癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

極寒ブリザードの中のレース

2012年02月13日 | スキー・クロカン
        

 昨日の「第22回おおたき国際スキーマラソン」は、例通りXC-KID'Sメンバーを中心に15名で、バスを仕立てて参加。ちなみに、昨年は、コースが大雨で流されてしまい、中止になっている。

 参加者合計825名、そのうち自分が参加した15kmは245名、その中でも一番多い年代が60歳以上の89名。この大会も元気な年寄りが多い。しかし、その中でも自分より高齢者は25名ほどしかいなくなっているのが寂しい。 

        

 スタート時の気温-11℃、雪温-10℃、それに吹雪模様の天候の中をスタート。これだけ寒いとどうしても滑りが悪い。おまけに、一番きつい坂を登り切って、高台へ上がったら、ものすごいブリザード状態。コースすらはっきり見えない。とにかく寒い。向かい風やら横風やら、ひたすら前の選手の姿とトレースだけが手がかりの苦しい滑走が続く。楽しむなどという雰囲気はまったくなし。ひたすら、ゴールしてこの辛さから解放されることだけを励みに、耐えるのみ・・・。

 高度を上げて行くに連れて、ワックスが合わないのか、どんどん滑りが悪くなる。10km付近の一番高いところがもっとも渋く、そこから楽しみにしていた下りに入っても、前の人との差がどんどん開いていく。

 結果、順位は目標の20位以内をかろうじてクリアできたが、タイムは1時間28分でワーストワン。しかし、これは上位入賞者達も10分以上も悪いタイムだったので、順当なところである。みんなも異口同音に「これまでのレースで最も寒くて辛いレースだった」とのこと。       

        

 いつもはゴールするとすぐにビールを飲みたくなるが、今回はそれどころではなかった。名水亭の温泉に入って初めて、その気になった。帰りのバスは、例によって3時間半の宴会バスと化した。これが楽しみで、毎年参加しているところもある・・・。

 詳しい完走記は、親サイトの下記でどうぞ!
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