癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

暑寒別岳・暑寒コース

2006年05月06日 | 登山・旅行
快晴の下、増毛市街地から除雪がされて車で入ることができた登山口を5:50にスタート。

昨夜から暑寒荘に泊まっていた2名の車がありましたが、まだ誰も登っていないようである。
コースに1~100までの番号札がダケカンバの木がなくなる1228ピークの下まで付いている。

尾根に上がったら、頂上まで続く尾根がずっと見通せる。右手にずっと西尾根を見ながら登る。

天気はいいが、西風が強烈。最後の箸別コースとの合流ピークの急斜面は、帰りは一番おいしい斜面だが、まだアイスバーン状態で、風にあおられて転びでもしたら、滑落しそうで怖い。

エッジが利かないので、無理苦理直登し、それが無理になって、エッジを斜面に叩きつけながら東側から巻くようにトラバースして行くと頂上が見える。もちろん一番乗り。

待望の奥徳富岳~群別岳~浜益岳~浜益御殿~雄冬山との対面。しかし、風が強烈でゆっくり見られない。写真だけ撮ってケルンの陰に避難して休憩。遠望は霞んではっきり見えず。南は樺戸山塊のビンネシリ、北は三頭山くらい。

隣の西暑寒別岳への稜線は、ナイフリッジの上、途中に岩場があって、とても行けそうにもない。

50分ほど休んでも、誰も来ないので、いよいよ楽しみな下山開始。

箸別コースとの合流ピークを巻くと、下から登って来る人が数人見える。

一番楽しみにしていた斜面を思いっきり大半径のターンを刻む。一気に滑り下りるのがもったいなくて、登って来る人のところで止まっては挨拶をする。二人目の方が初対面ではあるが、HYMLのshiさんという方。myHPをときどき見ているとのこと。

さらに少し下がると、はるか下から手を振っている人がいる。向こうではこちらを知っているようだ。近づいて行くと、何度も一緒に滑っているサトシン@札幌さんであった。

全部で12名に出会う。登山口へ着いたのが、まだ11時。楽しみにしていた山であったが、ちょっと呆気ない感じ。

タイム 登り 3:45、下り 0:40

下山後、増毛市街地の観光をして、岩尾温泉に寄ってのんびり。

明日は、浜益御殿から雄冬岳と浜益岳の両方に登る予定。