Nonsection Radical

撮影と本の空間

局アナの時代

2010年04月10日 | Weblog
某月某日
昨日は昼間から体がだるくて、頭もモウロウとして、ヤバいなあと感じだったので7時前には退社した。
こんなに早く帰ったのは久しぶりだったが、帰宅後すぐに爆睡。
今日は多量の水分補給でプツリを警戒。

昨夜の予定日記は以下

不況でスポンサーが集まらず、制作費削減で番組打ち切り、出演者変更とテレビ、ラジオは大変な事になっている。
これまでも若い芸人を使って出演料を安くするなどをしてバカ番組オンパレードに「改編」してきたのだが、それでも追いつかずに、まもなく放送空白時間が出るのではと「期待」されるようにまでなっている。
デジタル化で沢山のチャンネルが出来ることが(BS、CSではすでに)、夢のように語られていたのだが、そんなに番組作れないだろうと思っていたのにプラス、スポンサーが集まらないという放送局にとっては肝心の「目的」が達成出来ない事で、放送というビジネスモデルが崩壊し始めている。

そういう中で、某局アナウンサーが独立するという「噂」が流れて、なんだかなぁ、と思ってしまったのだ。
人件費を抑えるのにはタレントを使うよりも局の人間を使う方が効果的だ。
だから面白くない、とは思わない。
局の人間ではまかなえない部分はタレントを使えばイイ。
その典型的なのはNHKである。
おもにラジオの話をすると(テレビは観ないからね)、NHKのラジオ番組は結構面白い。
もちろんバカ番組などはなくて、ガハハと笑う事はないのだが、十分個性的な番組づくりがされていて、アナウンサーにも親衛隊(ただしジジババ)がいるようだ。
これまでも「無個性」と言われがちなNHKアナであるが、たくさんの名物アナを輩出してきた。
民放に流れて行った人も多い。
でも、それほど成功はしていない。
民放でも独立するアナウンサーは多いが、これからは時代を考え、局アナでいるほうが「活躍」出来ると思う。
なにしろ経費削減で活躍の場が減っている上、内容も薄くなってきているのに、高いギャラで雇う必要があるかとなるはずなのだ。
そういう場で強いのは「正社員」であるのは放送だけではない。
独立して大儲けの時代ではない。
独立して好きな事が出来る時代ではない。

そういう観点から今後の局アナに求められるのは、局の代弁者としてのアナウンサーではなく、番組を創り出して、リードしていけるアナウンサーではないか。
バブルの時代の女子アナブームのようなのはゴメンなのは、彼女達にはトーク能力がなく、進行能力も欠けていたからだ。
もちろん時代がシロート的なタドタドシさを求めていたので(シロートブーム=テレビもビデオもね)、一概に彼女達を責めないが、能力のなさを買われたというのは確かである。

これからは局アナの時代。
独立など考えずに局内で活躍して欲しいのだ。
コメント (2)
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