Yuhiの読書日記+α

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真珠の耳飾りの少女

2011年08月10日 23時20分34秒 | 映画(さ行)
17世紀オランダの天才画家フェルメールの肖像画をモチーフにしたベストセラー小説を映画化したもの。監督はピーター・ウェーバー、キャストはスカーレット・ヨハンソン、コリン・ファース、トム・ウィルキンソン、キリアン・マーフィ他。

<あらすじ>
1665年オランダ。失明した父の代わりに家計を支えるため、画家フェルメール(コリン・ファース)の家で使用人として働くことになった17歳の少女グリート(スカーレット・ヨハンソン)。やがて、その美的センスをフェルメールに認められた彼女は、彼の手伝いをし始める。(シネマトゥデイ)


このタイトルの絵画が日本にやってきた時、見に行ったことがあるので、ぜひとも見てみたい映画でした。
実際に見てみると、色彩や映像がとても素晴らしくて、予想以上に見ごたえありました。絵画的というんでしょうか。こんなに繊細で美しい映画を見たのは、久しぶりのような気がします。きっと映画を映画館の大画面で見たら、もっと感動しただろうな~と思うと、ちょっと悔しい・・・。

また、この絵画のモデルを演じたスカーレット・ヨハンソンは、本当にこの絵のモデルにしか思えないほどイメージにあまりにもピッタリで、ビックリしてしまいました。彼女以外の人だったら、きっとここまでうまくいかなかったんじゃないかな?とさえ思える程です。キャスティングした人、ほんとスゴイ!

キリアン・マーフィはもっと活躍するのかと思っていたら、あまり存在感なかったですね~。すごく期待していたので、少々拍子抜けしてしまいましたわ^^;

で、肝心のストーリーですが、こちらは思ったほどドラマチックな展開にはならず、ものすごく淡々としていました。抑えた演出から滲んでくるものは確かに感じられるのですが、メリハリがないせいか、面白味というのはあまり感じられませんでした。
実際にあったことかもと思えるくらい、この時代の雰囲気がよく出ていたので、あと少しストーリーにひねりがあれば、もっと楽しめたのにな~。残念!