (2)
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