例年であれば、今頃は、上掲の自分が参加してきたクロカンスキー大会の案内状が揃う時期である。ところが、今年は1枚も届かない・・・当然、新型コロナの影響で、すべて中止になったからである。
一昨年までは、1月の「HBC歩くスキー大会」、2月は4週連続の「札幌国際スキーマラソン」「おおたき国際スキーマラソン」「恵庭クロカン」「湧別原野オホーツククロカン」に参加してきた。ところが、昨年は全道的な雪不足で、「HBC」と「おおたき」以外はすべて中止になった。そこで、「恵庭」と同じ日に開催された「美瑛宮様国際スキーマラソン」に急遽参加しただけで終わっている・・・ほかは、2年連続の中止である。
このクロカンスキー大会は、自分にとっては冬の体力維持のメインイベントである。大会参加のための往復、大滝か札幌の常設コースでの練習も含めるとそれに費やしている日数は15日ほどになる。その分だけ、体を持て余しそうなシーズンになりそうだ。せめて、大滝のコースが開設されれば、何度かは練習に出掛けたい。
ただでさえ、参加人数が減っているこの種の大会である。今後心配なのは、その存続である。何とか、2022年には新型コロナが収まって、開催されることを願うだけである。
スキーはスキーでも、今シーズンは、26歳でSAJスキー指導者資格を取得してから51シーズン目を迎える。それでも、シニアスキークラブ「函館ライフスポーツ」のシーズン10回の講習会や、「HYML(北海道の山メーリングリスト)スキーキャンプ」の講師を依頼されて、この年になってもまだ現役で指導する機会に恵まれている・・・感謝以外の何物でもない。
「ライフスポーツ」の講習会は、予定通り計画されているが、ルスツスキー場への宿泊遠征は中止になった。また、「HYMLスキーキャンプ」は、2回目の泊りがけの懇親会も中止になり、1日日程となった・・・にっくき新型コロナである。
さらに、1年おきに参加してきた、「SAJ指導者研修会」も中止になっていて、研修の機会が減ったのも残念である。
◎『Skier2021』見本誌恵贈
ここ数年、山と渓谷社で年に2回発刊されている『Skier』の見本誌が恵贈されてくる。
この編集責任者が、4年前から「湧別原野オホーツククロカン」に参加するようになり、『北海道夏山ガイド』の執筆者の一人である元ヤマケイ社員のテツさんの紹介で、大会当日、温泉宿に3人で一緒に泊まって親交を深めている関係からである。
この『Skier』は夏と冬の2回発刊されている。夏号は、主に来シーズンの各メーカーのスキー用具の紹介がメインで、冬号は、名手へのインタビュー、スキーエリアガイド、スキー技術に関する内容などがメインで、それに『ファミリースキーお役立ちBOOK 親子版』がセットになっている。今回送られてきたWinter号は、すでに12/2に発売となっている。
その中から、目次と、興味を抱いたページを紹介したい。
元オリンピック選手で、函館市の隣の北斗市出身の佐々木明氏の「谷川岳のマチが沢を滑る」記事
トップデモンストレーターの井山敬介氏の技術解説の記事
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