癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

スキーのち濁川温泉での年越し

2018年12月31日 | 日常生活・つぶやき

 ここ5年間は温泉に泊ってのんびり年越しをすることにしている。2015年は湯の川温泉のホテル万惣、2016・2017年は濁川温泉ふれあいの里、2018年はホテル恵風だった。
 今年は、「迎春の膳」という特別料理と多彩で濃厚な感じの温泉に惹かれて、3度目の「カルデラ濁川温泉保養センターふれあいの里」で過ごすことにした。

 


 妻の希望で、一昨年同様、大沼グリンピアスキー場でスキーを楽しんでから旅館に向かうことにした。2時間券で十分だというので、13時から15時まで滑って、宿には15:30にチェックイン。



広い本館のロピー(ふれあいの間)


 過去2回は新館の部屋に泊まったが、本館にある温泉や食事場所までの長い渡り廊下が寒いのが難だった。そこで、今回は部屋にトイレはないが、少し安くなる本館の部屋を予約してみた。
 リフォームされているのか、新館の部屋より広くてきれいだった。しかも、階段を降りるとすぐに温泉と食事の部屋で、寒い思いをしないで済んだ。


岩風呂や檜風呂のある大浴場のほかに露天風呂もある。(公式サイトから借用)


いよいよ一番の楽しみな大晦日の特別料理「迎春の膳」













最後に出てきた年越しそば、すまし汁、デザート

大晦日の温泉三昧で、これだけの年越しの特別料理を食べて、ここの値段で泊まれる宿はほかには見当たらない。

 ちなみに、この濁川温泉は、直径約2kmのカルデラ地形の濁川盆地にある温泉郷である。ここで温泉か発見されたのは江戸時代のこと。
 寛政10(1798)年に奉納された薬師如来像が歴史の古さを感じさせる。その後、文化4 (1807)年、温泉場の開設を村役人の加賀屋半左衛門 が幕府に願い出たところ、幕府下役の小川喜太郎、間宮林蔵が巡見し、山道の開削を命じ、新たに湯治場を開設したのが濁川温泉の開湯とされ、以来、効能の高い湯治場として今日まで利用されてきている。


 開湯の地である「元湯神泉館」前には、昭和38年に設置された「濁川温泉発祥の地」の記念碑がある。現在営業している温泉は7軒。


 1982年に運転が開始された地熱発電所があり、温泉熱を利用した野菜のハウス栽培が盛んである。

 みなさん、良いお年をお迎えください。

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