癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

金剛堂山&白木峰

2009年11月08日 | 登山・旅行
今日は予定通り1600m峰を2座ゲット。どちらの山も、11/3の残雪がc1300付近で現れ、頂上稜線の道は雪にズボズボ埋まりながら歩いた。薄曇りにもかかわらず、ずっと半袖のTシャツでも汗を掻くほどの気温だった。

○金剛堂山(1650m)〈富山県〉ニ百名山 ※妻同行

名前からも伺えるように、奈良時代に山岳信仰の修験場として栄えた山とのことだが、岩山でもなく、岩場もない穏やかな山だった。

南砺市利賀の波栃谷登山口から頂上とされている前金剛を経由し、最高峰の中金剛までピストンした。前金剛には一等三角点が設置され、御影石の立派な祠、山の記の石碑、巨大な方位盤など賑かだ。

山頂一帯は森林限界を越えて広い笹原で、遮るもののない展望がみごと。西には雪化粧した名前通りの白山、東には北アルプスの山々・・・黒い剣岳、どっしりと真っ白な薬師岳、白く尖った槍ヶ岳が印象的。

登り3時間、下り2時間05分。20人ほどに出会う。下山後、白木峰を目指して、1時間ほどの移動。

○白木峰(1596m)〈富山県/岐阜県〉三百名山 ※単独

山名の由来はブナから来ているらしい。「おわら風の盆」で有名な越中八尾(今は富山市)の山奥の「ニ十一世紀の森キャンプ場」からくねくねとした林道を走って、本来は1300m地点の駐車場まで上がれるはずだったが、道路工事で1140m付近で通行止め。妻は車の中で爆睡。

5分ほど林道を歩き、下から続く登山道に取り付く。最初から最後まで急できつい直登尾根で、登りも下りも汗が流れた。

ここも山頂一帯はおおらかな草原で、小規模な湿原が広がっていた。北アルプスの展望が近くなり、富山平野の展望が広がる。下山は、白木峰山荘経由でくだった。

登り

下山後、道の駅・たいらまで移動して、近くの温泉・ゆー湯ーで夕食も摂って、道の駅に戻る。明日は、人形山と大門山の予定。時間的に余裕を作って36年振りの五箇山の合掌造り集落もゆっくり見たい。

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