根釧地方の太平洋側は、山がないこともあり、山旅ついで通ることもなかった。そこで、今回は、基本的に、そのシーサイドラインを中心に、車と歩きで、ゆっくり巡る旅にしたいと思った。
今日は、その手始めとして、釧路湿原巡りからスタート。釧路湿原は部分的には見たことはあるが、いろいろのところからじっくり眺めたいと思ったからである。
◎まずは、釧路市湿原展望台~温根内ビジターセンターの湿原探勝歩道の歩き(14.4km)から
発着地点の釧路市湿原展望台
歩いたトラックログ。釧路市湿原展望台の丘陵地の木道を巡り、湿原の西側を一直線に続く探勝歩道(旧鶴居軌道跡)を進み、温根内木道を回って温根内ビジターセンターまで歩いた。帰りは、国道を戻ってきた。3時間35分。
湿原展望遊歩道入口
北斗展望台からの湿原の展望
丘陵地なので、アップダウンが激しい。
木道を湿原に向かって下って行く。
湿原の西側を一直線に延びる湿原探勝歩道(旧鶴居軌道跡)へ出る。
ハンノキ林の中を進む。500mごとに北海道自然歩道「霧と湿原の道」の標識が設置されている。
広いヨシ原を右手に見て進む。
温根内木道入口
温根内木道の奥には、ここだけに広がる高層湿原(ミズゴケ湿原)。他は低層湿原なので、趣が違う。
初めて目にしたヤナギトラノオとヒメカイウ。ここの湿原以外では目にしたことがない。
カキツハタと、谷地坊主の上に咲くエゾイソツツ。
再び、旧鶴居軌道跡の歩きとなる。ゴールのビジターセンターは近い。
温根内ビジターセンターに到着。
ビジターセンター入口から国道を歩いて戻る。
国道の途中から眺める東側の湿原。
発着地点の釧路市湿原展望台から、南側の釧路市街地を眺める。
◎湿原の外側の国道や道々のドライブ
まずは、南下し、釧路市街地を通り、東側の国道391号を北上する。
達古武湖。向かいはキャンプ場
細岡展望台から西側の湿原を眺める。奥の山頂部を雲に覆われている山は雌阿寒岳。
サルボ展望台から眺めるとうろ湖
コッタロ展望台から北側の湿原を眺める。
コッタロ展望台から東側のの湿原を眺める。
途中、通行止めが2ヶ所もあって遠回りもあり、今日の車中泊場所の釧路市道の駅阿寒丹頂の里に着いたのは、16:30だった。とにかく釧路湿原は広かった!
ここの道の駅は温泉もあるので、まずは、温泉に入って、夕食を食べた。「釧路御膳」(すけそう鱈のフライ、鹿肉、牛肉、豚肉)と生ビール。それからブログに取り組んだので、すっかり遅くなった。
今回の旅の食事計画
今回は、長い山旅同様に、山用コンロの他に卓上コンロも持ち込んだ。朝に無洗米のご飯を1合炊いて、3当分にして、昼用のおにぎりを2個作り、残りを朝に食べる。朝のおかずと汁物は適当に。夕食は、外食かコンビニか、簡単な鍋物。