癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

企画展「写された幕末・明治の函館」

2012年07月15日 | イベント鑑賞・参加

 市立函館博物館で7/14~9/23の間、市制施行90周年記念企画展「写された幕末・明治の函館」が開催されている。

 横浜・長崎と並んで日本の写真発祥の地の一つとなっている函館には,幕末以降に数多くの写真家により撮影されている。本展では,写真家の中でも,特に,松前城や土方歳三の肖像などを撮影した田本研造(没後100年)を中心に,函館で活躍した写真家とその功績を紹介している。
 また,あわせて幕末から明治にかけて写された町並みを,古地図と共に展示し,函館の町の変遷が紹介されている。


 展示コーナーは4つに分かれていた。1)箱館・写真の伝来、2)函館で活躍した写真師、3)明治期の函館写真、4)大火と復興。これまで目にしたことのない写真が多かった。

 
 それは、この展示会のために、函館市中央図書館では、市立函館博物館・北海道立函館美術館とともにガラス湿板・乾板ネガ原板の共同調査を開始した。その結果、その存在が確認され、その写真が多く展示されていたことによるようだ。


 この企画展で展示しているガラス原板の高精細デジタルデータは、函館中央図書館のホームページで公開している。
 http://www.lib-hkd.jp/gph/top.html