地デジトラブルを分析する

数日間ではありますが、地デジトラブルの傾向を報告します。

１、アンテナなど受信設備関係

　a) UHFアンテナが立っていなかった。　
　b)アンテナは立っているが、壁のTV端子やコードの不具合。
c)大家さんがCATVからUHFアンテナに切り替えた。　


ＵＨＦアンテナが無いのは、映らなくて当たり前だろう、とは思わないで。
共聴で受信していたところは、この考えの方が多い。
アンテナの見積もりをしても、いつ施工できるか？　
他をあたっても良いですよと言ってますが、ウチの見積もり安いので、
結局はウチに来ちゃうんだよね。　

アンテナ工事はしてもらったらしいのですが、TV端子やTVまでのコードや
プラグの不備も多くあります。
この場合は、その場で交換できるので、お客様もほっとしています。

大家さんがいきなりCATVからUHFアンテナに変えてしまったトラブルも発生してます。
特に江東区のCATVは地デジの周波数が違うので、TVの再設定をしなければ見れなくなるのです。　
本来なら住民と良く話あって変更するべきですが、何の知らせも無く変えるなんて、
施工業者も一言家主に言うべきだと思いました。
このお客様はSTBで見ていたので、契約も途中解約をして、TVも購入しなければならなくなりました。


２、ＴＶの設定など。　

a) アナログで見ていて地デジのボタンを知らなかった。
b)BCASカードが入ってない、紛失　
c)地デジのチャネルスキャンを行っていない。

アンテナもTVも地デジの環境が揃っていたのに、今までアナログで見ていた方の多いこと。
２０件くらいは、この対応をしました。　電話での問い合わせは、その場でボタンを押してもらい
納得してもらったり、リモコンを持参した方はボタンの位置を教えたり。　
ホントは買った所に教えてもらうべきですけどね。

BCASカードがTVに入ってなかった方も数件ありました。　中には紛失したので、再発行してもらいました。　

チャンネルスキャンをしてない方も多く見られます。特に量販店で買って自分で設置した方は多く感じました。
中には６年近く前のＴＶがありました。　それまでずーっとアナログで見ていたと思うと気の毒です。

３、ラジオでのＴＶ音声
お年寄りや、耳の遠い方、目の不自由な方は、ＴＶの音声だけをラジオで聞いている方が多いのです。　
ＴＶの音は消してラジオを耳の近くに置いて聴いたりしてます。

現在、ＴＶ音声の出るラジオはありません。　早く作って欲しいものです。

さて、明日はどんなトラブルがあるのだろうか？


読んで頂きありがとうございます。　

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