つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

カルベ・ディエム 豊田市美術館 いのくまさん 刈谷市美術館

2012年09月19日 | おススメの展覧会、美術館訪問

豊田市美術館「カルベ・ディエム 花として今日を生きる」と刈谷市美術館「猪熊弦一郎展 いのくまさん」に出かけてきました。

 

それぞれに鑑賞の目的があり出かけた展覧会でしたが、企画が面白く、思いがけず長居をしてきました。

下の画像は ノット・ヴィタル 2011年作 「Lotus」 

蓮の花のつぼみは 何とも不思議に美しいものです。

展覧会のテーマ「カルベ・ディエム」はローマ時代の格言で「今日を生きよ」という意味だそうです。

死の意識を喚起することによって生へのアプローチを試みる。

現代美術の魅力もよく味わえる作品群でした。

2012091707100000_2













Image























猪熊弦一郎は洋画家(1902~93年)

 

今回の展覧会は2006年に出版された 絵・猪熊弦一郎 文・谷川俊太郎の絵本「いのくまさん」をテーマに開催されています。

 

期待していた前期の作品があまり見られず残念でしたが、猪熊弦一郎の収集したおもちゃの数々を展示したコーナーなど楽しみました。

用意された猪熊作品のぬりえに子供たちが一生懸命色付けをしていた姿も印象的な展覧会でした。

 

豊田市美術館カルベ・ディエムは9月23日までの開催。

刈谷市美術館いのくまさんは11月4日までの開催となります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする