<外輪山462ピークから眺める恵山と火口原・・・こちらから見える範囲はヘリからも見えるし、地上部隊もくまなく捜索済み>
昨夜から今朝にかけて、「新日本百名山・恵山を登る会」のメンバーや個人、さらには地元の山岳団体にも協力依頼の下記メールを発信した。
すでに、数人からの参加申し込みが届いているが、HYML(北海道の山メーリングリスト)へも流したら、白老と札幌の方から早速の申し込みがあって驚いた。2014年の故齋藤浩敏さんの捜索のときも、札幌方面から多くの参加をいただいた。このときは、行方不明者が同じ山仲間だったこともあるのだが・・・。
この後の予定は、5月31日(日)に数人で、登山道からもし椴法華側へ迷い込むとしたら、どこにその可能性があるのか、岬展望台や外輪山の462峰辺りまでの登山道や椴法華コースも含めて偵察し、捜索範囲の絞り込みを行うつもり。
なんとか佐藤晶君を捜し出したい。この一念で、弁当も怪我もすべて自分持ちのボランテイアである・・・この想い天まで届け!
なお、昨夕、中央署では北海道新聞から、函館新聞からは電話取材受けたが、昨夜の函館新聞電子版に掲載されていた。
また、さきほど、その記事を見たというUHB(北海道文化放送)函館支社の記者からも取材申し込みのメールが入っていた。電話番号を知らせておいたら、電話をいただいて取材を受けた。
<メンバー募集の送信メール>↓↓↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
各位
恵山・佐藤晶君の自主捜索のご協力依頼について
新日本百名山・恵山を登る会・代表 坂 口 一 弘
同 上・事務局長 鎌 鹿 隆 美
新型コロナの影響で、自粛生活を余儀なくされておりますが、皆様にはご健勝にてお過ごしことと存じます。
さて、みなさんご存じの通り、5月15日に姉2人と恵山に登り、先に下山したまま行方不明となった佐藤晶君ですが、道警山岳遭難救助隊を初めとする警察・消防・自衛隊による11日間、延べ560名による大規模な捜索が行われました。しかし、発見には至らず、5月26日で大掛かりな捜索は終了しました。
20005年9月の「岩崎元郎さんと登る新日本百名山・恵山記念登山会・講演会」を機に発足した当会としては、5月25日の政府の新型コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言全面解除も発表されましたので、できる範囲で自主的な捜索活動を行いたいと考えております。
函館中央警察署の捜索の中心となった方からの情報もいただき、了解も得ましたので、関係者と話し合って、【添付文書】のような対応を考えております。なにとぞご協力のほど、よろしくお願いいたします。
【添付文書の内容】
1<組織>
捜索本部を「新日本百名山・恵山を登る会」(坂口)に置く。
捜索に協力してくれる方々を、個人的に、あるいは、いろいろな山岳団体を横断的に募って、捜索隊を組織する。捜索隊事務局を「はこだて自然倶楽部」(鎌鹿)に置く。
2<日程>
警察からの捜索情報をもとに、現地の状況を事前偵察した上で、捜索範囲を策定し、現時点では、第1回目は、6月7日(日)を考えています。第2回以降は、第1回目の結果で判断いたします。
3<捜索協力者の募集>
6月7日の捜索に協力できる方は、6月3日(水)までに、下記へ連絡ください
○氏名、住所、年齢、自宅電話番号、携帯電話番号、メールアドレス、血液型
・坂口一弘 090- メルアド @gmail.com
・鎌鹿隆美 090- メルアド @gmail.com
4<予想される捜索範囲>
函館中央警察署の話では、比較的捜索の手が入っていないのが、椴法華側の斜面とのことなので、そちらを重点的に考え、捜索現地本部は、ホテル恵風の駐車場を考えています。
5<実施計画書>
偵察・下見をした上で、メンバーが確定した段階で、詳しい捜索活動実施計画書を作成し、送付します。
6<装備>
・詳しい装備は、のちほど実施計画書にも記載しますが、ヘルメット、マスクは必携。ご用意できる方は、GPSまたはGPS機能付スマホ、熊スプレー、シュリンゲン、カラビナなどをお願いします。ザイルは、班ごとの共同装備。
7<お願い>
・あくまでもボランティアの自主活動です。弁当も怪我もすべて自分持ちです。保険等の加入は個人でお願いいたします。
・捜索場所は、藪漕ぎ、岩場が中心となりますので、それなりの体力・技量と装備が必要になります。ただし、捜索は無理だけど、現地捜索本部でのお手伝いならという方を若干名募集しております。
・以上のことを承知の上で、お仲間を誘っていただくことは大歓迎です。決まったら事前にお知らせください。
・単独行での捜索活動で入山することは厳に謹んでください。