
三月になり、人の移動の季節になりました。
学生さん、単身赴任、コロナ禍でオンライン化が進んで例年より東京への転入は少なくなったと報道もありますが、週末になると不動産屋さんが物件見学者を引率している光景を見るとまだ、東京への転入者は多いようです。
多くの方は一人暮らし。 必要家電も一人用。
冷蔵庫は小型の需要があります。
この冷蔵庫選びで注意して欲しい事があります。
冷蔵庫の冷やし方で、直冷式という方式があります。
主に小型の冷蔵庫は3万円以下で売られている場合が多い。
ひとり暮らしに向いているサイズですが、落とし穴があります。
それは霜が付く事です。
冷凍室に霜が付き定期的に取り除いてあげないといけないのです。
これを怠ると、分厚い氷の壁が冷凍庫内に付着して大変な事になるのです。
ひとり暮らしの生活シーンを想像します。
多くの方は小型の冷蔵庫では飲み物くらいしか入れないと思います。
冷凍食品を入れる程の冷凍庫の庫内の大きさは無いのです。
せいぜい熱が出た時のアイスノン程度かな。
そうなると、冷凍庫のドアすら開ける事は無くなります。
数ヶ月ぶりに開ける冷凍庫のドア。
恐らくビックリするくらい霜が付いています。
そして慌ててそれを取る行動をとります。
手っ取早く思いついたのは、フォークです。これでガチガチ突っつき砕いて行きます。でもここでやってしまうのです。冷凍庫内の壁面を刺してしまうのです。・・・・故障します。
毎年、こんな故障を見ています。
この場合は修理が出来ません。
買い替えなければなりません。
ここで更にこの直冷式冷蔵庫のおススメしない点があります。
廃棄する時のリサイクル料金です。
ご存知のように冷蔵庫を処分するにはリサイクル料金が発生します。
このリサイクル料金は均一では無いのです。
製造メーカーによって違います。
直冷式冷蔵庫の製造メーカーは、小さいメーカが多くこのリサイクル料金が高い設定になってる場合が多いのです。
大手メーカーは直冷式冷蔵庫は生産が少ないのです。
買い替える時に小さい冷蔵庫なのに処分代が高くてびっくりする事もあります。
このように、直冷式冷蔵庫は、使い勝手の悪さ、壊してしまう危険性、壊れた時に買い替える時の処分料金の事を考えてススメ出来ないのです。
冷蔵庫選びの参考に。
動画でも伝えています。
栄電気のサイトはこちら。