天気予報では、今日は雨は降らないはずなんだけどなぁ。
雲行きが怪しかったけど、本降りになるとは思わなかった。
お客様もそのようで、傘も持たずに来店。
買い物を済まして帰ろうとしたら・・・・
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しばらく雨宿りしましたが、止みそうもありませんでした。
そこで、お顔とやった作業は覚えているものの、住所が思い出せないので
『どちらからお越しでしたっけ?』 と私。
『大島3丁目』とお客様。
『それじゃ車で送ってあげますよ』 と私。
購入された暖房マットとお客様を車に乗せて、配送。
到着して玄関まで品物を届けると、『ちょっと待てって』と部屋の中へ。
『これタクシー代ね』と小封筒を頂きました。
そういうつもりはありませんでしたが、ここで押し問答をやってもしょうがない
ので、素直にお礼を頂きました。
車に戻り、ちょっと気になった封筒の中身を覗くと・・・
ナント!! 一万円札が!!
すこし震える手で1万円を封筒の中に戻し、考えてしまいました。
これってもしかしたら1千円札と間違えたんじゃないかと。
でもこういうのって、後から間違えたから返して・・ なんて言うはずないし。
こちらから、返しに行くのも、相手の気持ちを傷つけてしまうし。
そこで帰ってからお礼の電話をしました。
『先ほどはタクシー代には多すぎるお代ありがとうございました』
そしたら
『いいのよ、あの時うれしかったし、助かったし』
『それに、以前エアコン工事の時、よくしてくれたから、いつかチップを
あげようと思ってたのよ』と。
どうやら、この1万円はお客様の気持ち、そのものだったようです。
店を終えて、封筒から一万円を取り出し、ニンマリしながら今日一日を
振り返る私でした。
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